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ジョジョの奇妙な冒険 外伝 十一部

1 :名無し募集中。。。:2005/12/31(土) 19:22:18.31 0
第一部http://ex10.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1126009707/
第二部http://ex10.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1126188551/
第三部http://ex10.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1126351996/
第四部http://ex10.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1126429984/
第五部http://ex10.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1127471824/
第六部http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1129825051/l50
第七部http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1131108674/
第八部http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1132323188/
第九部http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1132834445/
第十部http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1133008387/l50
第十部http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1134554630/
難民の遺産http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1128000528/

まとめttp://kikyou.sakura.ne.jp/~vh/giniro.htm

やれやれだぜ・・・

2 :ルージ ◆Nhby061s.k :2005/12/31(土) 19:22:21.42 0
ああ、ガムやるよ

3 :名無し募集中。。。:2005/12/31(土) 19:23:21.30 0
乙!!

4 :名無し募集中。。。:2005/12/31(土) 19:24:44.97 0
3秒で2ゲットかよ

5 :名無し募集中。。。:2005/12/31(土) 19:27:26.59 0
さて・・立てたはいいが
今夜はニスト達は集うのだろうか

6 :名無し募集中。。。:2005/12/31(土) 19:37:24.20 0
スレ順落ちるの早えー

7 :名無し募集中。。。:2005/12/31(土) 19:39:12.37 0
南海キャンディーズのしずちゃんの部屋にジョジョの
ポスターとフィギュアが飾ってあったって既出?

8 :名無し募集中。。。:2005/12/31(土) 19:42:18.87 0
初耳だ俺もまだまだだな

9 :名無し募集中。。。:2005/12/31(土) 19:42:46.93 0
〜すいません〜

          保全組



10 :名無し募集中。。。:2005/12/31(土) 19:52:47.46 0
また飛びそうな予感

11 :名無し募集中。。。:2005/12/31(土) 20:02:09.07 0
単独鯖だから大丈夫

12 :なんみん:2005/12/31(土) 20:04:21.81 O
スレ立て乙です!やっぱ十一なんだww

13 :名無し募集中。。。:2005/12/31(土) 20:05:55.50 0
12だろ?

14 :名無し募集中。。。:2005/12/31(土) 20:09:10.97 0
前スレは10部前々スレも10部
だからこのスレは11部なのです

15 :名無し募集中。。。:2005/12/31(土) 20:15:02.18 0
しかし紅白みて思ったけど
現実と銀色の永遠内での久住のキャラのギャップが激しいよな

16 :名無し募集中。。。:2005/12/31(土) 20:28:21.89 0
ここで年を越そうか

17 :915:2005/12/31(土) 20:29:57.77 0
>>15
まあ小春ってまだキャラがよくつかめてないんで
僕は出しにくいんですよねw

18 :名無し募集中。。。:2005/12/31(土) 20:32:17.44 0
俺らのは勝手にキャラつくっているだけだからOK  

19 :名無し募集中。。。:2005/12/31(土) 20:46:10.93 0
まあね

20 :◆I7CTouCqyo :2005/12/31(土) 21:11:02.44 0
>>1
スレ立て乙です!!
ぎゃー現エピ今年中にオナリきれんかったorz
すいませんいろいろ忙しかったもんで…そして今日もオナれなそう汗
>>7
マジッすか!?知らなかった…
>>15
小春初エピん時、全然キャラ知らなかったからなぁorz
なんかのスレのミラクルエースって小説参考にしたらこんな感じになっていたという。
でも最初のころに比べたら少しは茶目っ気出てきたはず…え、出てないッ??
ノリo´ゥ`リ<言わないで…

では良いお年を!!
俺も携帯から保全していきますね!!!


21 :名無し募集中。。。:2005/12/31(土) 21:11:21.82 0
なんとなく保全するか

22 :名無し募集中。。。:2005/12/31(土) 22:00:56.41 0


23 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2005/12/31(土) 22:14:55.85 0
スレ立て乙!
飛ばせない!!

24 :名無し募集中。。。:2005/12/31(土) 22:45:18.29 0
こまめに保全

25 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2005/12/31(土) 23:25:08.77 0
やべ!近所が火事だ!

26 :名無し募集中。。。:2005/12/31(土) 23:44:07.40 0
なんだってー?!

27 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2005/12/31(土) 23:50:38.86 0
12月23日 AM11:13
ぶどうヶ丘高校 校内

「おい・・・・口は慎めよ!」
ザジズゼザジゾ・・
額に血管を浮かせた伊達の周りに黒山が広がる。

「はぁ?何だぁ?その汚らしい蟲は?それで私をどうしょうってんだァァアア!!」
三好の周囲の空気が歪む。
背後に赤黒い人影が煮え立つ。

「てめぇ!『スタンド使い』かッッ!?」
伊達は階段を三段ほど下がり間合いを取る!
「だったらなんなんだってんだァァッァァッァ!!!!」

28 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2005/12/31(土) 23:51:51.75 0
これが今年最後のオナ!!

29 :915:2005/12/31(土) 23:56:36.82 0
銀色の永遠 〜亀井絵里は部活動にはげみたいF〜

「スタンド使いとスタンド使いは惹かれあう運命って言うしさ、
 お互いスタンド使いの身の不幸を呪うしかないでしょ」
「いやそうですけどね・・・・・・・・・」

なんか納得いかないなあ・・・・・

「でさ、アナタの能力は聞いての通り、
 先輩が知っていて教えてくれたのよ、さっき」
「はぁ・・・・・」

だいたいうちの部って能力とか顔とか割れすぎだよな・・・・

「心配しないで。私の能力も単純でさ、
 隠しても仕方ないんだよね・・・・」

そういうと嘉陽さんは人型のスタンドを出現させた。
なんか、いまいち緊迫感がわかないなあ・・・・

「マジシャンが見せる前から種明かしするのもおかしな話だけどね・・・
 って、ぼ〜っとしてないでアナタもスタンド出しなさいよ」
「はいはい・・・」

もうど〜でもいいや。適当に相手して隙見て逃げようっと。
そう思いながらとりあえず僕はエリザベスを出現させた。

「それがアナタのスタンドね。
 私のスタンドはラビリンス・イン・アイズって言うんだけどね、能力はさあ・・・」

そういうと嘉陽さんのスタンドがパンチを打つ格好をした。

30 :915:2005/12/31(土) 23:57:06.26 0
>>28
乙です!
ってことでオイラも年末最後にちょいだしオナ。
みなさん良いお年を〜

31 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 00:00:03.21 0
乙ッ!
そしておめ!!!!

32 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/01(日) 00:11:31.94 0
>>30
915さん乙!

ニスト&保全組!
あけまして舞波!
今年もオナっていきましょう!!

33 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 00:34:56.63 0
明け舞波しておめでとうござい茉麻

34 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 01:02:53.12 0
今年初の保全疾走

35 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 01:37:04.50 0
今年二回目の保全疾走

36 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 01:45:20.06 0
スマン後は頼む・・・

37 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/01(日) 02:00:57.52 0
就寝前保全!!

38 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 02:27:09.32 0
おでん

39 ::2006/01/01(日) 02:49:37.28 O
前スレさん915さん乙 でした!
保全組のみんなも乙です!
このスレがこんな続くと思わなかった…っていつもコレですね俺w
ってなわけであけましておめでとう保全!


40 :なんみん:2006/01/01(日) 03:10:13.34 O
あけおめ!ことよろ!みなさん乙!帰ったら冒頭だけでもオナ初めするかな

41 :610:2006/01/01(日) 04:18:51.71 O
あけおめ!みなさん乙です!
俺もただ今構想中。。。

42 :100:2006/01/01(日) 04:45:03.06 O
あけおめことよろ!
おれは今まで通り保全組で潜伏しとくんで
ニストさんたちは今年もどんどん出しちゃって下さい!!!

43 :◆I7CTouCqyo :2006/01/01(日) 06:14:16.99 0
保全!!

44 :◆I7CTouCqyo :2006/01/01(日) 07:15:06.31 0
年始めチェックゥゥゥ!!!!!!!!

45 :◆I7CTouCqyo :2006/01/01(日) 07:41:14.35 0

どうする!?
こんな状況で幼稚園ン中入って事務室に案内されたら…事務室にいるであろう
岸部露伴に何を思われるのだろうか?
きっと、本気であたしを始末しにかかるぞ。ヤツはあたしの能力をすべて読んで
知ってしまっている。

・・・逃げた方がいい。

そんな考えが浮かんだが…あたしは幼稚園の玄関に足を踏み入れた。
ダメだ、今ここで逃げるわけにはいかない。
あたしには知る権利がある。寺田のおっさんの『取引き』のことだ。
仕事を引き受けてくれればあいつらをクリスマス公演で歌わせてやるだって?
バカな、それだけのハズがない。
絶対に何かあるぞ、スタンドに関係した何かがある!!
この事はいずれマコにも教えておくか…あいつ、なんか知りたがってるみたいだし。
寺田のやつ…いったい何を考えているんだ?
それにもう一つ、あたしには考えがあった。
今、こうして岸部露伴のスタンド『ヘブンズ・ドアー』の影響が出てきているとすれば…
あたしはきっと…!!!


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…


46 :◆I7CTouCqyo :2006/01/01(日) 07:42:42.01 0

「あ、もしかしてぶどうヶ丘高校の生徒さんですか?」

前の朝と同じ先生があたしを来客用の玄関で迎え入れてくれる。
あたしは本のようになった顔をおさえて、無様な姿を誤魔化していた。
一般人から見たら、今のあたしは一体どんな風に見えているんだろうな。

「いま事務室にご案内するんで…」

「いえ、ちょっとトイレに行きたいんで、いいですか?」

「え、はい。あ、事務室の場所は」

「そこを左に曲がった小さな曇りガラスのついてるドアの部屋ですよね。
済んだら行きます」

そう言うと、あたしは踵をかえしてトイレに向かう。
園内はまだ迷路化してない…行くなら今しかないんだ。
もちろん、向かうのは園児用の男子トイレだ!!!



「あの子、どうして事務室の場所を知っていたのかしら。トイレの場所も…
きっとここの卒園生か何かなのね」


47 :◆I7CTouCqyo :2006/01/01(日) 07:45:06.15 0

「これさ、スタンドっていうんだっけ?すごくね?この迷路俺が作ってんでしょ?
マジすごくね?」

「僕も『水を熱湯』にできるんだ。これ超能力だと思ってたけど、寺田先生が
言うには『スタンド』っていうらしいね。僕の場合は変な夢見てからこの超能力を
手に入れたんだけどさ」

「変な夢?」

「うん、なんかかっこいい学ラン来た人…右肩に『兆』って刺繍がしてあったのが
印象的だったな。まぁその人がいきなり僕の部屋に立ってて、弓矢で射抜かれた夢さ。
リアルな夢だったなぁ、死んだかと思ったし。それ以来、水を一瞬で熱湯にできる
ようになってね。お湯沸かさなくてもカップラーメン作れるようになっちゃったよw」

「便利そうだなぁ」

「ウエンツはなんでまたいきなり迷路作り出せる能力なんか身に付けたんだ?
きみとは付き合い長いけど、僕ぜんぜん知らなかったよ」

「いやさ、演劇部の寺田先生の部屋に呼ばれて話してるときに、気を失ったらしくて。
目を覚まして、その時言われたんだ。能力を貸してやるから協力してくれって。
そしたら舞台に立たせてやるって。なんだかよくわかんないけど」

「そういや僕もおかしいこと言われたよ。この仕事が終わったら僕の能力を
『くれ』だってさ。ま、舞台立たせてくれんならいくらでもあげるけど」

「そーいや、なんで寺田先生は徹平が超能力…じゃなくてスタンド使いだってことを
知ってたんだ?」

「さぁ…昔そういうことを調べられる力持った女の子がいたって話だけど。
超能力者って意外と多いんだな。あ、違うかスタンドだスタンド」

48 :◆I7CTouCqyo :2006/01/01(日) 07:46:57.10 0

「ふーん。つーかさ、石川さんだっけ?未だに迷路に足踏み込んだ感覚が
ないんだけど、まだ事務室にいんのかね」

「マジで?困ったな…これじゃテストになんないよ。つーかウエンツは石川さんって
どんな人か知ってる?」

「知らないな、長期入院してるってことしか」

「そっか。可愛い子だったらいいなぁ〜なんてね」

「てかさ、さっきから気になってることあるんだけど言っていい?」

「何?」

「なんでこの個室だけ、鍵閉まってんの?」


ドガシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!


「「うわああああああああッ!!なんだあああああああッ!!!!!!?」」


やる気十分!
あたしはスタンドで内側から男子トイレの個室のドアをぶん殴って壊す!!
ボロボロだったブギートレイン03は、白銀に輝いて…藤本美貴サマの完全復活だぜ。


バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!

49 :◆I7CTouCqyo :2006/01/01(日) 07:50:33.68 0

「…で、よ。あたしはあんたらに聞きたいことがある」

あたしは手加減してボコした小池徹平とウエンツ瑛士を見下ろして言った。
よくよく考えたら、今回はボコす必要なかったんだよな。
どうやらやる気が勢いあまって溢れてしまったらしい。
まぁドンマイだべ。


ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!!


「い、いひかわひゃん…なんてバイオレンスな…」

…もう面倒くさいから、石川さんと呼ばれてもいいや。

「お前たちさ、寺田の先公との『取引き』ってなんだ?」

「そ、それはこの仕事を引き受けて…」

「そんなこたぁーわかってんだよ!さっき便所でウンコ座りしながら聞いてたからなぁ!
あたしが知りたいのはそんなことじゃあねー!!なんで部外者のお前等がスタンド関連の
ことで寺田から話を持ちかけられるんだよってことだ!!!」

おかしい話だよ、まったく。
今までは部外者のスタンド使いを『警戒』していたような感じではなかったか?
カラスについてもそうだし、現在は演劇部員の一人ではあるが、三年生の
村田めぐみの時だって、美海の指令に『注意して〜』伝々って書いていたじゃあないか。
それがなんでどこで能力を手にしたのかもわからない男子生徒に、テストだなんて
協力をさせる?
寺田先生がスタンド使いにし、二次審査落ちした国分亜美や、三年の倖田來未に
頼むならまだしも…なんか辻褄があわねーよ!!

50 :◆I7CTouCqyo :2006/01/01(日) 07:51:42.98 0

「おい、なんとか言え!!」

「やめてくれよ…そんなこと僕らの知ったこっちゃあない」

「なに?」

「僕らは舞台で歌いたいだけだ…そのためだったら何だってする…来年は
もう大学受験だし、今しかないんだよ!!!」

「徹平の言う通りだ…チャンスがあるならなんだってするさ。わけがわからんことでも、
それで俺たちの歌を聴いてもらえる機会が作れるのならなぁ!!!」

な、なんだこいつら…
マジでそんなことを考えているのか?
二人の目はマジだ。あたしはちょっと圧倒されていた。
夢のためならなんだってするってぇのか…?
そういえば…あたしにも夢があったな。


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


51 :◆I7CTouCqyo :2006/01/01(日) 07:53:18.22 0

あたしの紙芝居は…大失敗だった。
カニのハサミがないことを園児に突っ込まれた事なら、まだいい方だ。
もっと痛い一言を言われてしまった。

『その話知ってるー!もう飽きた!!』

無邪気だよな、子供って。
きっと、なんの悪気もなく言ったんだろうよ。
自前で画用紙とクレヨン買った自分がバカみてーだorz
そんなあたしを見て、取材に来ていた岸部露伴はうすら笑いを浮かべていた。
きっと心の中であたしをバカにしていたに違いない。
そして、未だにあたしのブギートレイン03がボロボロになっていると思っているんだ…
治したのは…前の朝のお前だよ。
演劇部を狙っている漫画家の男、岸辺露伴か…
こいつとは、また会うことになりそうだな。

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…


なにはともあれ、あたしのブギートレイン03は完全復活した。
いま、とても気分がいい。
この気持ちを誰かに伝えたい!!
そうだ、よっちゃんさんにでもメールすっかな!!
あたしは幼稚園からの帰り道、鼻歌を歌いながら携帯電話をいじくっていた。


52 :◆I7CTouCqyo :2006/01/01(日) 07:54:29.61 0

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


『どうだい、ナイフを鋭利に研ぐことはできたのかい?』

「十分すぎるくらいやった…てか、性格変わったんとちゃうかな?」

『どういうことだ?』

「相手は遠距離型のスタンドやったんだけど…なんかフルボッコにされよってなあの二人。
ちょwまっwwwなんで近距離パワー型みたいなことやってんねん石川」

『遠距離型のスタンドが…不思議なこともあるもんだな。ところで、これはもらって
いいんだな?水を熱湯にする能力らしいが…』

「ええよ。アイツも必要ないみたいやからな。でもそんな能力、神父はんに
必要なもんなんやろか?」

『前にも言ったろう?適材適所ってやつさ…ところで一つ聞かせて欲しいんだが』

「なんや?」


53 :◆I7CTouCqyo :2006/01/01(日) 07:55:20.24 0

『なぜあの二人を始末しなかった?前みたいに』

「神父はん…わいはな、聖職者の前に一人の音楽を愛している人間や。音楽が
好きな少年たち…昔を思い出すなぁ…わいにもあんな頃があった」

『まさか…そんな理由だけで生かしておくのか?』

「それだけで十分やな、奴らはもうスタンド使いじゃあらへんし。あいつらは
音楽以外の事はハナクソほども思ってないんや。だから心配もあらへん。それにこの町、
行方不明の少年少女数、おかしいぐらいに多い。それに関与するってのも…なぁ?」

『何を今さら…要は、きみの気まぐれか』

「簡潔に言うとそうやな」

『フフ…やっぱりきみは、とんだ聖職者のようだ』


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


54 :◆I7CTouCqyo :2006/01/01(日) 07:56:54.86 0


岸部露伴
スタンド名:ヘブンズ・ドアー

小池徹平 再起不能
スタンド名:不明(水を熱湯にする能力)

ウエンツ瑛士 再起不能
スタンド名:ティナーサックス

藤本美貴 完全復活
スタンド名:ブギートレイン03


TO BE CONTINUED…




55 :◆I7CTouCqyo :2006/01/01(日) 08:06:01.53 0
今年初オナニー完了!!
って、なんじゃそりゃって終わり方だな 汗
水を熱湯にする能力については、名前知らないんで不明ってことにしちゃいました

で、一応四部作なんすけど、オナり方しくじって、時間軸がごちゃごちゃッすね
実際は
evergreenとReal Me → ブギトレは白銀に → 憤怒の〜 → 寺田にテラー
の順でした!!

では、今年もよろしくお願いします!!
次回は…まだ未定ですウギャーッ!!!

56 :なんみん:2006/01/01(日) 08:27:13.23 0
>>1さん乙です!!帰宅スレチェックしたらキテター!!
BT03復活おめ!!舞波ネタもチラッと
WaTの2人もなんだか切ないっすね…へタレだけにw
これでまた相関が複雑になりましたねー今後の展開に期待です!!

57 :なんみん:2006/01/01(日) 08:44:04.09 0
呼び出し食らった…寝れねー!!!!ではノシ

58 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 11:05:32.12 0
保全疾走

59 :915:2006/01/01(日) 11:35:43.59 0
>>55
乙です〜!

そうか!承太郎は記憶DISCを抜かれたからあんな状態になったのであって、
スタンドDISCだけ抜いたら普通に生活出来るんだ。
じゃあ袴田と山崎の二人を殺す必要無かったんだwwwwwwww

60 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 12:41:41.83 0
保全疾走

61 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 13:25:12.64 0
保全疾走!!

62 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 14:40:45.98 0
保全疾走

63 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 15:41:52.20 0
オラァッ!

64 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 16:54:07.48 O
正月から保全

65 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 17:49:13.18 0
hozenn

66 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 18:12:17.33 0
保全がグンバツの女

67 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 19:23:52.00 0
保全疾走

68 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 19:35:31.89 0
何がミラクルだ、ここがもう濡れ濡れじゃねえか

69 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 19:53:37.99 0
言わないで・・・

70 :なんみん:2006/01/01(日) 20:02:37.68 0
帰宅!!眠てー!!拷問かよと
あらためて皆さん明けましておめでとうございます
オナ初め!!朝に書いた分を今出しまっす!!

71 :なんみん:2006/01/01(日) 20:04:58.29 0

銀色の永遠 〜ダンス・ウィズ・ヴァンパイア《Flowers for …》〜


「星って…あんなに沢山あるんだな。たまには夜空を見上げるのも良いかもな」

窓を開いて空を見上げれば、一面にキラキラと満天の星。
そして一際目立つ満月の光はとても神秘的でいよいよ輝きを増している。

「悪りィなマコ、今時間戻してもかえって怪我がヒドくなるだけだからな」
自分自身の傷を治した藤本は、片手で拝みながら小川に謝る。
正確には計りかねるが、現段階で満月の流法の限界は『5分』と予測される。
つまり、怪我から5分過ぎてからでは、時間を最大限に戻しても怪我は治らない事になる。
「ま、良いヨ。少し休んでたせいか、そこそこ落ち着いて来たからサ」

藤本は腕時計を確認する。ちょうど8時を回るところだ。
「さて、亀井探しに行かねーとな…」
「…oi……ミキティ…」

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

すぐ側に長身の男が立っていた。色白で黒髪……写真の吸血男だ!!

72 :なんみん:2006/01/01(日) 20:05:56.27 0

「て、てめぇッ!!!!」
藤本は男に走り寄り、両手で胸元をグッと掴み掛かる。

「ちょッ、待って下さい!!藤本さんッ!!」
「あぁ?亀井ッ!?」
「エネスコさんは悪くない!!エネスコさんは悪くない!!エネスコさん…」
突然飛び出してきた亀井は、同じ言葉を繰り返しながら、必死に藤本をエネスコから引き離す。
「亀ッ!…まさかおめぇまで洗脳されちまったのかッ!?」
「ち、違うよ…!!」
「おいッ!目を覚ませ!!ゴルァッ!!」

ブンッ!!!!

BT・03で亀井に殴り掛かる!!
「うわああああッ!!!!」

ビタアッ!!

寸止め…亀井の目の前で拳を止める。
「…おめぇはいちいち人を信じ過ぎるんだよ。上戸ん時だってそうだ。そうやって騙される。
 ……だけどよ…そこがおめぇの『良い所』なんだよな」
藤本はスタンドを引っ込める。
「…おめぇを信じる」

「ふ……藤本さんッ!!キャーキャーッ!!やったー!!」
亀井は嬉しそうに藤本に抱き付く。
「ありがとうございますぅ。でも大丈夫、僕は洗脳されてませんよ」

73 :なんみん:2006/01/01(日) 20:06:56.93 0

「…そうなのか?」
「はい。ついでに高橋さんの催眠もすでに解けているそうです」
「マジでかッ!?……アイツ…正気でアレだけ容赦ねーのかよ!!」
「まあ、戦闘時の愛ちゃんはいつもアンな感じだけどネ…」

「やはりこのバラの香り…バラの記憶がそうさせるのでしょう」
エネスコがそっと語る。
……コイツ、えっと…エネスコだっけか?…つか、マジイイ男じゃねーか!!
「『記憶』とはどこで成されるものかという議論が世界の各学者達によってされているそうです。
 生物学のみでは無く、物理学、医学、社会学、心理学、天文学、考古学、哲学、宗教学…
 ほぼ全ての学問と言っても良いでしょう。
 『記憶』とは日々の生活よりも身近で、宇宙よりも広大な世界なのです」
「脳みそじゃ無いのか?」
「はい、脳ですね。しかし、その脳を形成する為にはまた別の『記憶』が必要になります。
 脳を持たない植物はどうでしょう?草花達の成長のメカニズムとは…?」
「い、遺伝子だろ?DNAだっけ?」
「では、DNAは一体何の『記憶』によって形成されるのでしょう?」

「ゴメン、ちょっと待った……マコ、理解できるか?」
「oioi…とりあえず今のところはナ…ナンとなくだけド…」
藤本と小川の2人が顔を見合わせていると…、
「バーカ!それくらいも分からんのか!!」
怒鳴り声に2人は振り返ると、呆れ顔でコチラに近付いて来る白いドレス。

「はぁい☆」

74 :なんみん:2006/01/01(日) 20:08:00.97 0

「高橋…」
「愛ちゃんン!!」
「高橋さんッ!!」
高橋は笑顔で3人を見渡す。いつものあの笑顔だ。

「フレッド・ホイルという天文物理学は言いました…」
エネスコは続ける。
「この自然界で確率的ににも、生命が偶然誕生したと考えるのは間違っている……、
 この宇宙には『知性』という『力』がすでに存在していて『生命のもと』を形作った…と」
「「「????」」」
「ほやね」
高橋だけが納得顔でエネスコを見詰めている。
「つまり、『知性』という力はビッグバンより先に存在していて、
 全ての物質や生物は『知性』に導かれ、その『知性』をすでに保有しているのです。
 …要するに『記憶』とはその『知性』から導かれるモノなのです」

藤本は感心したようにうなずいている。
「なるほど…とりあえず分からないってコトが分かった」
「ミキティもかィ?ワタシだけじゃ無かったよォォォォ!!!!」
「僕も…分かるような気もするけど、にわかには信じ難いような…?」
「亀子の反応はごく普通やよ。この2匹は『知性』を保有していないコトが分かった」
「「『匹』ってナンじゃいィィッ!!!!」」

「バラにも己の体験した『記憶』を残し、それを後世に伝える能力があるという事ですね。
 バラの『痛みの記憶』…それがこの香りによって私達に伝わるのです」

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ…

75 :なんみん:2006/01/01(日) 20:11:04.08 0
これだけ!!ホントに触りです
あの一文はフー・ファイターズですねハイ
で、ちょい寝ます!!ではノシ

76 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 20:25:07.64 0
乙!!
ふじもんもマコもアフォだなぁw

77 :915:2006/01/01(日) 20:27:59.81 0
>>75
乙です!
さっきまでハードにやってたのにすぐにアホアホに戻るみきまこワロスw

ではオイラもオナ続きます

78 :915:2006/01/01(日) 20:28:19.64 0
銀色の永遠 〜亀井絵里は部活動にはげみたいG〜

と・・・・・

「うわぁ!!!」
僕の目の前をスタンドの腕が現れてパンチが耳元をかすめた。

「こ、これは・・・・!」
嘉陽さんのスタンド本体の腕は途中から消えている・・・

「私のスタンドの能力はさ、空間の好きな所に入り口と出口を作って
 スタンドや私の身体を自由に出入りさせる能力なの。
 範囲はそんなに広くは無いんだけどね、
 パンチやキックも自由なところから出せるから避けるのに苦労するよ」

そう言いながら嘉陽さんのスタンドはまるで何かに突っ込んだ腕を
抜くように身体を動かすと、するすると腕が出てきた。
それに比例するように僕の目の前の腕が根本から消えていく。

う〜ん、直接攻撃型のスタンドなんだね・・・・。
とにかく蹴りを入れて空中に浮かせてしまえば良いか・・・

「それじゃあ始めましょうか」
嘉陽さんのラビリンス・イン・アイズが身構えた。
スタンドは身体にまるで宝石や鏡がちりばめられたような
デザインなので、夕日に反射してキラキラする。

「はいはい・・・・」

そう言って僕もエリザベスを身構えさせた。
うわ、自分やる気ねえ・・・・・

79 :915:2006/01/01(日) 20:30:22.31 0
銀色の永遠 〜亀井絵里は部活動にはげみたいH〜

「いくよ〜」
嘉陽さんが言った。嘉陽さんとの距離3メートル。
僕の射程距離内だけどおそらく向こうもそれくらいかなあ・・・

ブンッ!!!

そんな事を考えているとラビリンス・イン・アイズが腕をふるった。

ドゴッ!!!!!!!

突然エリザベスのすぐ横から腕が出現してエリザベスの脇腹にパンチがヒットする!

「ぐふっ!!!!」

僕は一瞬呼吸が止まりそうになりながら思わず飛び退いた。
やべえ!のんきに構えていたけれど・・・・
このスタンド・・・・

結構危険だ!!!!!!

「その顔、ようやくスイッチ入ったようだね」

嘉陽さん、いや・・・・、嘉陽が不敵に笑った。




80 :915:2006/01/01(日) 20:31:28.17 0
銀色の永遠 〜亀井絵里は部活動にはげみたいI〜

そしてラビリンス・イン・アイズがパンチを繰り出す!!

ドゴッ!ドガッ!バゴッ!

繰り出したパンチの数だけ、エリザベスの前から、横から、後ろの方から、
次々とヒットする・・・・・!

パンチ一つ一つの威力は人並みだけど・・・
どこからパンチが出てくるかわからないから
避けることが出来ない・・・・!

僕は必死になってエリザベスにパンチやキックをさせるけど
なんせ向こうのパンチのタイミングはわかっても
どこから出てくるのかわからないから当てる事が出来ない。

ボゴッ!!!!

うげえ・・・・・・・・ッ!
やっべえ・・・・。みぞおちにモロに食らってしまった・・・

「結構がんばるね」
嘉陽はそう言うけれど・・・・
足がガクガクする。結構気持ち悪い。吐きそう。

仕方ない、ここは一旦間を取るか。
でもこの四方からの攻撃、そう簡単に逃れられないぞ・・・・・

あれを・・・・試してみるか・・・・

81 :915:2006/01/01(日) 20:33:18.65 0
今日はここまで!
まだオチ思いつかねえ!どうしようw

82 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 21:00:53.46 0
乙!!!!

83 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 21:55:17.24 0
保全疾走

84 :名無し募集中。。。:2006/01/01(日) 22:36:06.99 0
ho

85 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 00:12:54.27 0
ほぜる

86 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/02(月) 00:18:37.60 0
メシャヤッ!

伊達の足元から『管のようなもの』が突き出し襲いかかる。
「くぉぉおッ!」
伊達は後ろに飛び退く。
一瞬、蟻の存在が動きを鈍らせたため管は空を切る。
「くッ!邪魔なッ!」
三好は伊達を追撃しようとするが妙な感覚に躊躇した。

「追ってこね〜のか?まぁそれが正解だな!」
空中を落下しながら伊達は余裕そうに笑みを浮かべる。

「来い!ニグラ(黒)ッ!」
蟻の一群が黒い梯子を形成し伊達はそれを掴んで着地する。
「どうだ?面白れーだろ?こいつ等一匹一匹は非力でも集合すればなぁ・・・」
伊達が三好に焦点を合わす
「出ろ!『フォルミー』ッッッ!!」
その声に感応して黒い影が三好の前に立ち塞がる。
「!!!!?」
三好を躊躇させた感覚が具現して現れた。

「一手遅いなァ!!蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻
 蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻
 蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻
 アリーィィィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

87 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/02(月) 00:23:43.23 0
うわッ!少ない!ですが今日はここまで!
1さん!なんみんさん!915さん!乙でしたッッ!!
保全組も乙!!


88 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 01:16:59.87 0
C・F・H!!(クロス・ファイアー・ホゼン)

89 :なんみん:2006/01/02(月) 01:46:10.63 0
起きた!!感想くれた方々dです!!
>>915さん乙です!!
嘉陽の覚悟次第ではもっともっと強くなれる可能性を秘めたスタンドですねー
ぜひともオチがピコーン!するのをじっと待っております!!
>>前スレさん乙です!!
蟻蟻キター!!変身の応用イイっすねー!!自分で考えといてアレですがアビー好きですねー
イカれ三好強いし…戦いの勝敗とは別にとにかく伊達の雄姿に期待です!!
>>610さん…亀レスになってしまいましたが次回作期待してまっする!!
>>100さん…ことよろ!!保全頼りにしております!!
ニストさん保全組さん読んでくれる方々本当に乙&dです!!

90 :なんみん:2006/01/02(月) 02:10:11.54 0
前スレ先生!!あの…そんな大した事では無いのですが…
サブタイの「ヴァンパイア」と「《Flowers for …》」の間に半角スペースが欲しいです…2つとも
あと「フレッド・ホイルという天文物理学者は」が正解です!!
ええ…もう…なんと言いますか…すみません…orz

91 :610:2006/01/02(月) 03:20:44.68 0
皆さん乙です!
感想はあとで書かせていただきます
俺もちょっとだけ出来たんで出します!

92 :610:2006/01/02(月) 03:25:06.13 0
銀色の永遠 〜美容師は恋をする〜@


「しまった!寝坊した!」
枕元の目覚まし時計を見て美貴は慌てる
10時過ぎてるッ!あ〜もう!また無意識にベル止めちゃってたよ…

今日は土曜日、学校はもちろん休みだ
でも今日はもうちょっと早く起きなきゃいけなかったんだ!
この前学校帰りにレンタルビデオ屋で借りた『霊幻道士』(キョンシー最高!)
今日の朝10時半までに返しに行かなきゃなんないからだ
延滞料金とられるのは絶対イヤだし…めんどくさいけど急いで行かなきゃ!
美貴はベッドから飛び起きると身支度も程ほどにチャリに跨った
「飛ばすぜッ!うおっしゃああああッ!!」

・・・
「ふうっ…」
なんとか返却を終えた美貴はゆっくりとチャリを漕ぐ
よかったギリギリ間に合った!
でも寝起きに激しい運動はキツイな、頭がクラクラする…
無駄な体力使っちまったぜ


93 :610:2006/01/02(月) 03:27:54.98 0

「あれ!?」
そのとき街中で知った顔の二人組を見つけた
あれは亀井と麻琴じゃねーか?でもなんかいつもと雰囲気が違うような…!?

「あ!藤本さん」
「お〜うミキティ!」
二人が気付いて近づいてきた

「よォ!何やってんだよオメーら!?」
近づいてみて分かったぞ、雰囲気違うと感じた理由が…こいつら髪切りやがったな

「美容室に行ってきたんですよ、最近駅近くにオープンしたばっかりの」

「へーそんなの出来てたんだ、どこに?」

「『シンデレラ』っていうエステサロンがあった所だよォ!急に潰れちゃった店!
ドゥ・マゴのすぐ近くにあったじゃんかァ!」

「ああ!そういえばあったな、店主が行方不明になっちゃったんだっけ?」

「そうそう、しばらく空き家になってたけどそこに新しく出来たんですよ」

「へ〜…」

「それより見てくれよミキティ!あたしらイケてると思わないかァイ!?」
「前は東京で働いてたっていうカリスマ美容師に切ってもらったんですよ〜!」

94 :610:2006/01/02(月) 03:29:44.92 0

そう言って2人は頭を近づけてくる、う、ウゼー…
でもよく見てみると確かに変わったな…!
2人とも髪型自体は以前とあんまり変わってないんだけど、なんか洗練されたっていうか
一気に垢抜けた感じだ!都会のオーラが出てるッ!
麻琴なんかメッシュまで入れやがって…!

「うんまあ確かに良くなったな…美貴も行こうかな」

「そうだよォ!ミキティは行った方がいいよォ!内面が酷い分せめて外見くらい
気を使わないと…」
グシャ!
「麻琴いま何か言ったか?」
「NOォォォ――――!!せっかくセットしてもらった髪を掴むなーッ!!」

「でも確かに藤本さん美人だからちょっといじればすっごく変わると思うな〜ッ!
今だって髪ボサボサじゃないですか!本当もったいない…」

「亀井ちゃ〜ん!さすが分かってるじゃん!そうだよね、よし!行って来るぜ!」

あ、でもこの格好じゃヤベーな、なんかオシャレっぽい所みたいだし
流石にジャージじゃ行けないよね…髪も多少は整えたいな
一回家に戻って着替えてこよっと!

95 :610:2006/01/02(月) 03:32:37.12 0

「え〜と…サロン『Revolution(レボリューション)』ここだな!」

身支度を終えた美貴は教えてもらった店の前まで来た
思ったとおりオシャレな所だな
店のデザインは白でまとめられており、通りに面している壁はガラス張りになっている
お客さんは外の通りから殆ど丸見えだ、あんまり慣れてないなこういうとこ
外から見えるお客さんは2人くらい、今の時間はあんまり混んでないみたいだ

「いらっしゃいませ〜!」
店内に入ると店員のお姉さんが笑顔で挨拶してくる
しかしこういうとこの店員ってみんなオシャレだよな

「お客様、当店は初めてですか?」

「はい、初めてなんですけど…指名って出来ますか?」

「はい、出来ますよ」

「西川さんって方をお願いしたいんですけど…」
あたしは亀井に教えてもらった美容師の名前を告げた

「はい、わかりました、すぐお呼びしますのでそちらの席で少々お待ち下さい」

96 :610:2006/01/02(月) 03:35:47.35 0
とりあえず触りだけ
俺も見切り発車なんでどうなるかわかんないっすw

97 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 03:47:59.54 0
何がTMRだここが濡れ濡れじゃねーか

98 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 03:49:10.32 0
西川君敵か・・・。

99 :なんみん:2006/01/02(月) 04:37:01.32 0
>>610さん乙です!!やっぱ正月休みはこういう時間でも来ますねーイェイ
この『東村康一』ポジションの三人組ww書いてて楽しいですよね
西川君は敵なのか…?サブタイが気になるトコロです
余談ですが…ある人にとってはやっぱ髪型を変えるのは革命的なコトだったりしますね
なので美容室の名前…好きですねー!!今後の展開に期待です!!

100 :◆I7CTouCqyo :2006/01/02(月) 04:46:47.57 0
バイト帰宅!!
>>97
言わないで…w

>>なんみんさん
乙です!!
藤本もマコもアホだなwって俺もわかんねorz
それにしてもなんみんさんの話はすごいですね、これはやはり取材の賜物かな?
荒木もすごいからなぁ…俺も何か凝ったネタ探そうかな?
続き、楽しみにしてます!!
>>915さん
乙っす!!
空間の好きな所に入り口と出口を作る…おいおい超オナってて楽しそうな
スタンドじゃあないですか!!
亀のアレってのはなんだろう…wktk
>>前スレさん
乙彼です!!
三好VS伊達始まりましたね!!
俺も伊達使ってみたいなぁ…でも絡ませ方が思いつかない!!
蟻蟻ラッシュワロスw
>>610さん
TMキター!!
Revolutionって美容室の名前でわかってマジ燃えましたw
辻彩さんの店があったところに出来たってのも印象深いなぁ
カリスマ美容師たかのりクンに期待!!

つーわけで風呂入ったらオナろッと!!
ではまた後ほど!!


101 :◆I7CTouCqyo :2006/01/02(月) 06:16:59.49 0
オナ中ほぜむ!!

102 :なんみん:2006/01/02(月) 06:49:04.57 0
1さんおか絵里です&感想dです!
なんみんの場合凝り過ぎ!wwもっと単純な話のハズがいつのまにやら…orz
自分で言うのもナンですが、以降も怒涛の展開が待っています!!
これだけ広げた大風呂敷をどうやってラストで丸く収めるかで悩んでいます!!

103 :◆I7CTouCqyo :2006/01/02(月) 07:04:27.47 0
>>102
怒涛の展開っすか!!
エネスコさんとは和解できそうな感じだったけど、どうなるんだろう?
俺は今回も行き当たりばったり系になりそうですw

つ−わけでオナ・チェック!チェックゥ!!

104 :◆I7CTouCqyo :2006/01/02(月) 07:14:01.32 0

銀色の永遠  〜命懸けのランナウェイ〜


吉澤ひとみは高校二年生である。
彼は、ぶどうヶ丘高校のサッカー部のエースだ。
秋の地区大会の登録メンバーには去年と変わらず当然のように選ばれて大活躍したし、
趣味で地元の連中とフットサルのチームも組んでいる。
暇が出来たときに、コートを借りて試合をしたりするのだ。
彼は昔から、かっこいいものが好きだった。
自分がかっこいいと思ったものは何が何でもやってみたくなる、そんな性格なのだ。
スポーツ選手を生で見たとき、マジでかっこいいと思った。
水族館でなんちゃらウツボとかいうヘビのような魚を見た時もかっこいいと思った。
私服も普通のジーパンじゃイヤだと、かっこよくて凝ったデザインのものを穿いている。
最近はケミカルウォッシュよりもパッチワークが施されたデニムがお気に入りだ。
そういえば、れいながスカジャンを持っていたな。
後輩の、しかも女の子とかぶるのもアレだし、スタジャンでも買うか。
彼は石川梨華や道重さゆみのように、決してナルシストではない。
かっこいいものが好きなだけなのである。
だがそんな彼にも、人には言えない心の葛藤があった。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…



105 :◆I7CTouCqyo :2006/01/02(月) 07:14:46.25 0

クリスマス公演が着々と迫ってきた12月も半ばのある日。
普段は集まりの悪い部員たちも、この時ばかりは部室に顔を出していた。
全員出席とはいかないまでも、これは素晴らしいことだ!!
演劇部の部員の大半はそう思うかもしれない。
しかし、サッカー部と掛け持ちしている吉澤ひとみにとっては、普段部活に出ることが
当たり前なので、素晴らしいともなんとも思えなかった。
まぁ部長の俺が出席率いい方じゃあねーし、しょうがないか。
そう割り切ることにした。
だが彼にとっては、みんなの出席率が悪い方がいいのかも知れない。
なぜなら…


106 :◆I7CTouCqyo :2006/01/02(月) 07:16:17.26 0

「藤本さん!この衣裳、赤のフリフリが可愛くないですか?」

「お、なにそれ!!亀、ずいぶんいい衣裳に目ェつけたな!!」

「マーヴェラス!おお…マーヴェラスッッ!!!」

「みうな、何だよいきなり。おい愛ちゃんよぉ、マーヴェラスってなんだ?」

「オメ、毎日英語の勉強してたンでしょ?辞書引いて調べてみればァ?」

「そうだな、どれどれ」

「藤本さん、それ国語辞典…」

「ねぇねぇ、これ私着てみたいんだけど」

「待って、見つけたの僕だから僕が先だよ」

「じゃあ、あいだを取って美貴が着てやるよ」

「意味わかんないし!!あれ高橋さん、なんですかこの手は?」

「いや、赤っつったらあっしの色やよ」

「いつからそうなったんだバカ。ルノアールが赤いだけじゃねーか。
じゃあここはあれだな!公平にジャンケンで」

「「「よ〜し!!じゃんけん…ポイ!!」」」



107 :◆I7CTouCqyo :2006/01/02(月) 07:17:35.50 0

やかましい。
ニ、三人集ったら姦し姦しというが、今の場合は四人もいる。
青春、いろいろあるさ…


「よっしゃあ!!じゃあ美貴な!!!」

「じゃあ美貴な!じゃないよッ!!勝ったのは僕なのに!!!」

「よっちゃんさん、ちょっと着替えるから出てってくれ」


吉澤ひとみは無言で席を立ち、廊下に出る。
廊下はとても寒かった。
今日で何度目だろうか?
そういえば、さっきまでいた紺野あさみや小川麻琴、新垣里沙にも
ファッションショーをするからと言われ、八回ほど廊下に出されたのだ。
そして、その度に異性である自分に審査を要求してくる。
最後の方はもう面倒くさいかったので「あー前髪可愛い可愛い」とだけ言っておいた。
そして、それが終わったかと思えば今度は藤本、亀井、みうな、高橋の四人である。
今日はあと何回同じ事を繰り返すのだろうか?
女だらけの部活で男一人というのは、肩身が狭い事この上なかった。

あれ?俺…私、部長だよな?
なんでこんな惨めな思いしてんだ?


108 :◆I7CTouCqyo :2006/01/02(月) 07:19:49.29 0

しばらくして、部室のドアが開いた。
やっと終わったか、やれやれ。
開いたドアの隙間から、顔を出した亀井がニヤニヤしながら彼を覗き込むようにして
見ている。

「なんだよニヤニヤして。気持ちわりぃな」

「うへへ」

「うへへじゃあねー。ほら、終わったんなら中に入れてくれよ。骨身に
凍みる寒さなんだからよー」

「どうぞw」

なんだこいつは?
亀井は吉澤を見て、イタズラっぽい笑みを浮かべている。
いつもニヤニヤしてるヤツだと思っていたが、なんだかいつも以上に感じた。

「ッ!?」

彼はその光景を見て、目を丸くした。


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…


109 :◆I7CTouCqyo :2006/01/02(月) 07:21:11.34 0
ここまで!!
ちょっとワケありで再びこの文体っす!…やっぱ難しいorz

ではおやすミラション!!

110 :なんみん:2006/01/02(月) 07:34:54.08 0
>>1さん新展開乙です!!
男(しかも部長)であるがゆえの悲哀…大袈裟かw
でも寺田にいちおー認められるだけの何かがあるんだろうなー
吉澤が見た光景とは…エロ展開か!?…なんてww
続き期待してまスタープラチナ!!

111 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 08:36:59.31 0
保全疾走

112 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 09:42:24.54 0
保全疾走

113 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 10:38:51.48 0
保全疾走

114 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 12:14:40.37 O
保全疾走

115 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 13:39:46.95 0
保全疾走

116 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 13:41:25.49 O
保全疾走

117 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 14:50:24.12 0
ここで俺が保全しなければ・・・

118 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 16:02:48.69 0
保全失踪

119 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 16:27:19.89 0
保全だぁーーーー

120 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 17:24:44.71 0
保全疾走

121 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 17:40:30.71 0
いいか…このお年玉はグロリアのぶんだ……
つ1万円

122 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 18:12:51.86 0


123 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 19:11:32.80 0
イ呆

124 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 19:58:17.30 0
黄金の保全体験

125 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 20:19:12.51 0
両手をはなして同時に保全

126 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 20:53:46.80 0
ライターの火を消さずに保全

127 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 22:21:55.74 0
保つ

128 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 23:23:37.50 0
乱立保

129 :名無し募集中。。。:2006/01/02(月) 23:33:40.79 0


130 ::2006/01/02(月) 23:41:14.57 O
やべ今日オナれないっす保全orz
あとはまかせた…ッ

131 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/03(火) 00:09:14.92 0
610さん1さん乙!でした
俺も今日は無理ミポ・・・


132 :915:2006/01/03(火) 00:11:33.80 0
みなさん乙です。
オイラもエルダーから帰ってきて疲れ切ってるので今日は無理(^^;;;

133 :名無し募集中。。。:2006/01/03(火) 00:19:51.40 0
おやおや・・・3人揃って駄目とは

134 :名無し募集中。。。:2006/01/03(火) 00:29:00.88 O
次々と来たなあw

135 :610:2006/01/03(火) 01:10:01.12 0
飲み会から帰宅!
楽しみにしてたのにみんなダメとはw
そんじゃ俺が昨日の余りを絞り出します

136 :610:2006/01/03(火) 01:11:50.33 0
銀色の永遠 〜美容師は恋をする〜A

・・・
   ・・・
「藤本さん、こちらへどうぞ〜!」
案内された席で雑誌を読んでいるとすぐに美貴の名前が呼ばれた

「初めまして〜、西川です〜」
美貴の目の前には茶髪の兄ちゃんが現れた
歳は20代半ばだろうか?髪はボブカットっぽくて顔立ちも中性的な感じだ
いかにも美容師って感じだな…服装が素肌に派手なジャケットってのは
ちょっとどうかと思うけど…

「こちらへどうぞ〜」
美貴は鏡の前の席へと案内される
立ってみて気が付いたけどこの人背低いな、美貴と同じくらいだ
しかも結構ゴツいブーツ履いてるじゃん

137 :610:2006/01/03(火) 01:13:25.63 0

「もしかして君もぶどうヶ丘高校の生徒さん?」
席に座った美貴に西川さんが鏡越しに話しかける

「あ、そうです!さっきここに来てた友達に教えてもらって来たんです」

「ああ!来てたよ、小川さんと亀井さんだったかな?」

「そうそう、その二人です!アイツらうるさくありませんでした〜?」

「ハハハ!確かに元気良かったな〜!しかしみんな可愛いね、今の女子高生は
みんなこんな感じなのかな〜」

「え〜そうですか〜?」
さすがカリスマ美容師、話も上手いな!お世辞だとは思うけど全然悪い気はしない

「でも今日はもっと綺麗になって帰ってもらわなきゃね!どんな感じにする?」
「え〜と…そうッスね〜」

138 :610:2006/01/03(火) 01:16:22.08 0

チョキ…チョキ…

「アハハハ…なんでやねん!」
「ですよね〜!麻琴ってホント馬鹿で…」
西川さんのお喋りのおかげでいつの間にか結構時間経ってる
それでいて美貴の髪を切る手も流れるような動きだ

「ところで西川さんって時々関西弁出ますけど、関西出身なんですか?」

「ああ、僕はS県の生まれなんだ」

「S県…良く知らないけど確かでっかい湖がありますよね!?」

「そうそう、県の面積ほとんど湖!どうせ湖しか有名なモンがありませんよ!」

「あはは…!でも何で杜王町に来たんですか?最近まで東京で働いてたって聞きましたけど?」

「僕、生まれはS県だけど子供の頃に杜王町に引っ越して来たんだ。それで上京するまで
ずっとこの町で暮らしてきた。だからここは僕の第二の故郷だと思ってる。大好きなこの
町で一度は働きたいと思ってたからね〜」

「へ〜そうなんだ…」
「さあカットは大体終了だよミキティ!シャンプー台へどうぞ」

シャアアア・・・


139 :610:2006/01/03(火) 01:17:59.12 0

シャンプーを終えた美貴の髪を西川さんが手ぐしで整える
ドライヤーで乾かしてないけどいいのかな?あたしの頭相当濡れてるぞ

スッ…スッ…

美貴の髪がみるみるスタイリングされていく
西川さんが軽く指でつまんでるだけなのに、その部分の髪はパーマでもかけたみたいに
クセが付いてしっかりと固定されていく、しかもどういう訳か完璧に乾いてるみたいだ

「あとは軽くスプレーして…と…はい完成!どう!?」

パアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァッ!!!!

す、すごい!自分で言うのもなんだけど光り輝いてねーか!?あたし!
美貴の伸びかけの髪がここまで変わるなんて!
緩くかかったウエーブといい全体のシルエットといい完璧だ!エレガント!

「大満足ですよォ!いや〜やっぱりカリスマは違いますね!」
「それはよかった、そう言って貰えると嬉しいよ」

「ありがとうございました〜!」
美貴は気分良く『Rvolution』 を後にした
いい店教えてもらったな!しょうがない、今度あの二人に軽くお礼言っとくか
でも人気出そうだよなこの店…


140 :610:2006/01/03(火) 01:22:20.35 0

「お疲れ様です西川さん!いや〜流石ですね!見とれちゃいましたよ」
『Revolution』店内
まだ新人だろうか?美容師の1人がここの看板美容師に話しかける

「・・・。」
しかし話しかけられた西川は何も答えない
虚ろな表情でお客の女子高生が出て行った店のドアを見つめている

「西川さん!?」

「え!?ああ!そう!?」

「ところで何で西川さんってドライヤー使わなくても大丈夫なんですか?
それにあのスタイリングテクニック!器具も何も使わずにあんなクセ付けが
出来るなんて!俺にも教えて下さいよ!」

141 :610:2006/01/03(火) 01:23:18.01 0

「...。」

「ちょっと!西川さん!?」

「あ!?ああ今度教えるよ、俺ちょっと休憩とるから後はよろしく!」
そう言うと西川は店の奥へと入って行ってしまった

「どうしたんだろあの人?ボーっとしちゃって…」

「西川君…恋しちゃったわね」
受付の女性美容師が口を開く


142 :610:2006/01/03(火) 01:27:48.12 0
ここまで!出し切った!
狼って結構TMさん好き多いですよね、おれもその1人なんですけど
だから結構ビクビクしながらやってますw

143 :名無し募集中。。。:2006/01/03(火) 01:39:28.87 0
乙ッ!
TM恋に落ちたか・・・ドキドキ

そして恐れることは無いッ!
好きなようにやってしまえばいいのだ!
と無責任なことを言ってみるw

144 :名無し募集中。。。:2006/01/03(火) 02:07:46.13 0
誰も来ないかと思いきや610さん乙ですッ!!

145 :名無し募集中。。。:2006/01/03(火) 02:29:54.00 0
そして就寝前に145が保全だあッ!

146 :名無し募集中。。。:2006/01/03(火) 03:57:08.82 0
保全? 

147 :名無し募集中。。。:2006/01/03(火) 05:08:42.15 0
保守だ!! 保守されているぞ!!

148 :名無し募集中。。。:2006/01/03(火) 05:37:21.99 0
寝る前最後のほしゅ

149 :名無し募集中。。。:2006/01/03(火) 07:03:00.09 0
保全疾走

150 :なんみん:2006/01/03(火) 08:33:40.91 0
>>610さん乙です!!
西川君はやはり敵では無いのか…以降の展開次第ですね!期待!
それにカットやセットの技術が彼のスタンド能力なのかな?なんて思ったり

151 :名無し募集中。。。:2006/01/03(火) 09:41:55.19 0
保全疾走

152 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/03(火) 11:21:04.11 0
おは保!
>>142
610さん乙!です!
保全組!いつも乙!!

153 :名無し募集中。。。:2006/01/03(火) 13:09:48.67 O
保全


154 :名無し募集中。。。:2006/01/03(火) 13:09:54.93 0
そんなことよりその正月丸出しレスはなんとかならないのかと。
お餅食い過ぎたんじゃないのかと。

155 :名無し募集中。。。:2006/01/03(火) 13:53:20.06 O
もう少しジョジョっぽく

156 :915:2006/01/03(火) 14:06:54.24 0
銀色の永遠 〜亀井絵里は部活動にはげみたいJ〜

僕は横の方をちらっと見た。
植えられた木が等間隔に並んでいる。
その木の向こうには3階建ての文化ホールがそびえている。
こっちは裏手だからいくつか窓があるだけで一面壁と言って差し支えない。
建物自体そこそこの高さだな。何メートルくらいだろう?

「よそ見なんかして余裕だね。
 でもそろそろとどめいくよ?」
余裕の表情で嘉陽が言うと、ラビリンス・イン・アイズが身構えた。

僕もエリザベスに身構えさせる。
そこへ、ラビリンス・イン・アイズの右腕が振るわれた。

来るッ!!!

僕はどこから来るかわからない腕に当てるために
エリザベスに蹴りを入れさせる!!

しかし・・・・!
当てずっぽうの蹴りが当たるなんてそんな都合良くいくはずもなく。
むなしくエリザベスのミドルキックは空を切った。

157 :915:2006/01/03(火) 14:08:07.44 0
銀色の永遠 〜亀井絵里は部活動にはげみたいK〜

ボゴッ!!!

ラビリンス・イン・アイズの腕は
僕の右肩のすこし上から出てきて僕の肩甲骨のあたりを痛打した。

「あきらめが悪いね!」
嘉陽はそう言って、続いて左拳を前に突き出す・・・

「え???????????」
嘉陽が思わず声をあげた。

ミドルキックをからぶりしたエリザベスは
まるでバレリーナのように左足を軸にしてそのままくるっと後ろを向いた。
エリザベスの後ろには・・・当然僕がいた。

「ここからだあーッ!!!!!!!!!!」
僕はそう叫ぶと、エリザベスの右足が僕の左腕にヒットした。

ドガッ!!!!

158 :915:2006/01/03(火) 14:08:46.15 0
短いけど今晩も飲み会で帰り遅いのでとりあえず更新しました。以上っす

159 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/03(火) 14:32:57.22 0
>>158
915さん乙!


160 :名無し募集中。。。:2006/01/03(火) 14:48:37.99 0
乙ッ!

161 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/03(火) 15:35:15.55 0
銀色の永遠  〜千年紀末に降る雪はI〜

12月23日 AM11:16
ぶどうヶ丘高校 校内

伊達謙のスタンド『アビー・アド・フォルミーカム・フォルミー』の拳撃が
三好絵里香のスタンド『シーズン・オブ・ディープレッド』の顔面を捉えた。

「?!!」
拳に残った妙な感覚に伊達は眉を顰めた。
「何かと思えばこんな程度で・・・用心し損だったねぇ?」
三好は事も無さそうにニヤニヤと伊達に笑いかける。

伊達はフォルミーの拳が半分焼け付いて無くなっている事に気付く。
三好のS・O・ディープレッドの灼熱の表層が攻撃を通さ無いばかりか
その拳を破壊したのだ・・・
この程度でダメージは受けないのの目の前の敵に伊達は頭を悩ませた。

「ボーッとしてんじゃねえゾ!!!!蟻野郎ッ!!!」
シーズン・オブ・ディープレッドの拳が振りあがるッッ。
「SuRiSuRiSuRiSuRiSuRiSuRiSuRiSuRiSURIVER--------------ッッッッ!!!!」
灼熱の拳が『フォルミー』に降りかかる!
      ドボッ!ドボッ!!
拳が当たった場所は焼け落ちエグリ取られた・・・
「ははッ!どうだァ!ああァァァア?」
意気揚々と伊達に視線を合わせたが伊達はそれほどダメージを感じている様ではない。
「な・・・?」
手応えを感じていたハズ・・・三好は目を疑った。





162 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/03(火) 15:36:08.03 0
「ったく・・・だからアタマを悩ませてんだよ・・・お互いの相性の悪さをヨォ・・・」
伊達はその赤い髪を掻き揚げながら言い放った。
(クソッ!決定打を与える方法は有るッ・・・だが『覚悟』も必要だぜ・・・)

「・・・・ニグラ・・」
黒い蟻は伊達の手に積みあがる様に集まり始める、詠唱のような足音を響かせ・・・

163 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/03(火) 15:40:05.83 0
トリアエーズここまで!!

164 :名無し募集中。。。:2006/01/03(火) 16:24:07.95 0
更新オツカレサマデス
エロカこわい

165 :名無し募集中。。。:2006/01/03(火) 17:51:34.81 0
保全疾走

166 :名無し募集中。。。:2006/01/03(火) 18:46:21.34 0
乙ッ!

167 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/03(火) 18:53:46.38 0
12月23日 AM10:10
ぶどうヶ丘高校 屋上

破けた布片がハタハタと風に棚引く・・・

「立派ですぇ・・・石川さん。」
唯はうっとりとした表情で『ソレ』を見つめた。

煮固まりのような負の感情と唯の『押し』による干渉で石川梨華のスタンド『ザ・ピース』は新たな局面を
迎えていた・・・・・

その『才能』は夥しい流血を伴いその華奢な腕を肩口まで裂き発現した。
「ぅぅうう・・・ぁあぁああぁ・・・」
梨華はゆっくりとその場から立ち上がり真希に視線を合せる
「ふぅうん・・・どう言うんだろうね、ソレ?身に纏う・・・にしては痛痛すぎる・・・」
真希は梨華にむかって歩きだした・・・

間合いが近づく。
「ううぅうぅううぅうッ・・・・・はぁあぁっぁぁぁあッッッ!!!」
梨華の腕に発現した長大な『サーベル』が光を放つッ!
「ぽッ?」
その光に異変を感じた真希は突風の渦を梨華に向かって射出した。


168 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/03(火) 18:56:12.62 0
一閃

水平に光が奔ったかと思うと大気は裂け渦は上下、半分に切断されその力を失う。

風の渦を切り裂いたその能力に真希の目に緊張が奔る。

「この能力は・・・切り裂かれた痛み・・踏み躙られた痛み・・・殺された痛み・・・
 健太の痛みッッ!・・・・この全ての痛みを知るが良いッッ!!!」

169 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/03(火) 18:57:35.71 0
ここまでだお!

170 :名無し募集中。。。:2006/01/03(火) 20:17:49.80 0
保全疾走

171 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/03(火) 21:17:00.27 0
八犬士保

172 :名無し募集中。。。:2006/01/03(火) 22:15:16.20 0
保全疾走

173 :◆I7CTouCqyo :2006/01/03(火) 23:01:05.44 0
帰宅!!

>>610さん
恋しちゃってボーッとしてる西川くんイイ!!w
>>143さんの言う通り、恐れることは何もありませんッ!!!
610さんが楽しくオナッたものは絶対面白くなるんです!!と言い切ってみるッ!!
続き楽しみにしてます!!

>>155さん
そんなことより!!その正月丸出しのレスはなんとかならネェのかーッ!!
お餅食い過ぎたんじゃあないのか!?

…こんな感じでしょうか?

>>前スレさん
乙です!
石川進化してるーッ!!!!!!!!
そーいえば三好のスタンドには熱の装甲があったんだな…最大の防御だガクブル
今日はまだ更新されそうな気するんで、期待して待ってますね!!

俺もこれからオなるーッ!!保全組のみなさんdです!!!!!!

174 :なんみん:2006/01/03(火) 23:51:11.29 0
>>915さん乙です!!
自分を攻撃…?まだ先が読めないですねー…続きに期待!!
>>前スレさん乙です!!
伊達の『覚悟』とはいかに!?結局、美勇伝3人とも怖くなっちまった…orz

眠い!!1さんすみません…寝る前に先に出させて下さい!!

175 :なんみん:2006/01/03(火) 23:52:19.84 0

「おい高橋、どうするんだ?まだ帰らねーのかよ?」
「あっしはまだエネスコさんと…」
高橋は名残惜しそうにエネスコを見つめる。エネスコもまた寂しそうだ。
そして、しばらくそのままお互いの目をジッと見つめ続ける…。

……oioi…ナンなんだこの2人の世界……入り込めないゼ、こりゃ…。
……アイツ…ホントに催眠から覚めてるのかよ…?
……何か……こういうの…イイな……僕もさゆと…。

「別れを惜しむ気持ちは尽きませんが、そろそろ時間がありません。行かなくては…」
「ここからさらにどこに行くんだ?」
「私の故郷…ルーマニアです」
「今から?どうやって?飛行機たってこの時間じゃ…?」
「それは…私にはとっておきの乗物がありますから…彼が無事ならば…」
「誰ソレ?」

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズル……ズル……ズル……ズル……

全員黙る。何かを引き摺るような音…一階へと続く階段の方からだ。
そして…そいつは姿を現す…。

「へへ…へへへ……お…オンナじゃねえか…オンナ…」
「何だ?アイツ!?!?」

176 :なんみん:2006/01/03(火) 23:53:16.14 0

「ヒッヒッヒッヒッ…お、おィ…ニィちゃんよォ…キレィドコロ4人もヒトりジメたァ…
 うッウッ…ウラやマスィじゃネーかァ…オレにも分けてクレよォ…」
中年風の男はフラ付きながらこちらに近付いて来る。目の焦点が合っておらず、口が半開きだ。
高橋がある事に気が付く。
「あのオジさん…もしかして…?」
「タクシーの運転手さんですね。しかし、どうも様子がおかしいようですが…?」

「ジョ・・・女子コー生だァ…っうぇえッうぇ…ウマーそうダァ…ち…チ、血を吸っテ…アゲルゥ…」
男は口を大きく開く。そこには不気味に伸びた牙が唾液を滴らせていた。
「お、オマイラの…アソコのォ…シるを…じゅるジュルとォォォォォォッ!!!!!!!!!!!」
男は襲い掛かってきた!!

「ブギートレイン・03ッ!!オルアァッ!!!!!!!!」
BT・03で男の肩を殴りつける!!

ボギャアーンッ!!!!…ドチュ!!ブシューッ!!!!

男は後方に吹っ飛ぶが、ゆっくりと立ち上がる……肩が大きくエグれていた。
「そ、そんな!?あたしそこまで思いっきりは…!?」
「ヘッヘッ…おねイちゃーン…もっとなグってクレてもイイよ…その代ワり…シるシる…」
男の肩が再生される…しかし元の通りでは無い。まるで腐った肉の様な塊でふさいだだけだ。

「こ、これは!!…彼は『肉の芽』に侵されていますッ!!」
エネスコは叫んだ。

177 :なんみん:2006/01/03(火) 23:55:02.65 0

「肉の芽!?!?エネスコさんソレってどういうコト??」
「演劇部のみなさんはどうやら『石仮面』の存在をご存知のようですね。
 石仮面の骨針に頭を打ちぬかれた人間は吸血鬼に変わります。
 ほとんどの精神の弱い人間はそこで理性を失い、ただの吸血ゾンビと化します」
「『しゅう』の時は…なんか意外と普通の人って感じだったな…」
亀井は思い出しながら呟く。

「精神力の強い者は以前の理性をそのままに、人間達と溶け込んだ生活をするのです。
 さらに強力な者は他者を支配しようとする。相手の精神をコントロールしようとする…。
 『カリスマ』…それを植えつける為の支配者の細胞の一部…それが『肉の芽』です」
「oioi…じゃ、あの運ちゃんもその肉の芽で支配されているってコトかよォッ!!」
小川は男を指差す。
「いいえ、『肉の芽』は本来は脳に打ち込むものです。身体そのものには影響ありません。
 しかし、彼の場合…細胞と体の同化に失敗してしまったと考えられます」
「同化って…そんなコトしてどうするの?」
「それが彼等…組織の研究だったのです。『不老不死』の体を持つ『人間』を創るという…」
「なんか…スゴい話やね…」
「いまだにその研究はは未完成のままです。どうも拒絶反応を起こすモノがほとんどでした。
 あの彼の様に。非常に難しい研究ですが、稀ではありますが成功例もあります」
「人間と吸血鬼の細胞の融合……成功例ってま、まさか……!!」
「はい、私です」
エネスコは答える。

178 :なんみん:2006/01/03(火) 23:56:16.10 0

「私は組織の研究によって、私自身の体細胞と肉の芽の細胞とを融合させられたのです。
 失敗すれば彼のようになりますが、幸運にも私はそうはならなかったのです。
 火や太陽の光に弱いという点を除けば、ほとんどにおいて耐性が出来ています。
 しかし、『現在の問題』はですね……」

エネスコが語ってる間にもタクシー運転手だった男はゆっくりと近付いて来る。
「ウォ…のどガ…渇くんだヨォ…アァぁアあァ…クレよ…オマイらのいのチのシるをオォォッ!!」
再び男が襲い掛かる!!

「おちょきんしねまアアァアアアアァアアァアアアァアアアアァッ!!!!」

グチャグチャグチャッ!!!!

LA・ルノアールのラッシュで男の腕が飛び足が飛び首が吹っ飛ばされる!!!!
「うぇ〜、ホント容赦ねーな」
しかし…

ズリュズリュ…グチョグチョ…

体の切断面から首や手足が再生されてしまう。しかも、床に転がった身体も自身に取り込む。
当然のごとく…再生と言っても攻撃される以前の姿では無い。よりグロテスクな様を呈している。
「なんか…気持ち悪いよぉッ!!」
「どうやら…バラバラにしたくらいじゃ、死にそうも無いな…」

「タクシーの運転手さん、彼はなぜこんな姿になったのか…?」
エネスコは状況もお構いなしに、まるで独り言の様に語る。
「ナンだよ、さっき『肉の芽』がどうのって自分で言ったんじゃねーか」
「つまり『現在の問題』とは!!彼と『肉の芽』を融合する者がここに来ている…!!
 すなわち……組織がすでにこの屋敷にたどり着いているという事を意味しますッ!!」

179 :なんみん:2006/01/03(火) 23:57:37.69 0

ビカーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!

突然、窓の外から強烈な光線が差し込んで来る。
ただの光であるが、みな条件反射で光の当たらない影に逃げる。
しかし、タクシーの運転手だけが逃げる事も無しにその場をフラ付いている。
光線が当たった瞬間!!

「GUGIIYYAAAAAAAAAAAAHHHHHHHH!!!!!!!!!!!!!!」

男の皮膚がブクブクと細かく沸騰したかと思うと、水分が気化したのかすぐに乾燥し始める。

ボッロロォォォォ…ボシュボシュ…!!

そして完全に乾燥した部分が、石膏の彫刻が砕け散るかの様に崩れ落ちてゆく…。
「な…なんなの!?あの光はッ!?!?」
「あれは、『紫外線照射装置』…!!」
「何だヨォ、ソイツは?」
エネスコは光の届かない奥へと移動しながら答える。
「吸血鬼の弱点である紫外線…それを浴びせて消滅させる機械です。
 第二次世界大戦時、ナチスドイツの占領下に置かれた我が国は、
 同時にナチスの先端の機械技術と医療技術を吸収しました。
 『紫外線照射装置』はナチスの発明です。そして、今の組織は元々ナチスの一機関です」
「ドイツの組織がなぜ日本で…?」
「本部はドイツです。そして支部が世界各地に散らばっているのです。
 日本支部の呼称…『D.R.I』あるいは『DOKEN(ドーケン)』と言います」

180 :なんみん:2006/01/03(火) 23:58:41.38 0

「そ、それよりもよォッ!!これからどーすんだよォ?逃げんのか?」
「それは…」
小川の問いにエネスコは躊躇する。話は複雑になって来ているのだ…。

「おい、エネちゃんよぉー!!」
藤本が口を挟む。皆が振り向く。
「藤本さん…エネちゃんって…?」
「アンタなあ!!エネスコさんに向かってナニ言うてるんよ!!」
藤本は高橋を見る。
「おい、高橋。おめぇはエネちゃん連れて逃げろ」
「は…!?」
「ここはウチ等で何とかする。いいからおめぇ等は逃げろ」
「アンタ達だけで何とかなる相手なのか?あっしだって…」
「るせえええーーーーッ!!!!!!!!!」
藤本の一喝。
「…………」
「もう時間が無いんだろ?ウチらは心配いらねーよ…何とかなるって…。
 おめぇらはおめぇらのやるべき事をやるんだ…良いな?」
「……分かった」
高橋の答えを聞いた藤本は安心した様にうなずく。

「エネちゃん、1つ聞いて良いか?」
「何でしょうか?」
「故郷に帰ったら何をするつもりなんだ?その厄介な体質でさ…?」
「…もし、代々の土地が残っていれば、トマトでも育てようかと思っています」
「そうか…良いな、ソレ。アンタの作ったトマト食ってみたいな」
「はい、いつか…」
「楽しみにしている」

181 :なんみん:2006/01/04(水) 00:00:02.30 0

藤本は小川と亀井に向き直る。
「おめぇら、もう一度聞く…覚悟はいいか?」
「もちろんッ!!」
「あたぼうよォッ!!」
藤本は窓を開けて飛び出し、一階の屋根に乗っかる。そして叫ぶ!!

「おおおおいいいいいいいいッ!!!!ウチらはここにいるぜいッ!!!!!!!!」

すかさず光線で照らし出される3人。
光線が逸れた隙に、エネスコと高橋の2人は廊下を駆け抜け、そのまま1階へと向かう。
それを確認した藤本は安心の笑みを浮かべる。

「なあ…『運命』ってヤツはやっぱ決められたモノなのかな?」
「突然ナニ言ってんだヨ?ミキティ?」
「あたしはな…ただ演劇をやりたかっただけなんだよ…。純粋にさ。
 それが何だ?いきなり寺田のやろーに矢を打ち込まれたかと思ったらよ、
 ワケ分からん連中に攻撃受けるわ、部内の身内にまで殺されそうになるわ、
 …めちゃくちゃ過ぎるんだよ、演劇部はよ…」
藤本は近付いて来る敵達を確認しながら話し続ける。
「生傷は絶えねーし、ホントやってらんない。マジめんどくせーよ。出席とかアホらしい。
 ………だけどよ」
「藤本さん…?」
「……なんかおもしれーんだよな。おめぇらとつるんでるとよ…。
 なんつーか……それはそれで悪くないのかなって思えてきたよ。
 おめぇらとバカやって、高橋みてーに鬼つえーヤツともヤリ合える。
 …ここで一緒に戦ってるのもやっぱ『運命』なのかもな…」
3人は周囲を完全に囲まれてしまった。それでも藤本はニヤリと笑う。
 
「へへ……演劇部最高じゃねーか、おい」

182 :なんみん:2006/01/04(水) 00:06:20.48 0
ここまでです!!いきなり出しですみません

ニストさん保全組さん読んでくれる方々本当に乙&dです!!
それでは寝ます!!ではではなんみんでした!!おやすシるシる

183 :610:2006/01/04(水) 00:08:07.35 0
>>143さん
>>なんみんさん 
>>1さん
なんみんさん乙!そしてマジdです!ですよね〜所詮はオナだもん
でもなるべく面白いもんにしようと努力はしますけど!はたして西川君は敵なのか…?w
俺もみなさんの作品を今か今かと待ってます!
>>前スレさん
読んでるだけで痛い痛い!石川が痛々しい!
>>915さん
亀井の新技?俺には予想がつかないので楽しみです

そして俺にもちょっとだけ出させてくれッ!

184 :610:2006/01/04(水) 00:08:53.41 0
「こ、恋?」

「さっきの女の子に惚れちゃったのよ!あの人恋するといっつもあんな感じになるから」

「マジっすか!?でも西川さんなら大抵の女のコはゲット出来るだろうな〜」

「いやいや!それが全然ダメなのよ、あの人他人と喋るの苦手だから」

「え?どういうことっすか?いつもお客さんとメチャメチャ喋ってるじゃないですか」

「それは店の中だけ!あの人プライベートじゃすっごいシャイで無口よ
それに休日はほとんど部屋にこもってるらしいわよ」

「へぇ〜意外ですねそれは…」

店の奥の休憩室…
「藤本…美貴ちゃんかぁ…」
カリスマ美容師、西川貴教はひとり溜息をつくのだった

185 :610:2006/01/04(水) 00:10:47.97 0
すんません!これだけです、キリがいいとこまで出来たんで
Aの最後の部分ってことにしてください!

186 :なんみん:2006/01/04(水) 00:26:02.33 0
>>610さん乙です!!
藤本が惚れられるってパターンって何か新鮮ですね
当然ながら今後も2人の絡みがあるのでしょうから…気になりますねー

187 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/04(水) 00:28:39.20 0
12月23日 AM11:09
ぶどうヶ丘高校 校内

「ぐぁぁあ・・・・」
ポシャンポシャンと水面に波紋が出来る
菅沼の身体に打ち込まれたベアリングの金属片が排出されたのだ。
「・・・バケモノ」
美貴は菅沼に軽い戦慄を覚える、ヤツの『再生』は何度も見ている筈なのだが・・・

スプリンクラーの噴射が止み辺りに夥しい水溜りが残った。

バシャバシャと水を撥ねながら菅沼は歩きだす。
「・・・く・・けけ・・俺とした事がなぁ・・・・」
と独り語ちるその目は朧げに空虚を泳いでいた。
無構えのまま、美貴の射程距離に足を踏み入れてきた。

美貴の背中に冷たいモノが奔った!
彼女の体験ではこの先は無い。
幾度と無く菅沼に敗北し幾度と無くやり直してきた。
その結果、ヤツを此処まで追い込んだ!  が、これからは『未知』の世界だ!
唯一解っているのは前回の最後、もう直に来る『アレ』だ!
このまま、この位置なら菅沼に遮られる事無く手にする事が出来るはず・・・
アイツを傷付けられる唯一の武器が!

「コッチに来ンなよッッ!!オルゥァアッ!!!」
ブギートレインO3の拳が菅沼の顔面を捉える。
  メメタァアァッ!
肉を叩く音がが響く。が菅沼は意に介さないようにそのまま美貴に近づくッ。
「な・・?コイツッ?」
防御すらしようとしない菅沼の行為に美貴は焦りを覚える。
その動揺した一瞬。菅沼の右人差し指が美貴の制服に触れる。
・・・・・・・・・・・・・・ッツ    ドン・・・・・・

188 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/04(水) 00:30:41.79 0
「ぐぇ      」
衝撃が奔り美貴は苦痛に膝を突いた・・・・・
菅沼は美貴の髪を掴んで頭を起こす。
「寸剄・・・寸打、1inch punchとも言うなぁ・・・これは能力じゃねぇ、技術だ。」
美貴の目は打撃の衝撃に宙を彷徨う。
    ・・・・・・・ゴッ
コメカミに一本拳が撃ちこまれる。
その一撃は美貴の意識を刈り取るのに充分だった。
「シンプルが良い・・・最初からこうするべきだったんだ・・・」
菅沼は美貴の首に手を掛ける。
チャラリと金属の鎖を指に引っ掛けソレを首から外そうと引っ張った

風を切り裂く音が鳴り響く。
突如、天井を断ち切って現れた飛来物は菅沼の肩を掠める。
「な・・・に?」
菅沼は驚いた。肩の傷はかすり傷、軽傷もいいところだが血が止まらない・・・再生されないのだ。
「そんな・・・俺を傷付けられるのは・・・」
と言いかけた咽喉にヒヤリをした金属が突きつけられた。
「『コレ』が来るのを待ってたのサッ。アンタを倒せるのはアンタのスタンド・・・・そうだろ?」
菅沼のスタンド「スポルトマティク」を手にした美貴は口元に笑みを浮かべた。

189 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/04(水) 00:49:39.48 0
うしッ!今日はここまで押し舞波!
>>173
1さんおか絵里!1さんのエピタフ通り昨日今日の分は出せたかな?
1さんのオナも期待してま〜す!
>>182
なんみんさん乙!いい感じで終息に向かっていくようですね!
ゆっくり休んでください!!
>>185
610さん乙!です!タカノリはマジ気になるなぁ〜!期待ッッ!
まぁ石川さんって普段からイタイじゃないですか?だからソレを
表現してみました。
っつうのは前フリでその心情を浮き彫りにしたかったので血塗れに
設定で書き切れて居ないですが体内で発現したスタンドが身体を
切り破って出てきたって事にしています。

190 :名無し募集中。。。:2006/01/04(水) 01:43:47.69 0
みなさん乙ッ!

191 :◆I7CTouCqyo :2006/01/04(水) 03:04:31.39 0
>>なんみんさん
おぉぉぉぉッ!!最後のセリフカッコヨスギじゃあないっすか!!!
タクシーの運ちゃんは億泰の父ちゃんのようになってしまったのか…
次回はVS組織なのかな?期待してまっす!!
>>610さん
たかのりクン、ウブなのねw
話はこっからっすね!!続きを期待!!!
>>前スレさん
俺のエピタフ通りでしたw乙です!!
何度も戻ってたのかミキティ!!
菅沼どうなってしまうんだ…


チェックしてまーす!!


192 :◆I7CTouCqyo :2006/01/04(水) 03:25:00.98 0

「「「じゃああああああああん!!!!」」」


机に並べられた華やかな衣裳の数々。
これらはすべて、部員の思い出がつまった衣裳だ。
誰がどの衣裳を着ていたか、みんな覚えている。
この金色の衣裳は石川梨華が始めて大役を演じたときに着た衣裳、こっちの
桃色の和服っぽい衣裳は、そこにいる高橋愛が舞台で以前着たことのある衣裳だ。
あの銀色でファーのついたド派手でセレブな衣裳は、吉澤ひとみがこの部に入る前で、
当時エースだった後藤真希が着ていたらしいもので…
サッカー部もそうだが、彼にとっては演劇部もなくてはならない
青春の一ページだったのである。

(青春の一ページって地球の歴史からするとどれくらいなんだろう…一年の頃、
口癖のように言っていたな。石川のやつ)

しかし、なんでまたこんな古い衣裳を引っ張り出してきたのだろうか?
こいつらもファッションショーやるとでも言い出すんだろうか?
しかし、それならミキティが着替えてる間にみんなも着替えてりゃいいわけで、
いちいち自分を部室に入れるのは奇妙だ。
吉澤ひとみは並べられた衣裳をジーッと眺める。

…そういえば、これ全部女もんだな。


193 :◆I7CTouCqyo :2006/01/04(水) 03:26:14.36 0

「どれがいい?」

「え?」


先ほどの赤いフリフリのついた衣裳を着た藤本美貴が、満足気に言った。
どれがいい?
一体何を言ってるんだろう?
着て欲しい衣裳のことでも言ってるんだろうか?
やっぱファッションショーだな…そんなものにつき合わされたくはないんだが…
しかし、女四人に口で勝てるほど、吉澤ひとみは達者ではない。

(しょーがねー、素直に従うか…ったく、んなことしてる暇あんなら台本覚えろっての)

そんな風に口に出せたら、どれだけラクなんだろう。
いつの時代も、男は女に勝てないものである。

「じゃーこれ」

吉澤ひとみは、水色のブレザーがポイントの衣裳を指差した。
これはもともと石川梨華の衣裳であったが、この間の指令(カラスを捕まえろ)の後日、
久住小春とちょっとばかり仲良くなった彼女があげたものだ。

(まぁ着る機会はもうないとは思うけど、小春は喜んでいたなぁ…)


194 :◆I7CTouCqyo :2006/01/04(水) 03:27:27.63 0

そんな物思いに耽っていると、高橋愛が腕を組んで唸りだした。


「うーん…やばくないかァ?」

「え、なんでだよ。面白そうじゃね?」

「だってミキティ、これ案外スカート短いンよ。下手したら、見たくないもんまで
見てしまうことになるかも知れんし。確実にハミ出してしまうネ」

こいつら、一体何の話をしているんだろう?
吉澤ひとみは、眉間に皺を寄せた。

「ハハハハッ!!それなら尚更面白いじゃんwwwな、亀!!」

「ええッ!?僕は男の人のパンツなんかに興味はな…いや、なんでもありませんorz」

「…そうだったな、あんたに聞いた美貴がバカだったorz」

「え?え?どーいうこと?何の話??」


みうなが二人を交互に見て、興味深々に言う。
何の話かわからないのは、吉澤ひとみも同じだった。
こいつら、一体何やってんだ?

195 :◆I7CTouCqyo :2006/01/04(水) 03:28:44.66 0

「まぁいいべ、ここはよっちゃんさんの期待に答えてこれという事で」

「ささ、着替えちゃって下さい」

彼の背中をみうなが押す。
何がなんだかワケがわからない。

「お、おい。ちょっと待てよ、なんで俺が部室に入れられるんだ?
別にお前等の誰かが着替えるとこなんて見たかねーよ」

「え、何言ってるんですか吉澤さん」

「え?」

「着替えるのはアンタやよー」

高橋愛は彼を指差して言った。


「な、なんだってーッ!!!?」


俺が…この俺が女の衣裳を…ッッッ!?
この時、彼の心の中で久方ぶりの心の葛藤が始まる。
どうしてこんな孤独な戦いが始まったのか?
それは去年の文化祭の頃まで遡る…


196 :◆I7CTouCqyo :2006/01/04(水) 03:30:32.31 0

「おい健太ッキー、お前女装だってさ」

「えッ!?やだ!!!」

「いやいや、女子の話だとお前は強制らしいぞ」

「ちょっと待てや…orz」

当時同じクラスだったクラスメイトが、文化祭の出し物で出店する際に、
クラスの女子から制服を借りて、それにエプロンをした上でたこ焼きを作るということに
なったのだ。


「健太、まだ?やっぱあたしのスカートじゃ腰が入らないかしら」

「ごめん石川さん待って、今頑張って…うわーッ!!スカートのチャックが裂けた!!!」

「な、何やってんのオメー!!あわわ…これでどうやって帰れっつーのよ!!
ハーパンで帰れっての!?このダッサいハーパンで!!?」

「石川さんの腰が細すぎるのがいけないんだ」

「本気で切り刻まれたいようね」

「い、いや今のは褒め言葉なんです!ハイ!!」


そんな二人のやり取りを見ていた吉澤ひとみは、こんなことを思ってしまった。

(じょ、女装してみてー…)

197 :◆I7CTouCqyo :2006/01/04(水) 03:33:44.73 0

ま、待て。
でもそれっていいのか?
確かに面白そうではあるが、それって男としてプライドがない行為じゃあないのか?
しかし…彼には純粋に楽しそうに見えてしまったのだ。
スカートって、履いたらどんな感じなんだろうなぁ…
は、履いてみたいぞ!!
スカート履いてみたい!!!!
そんな折、彼はクラスの女子に声をかけられた。


「ねぇねぇ、よっしぃも女装しようよ!!私の制服貸してあげるからさぁー!!!」


キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

お、俺も女装させてもらえる!!
スカート履かせてもらえる!!!
可愛い格好ができるぞ!!!
別にそういう気があるわけではないが、そーいう事には純粋に
『試してみたい』という興味があった。

だが…彼は今までカッコいいものを追い求めてきた男だ。
それなりのプライドがある。

198 :◆I7CTouCqyo :2006/01/04(水) 03:36:15.03 0

「どうしたの?黙っちゃって」

「…やらない」

「え〜!!でも、よっしぃ絶対似合うと思うよ!!顔だって中性的っていうか、
イケメンというよりも美人…」

「やらねーったらやらねーの!女装だぁ?そんなもん、オカマかプライドのない
バカがやることじゃねーか!!」

「そ、そうだね…ごめんねッ!!」


彼は、せっかくのチャンスを棒に振ってしまった(ただ、その発言がその女子生徒の
心をつかんでしまったようだが、それはまた別の話として…)。



「ちょっとよっしぃー!!ここにはプライドのないバカだっているんだから、
そういう事は言わないのーッ!!」

「石川さん、僕もできる事ならやりたくないんだけどさ…あれ?
ねぇ石川さん?聞いてる?」



199 :◆I7CTouCqyo :2006/01/04(水) 03:38:45.08 0


それから一年以上が過ぎた今。
彼は未だに『女の子の可愛らしい服装』をしたことがない。
しかし心の奥底では、その願望は生き続けている。
だが成長をするに連れて、その願いはどんどん叶わないものになっていく…
みうなに背中を押されながら、吉澤ひとみは考えた。

(俺は…今年でもう17になったんだ…来年の四月には18さ…これは神様が与えてくれた
最後のチャンスに違いない…)


着ちゃえよ着ちゃえよ…
女装して、石川や道重みたいに「エヘッ☆」とかやっちゃえよ…

彼の中の悪魔が囁く。

(い、いや…待てよ…俺は別にそっちの気があるわけじゃあないんだ…大体俺は
部長なんだぞ…ああ、でもこれを逃したら二度と着る機会ないだろうなぁ…)

人間、誰しも人には言えない悩みを持っているものである。
吉澤ひとみの場合、まさにコレがそうだった。
カッコよくなりたい…でも、可愛い格好も一度はしてみたい…
もしかして、ここにいるヤツらよりも衣裳がサマになったりしてw
そんなことを考えたりする。

(バカか俺は…俺は…ううううううううううううううううううううッ!!!!!)


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


200 :◆I7CTouCqyo :2006/01/04(水) 03:40:40.49 0

「あれ、動かない。吉澤さん、どうし…」



「俺はッ!!!着ないぞッッッ!!!!!!!!!!!」



覗き込んだみうなに唾がかかるほど、彼は大声で言った。
女装なんて…女装なんてええええええええッ!!!!


「女装なんてッ!!プライドのねーヤツのやることだ!!!!」


彼の理性は、見事に打ち勝ったのだ!!!
見よ!この男らしい彼の姿を!!!


バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!!


201 :◆I7CTouCqyo :2006/01/04(水) 03:43:18.34 0

だが、彼女が黙っちゃいない。
藤本美貴、その人である。


「ハァ?あんた、何マジになってんだ?こんなの遊びだよ、あ・そ・び☆」

「遊びだぁ?大体これ、石川の衣裳だぜ!?小春にはでかかったみたいだけど、
確実に俺には小さいだろーが」

「だから遊びって言ってるンよ。別にサイズがどーとか関係ないがし。
あっしらは、ただ珍しいものが見れればそれでいいんやよーw」


高橋のヤツも、いつの間にこんなお茶目になったんだ?
こいつか?
ミキティのせいなのか?


「と、いうわけだ。着替えてくれ」

「ふ、ふざけんなよお前らあああああッ!!!何が『と、いうわけだ』だ!!!
俺がどんだけ苦しい思いしてると思ってやがんだああああああああッ!!!!!!!」

「…藤本さん、吉澤さんはこんなに嫌がってるけど」

「亀、お前ならわかるよな?美貴は、やるなって言われたらやりたくなっちゃう
性格だってことをよー」


こ、こいつら…何を言っても無駄みたいだッ!!!
特にミキティ!!こいつにはやると言ったらやる…『スゴ味』がある!!!!!!

202 :◆I7CTouCqyo :2006/01/04(水) 03:45:05.20 0

このままではまずい。
そう判断した吉澤ひとみは衣裳を机の上に放ると、大急ぎで部室から抜け出した。

「あ、逃げた!!」

こんな形で女装してたまるか!!
煮え切らない気持ちで着たって、楽しいワケがないんだ!!!
どうせ着るなら、気分がノリノリに乗ってる時に着たい!!!!


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…



ズズ・・・

その時、彼は自分の身体が後ろに吸い寄せられてる感覚に気付いた。
徐々に、徐々に吸い寄せられていく。
彼はこの能力を知っている。
これは…まさかッ!?


「touch my heart !!吉澤さんを『ロックオン』しちゃった!!!」

「白銀の貴婦人…スノー・ドロップだとぉぉぉぉぉぉぉッ!!!!!!?」


ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!


203 :◆I7CTouCqyo :2006/01/04(水) 03:47:08.38 0

こんなことぐらいでスタンド使うのかよ!?
吉澤ひとみは心の中で叫んだ。
スノー・ドロップの能力にかかると、身体の自由までもが奪われてしまう。
すでに、彼は金縛り状態でみうなの元へ引き寄せられていった。
くそ…全身の…全身の自由が利かなくなってしまう前に…ッ!!!

「でかしたみうなッ!!そのまま部室に引きずり込んじまえ!!!」

「もちろん…ん?アレ??」

周囲の異変に気付き、みうなは視界をもう一度ロックオンしてみるこにした。
こちらに引き寄せられている吉澤ひとみの他に、もう一つ何かをロックオンして
いるようだった。
しかし奇妙なことに、そこには何もないのだ。

「何かしら…いったい…」

みうなは、興味本位でそれも引き寄せてみることにした。
もしそんな気持ちにならなければ、すべて終わっていたのに。


バチコーン!!!!!!!!!!!!!!!!!


204 :◆I7CTouCqyo :2006/01/04(水) 03:49:31.86 0

「ふぎゃッ!!!!!!!」

突然、みうなの視界が真っ暗になる。
目がチカチカして、天井を見ている明るくなった視界は星が舞っていた。
みうなは、派手にぶっ倒れてしまっていたのだ。
それと同時に、ロックオンは解除されてしまったようだった。

「わーッ!!みうな!!大丈夫か!!?」

藤本美貴がみうなの身体を起こすが…どうやら、気を失ってしまったようだ。
吉澤ひとみは額の汗を制服の袖で拭い、言った。


「かかったな…身体の自由がきかなくなる前に<衝撃>を作っておいたんだ…
それにしても俺はツイている。みうなのヤツ、まさか自分から衝撃を引き寄せて
くれるなんてよ…ま、こんなことぐらいでスタンドを使ったお前が悪いんだぜ、みうな」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


205 :◆I7CTouCqyo :2006/01/04(水) 03:50:41.76 0
ここまで!!
もう少しオナれるかも…ッ頑張る!!

206 :名無し募集中。。。:2006/01/04(水) 04:00:39.43 0
1さん頑張れ!

207 :◆I7CTouCqyo :2006/01/04(水) 04:23:38.79 0

「お、オメーこそそれぐらいでスタンド攻撃してんじゃあねーッ!!」

「そうだ!そうだ!そうだ!まったくその通りッ!!!」

「うるせーぞミキティに亀井!!俺は意地でも女装はしないかんな!!!
どうしてもさせてーってんなら!!俺の首に縄でも括り付けて捕まえるこった
このドテナスビども!!!」

彼は必要以上に怒鳴りつけてやった。
これでビビらせて、変な気を萎ませてやるんだ…そう考えたのだ。
ところが吉澤ひとみにそう怒鳴られたミキティは、ビビるどころが、どうしても
この人に女装をさせたいという衝動に駆られ始めた。

なんで、そんなに女装を嫌がるんだろう…
さっきプライドがどうとか言ってたけど…絶対それだけじゃなさそうだ。
さ…させたい!!
刺激される…好奇心がツンツン刺激される…
どうしても女装させたくなるじゃねーか!!
何かないかな…女装させる方法…
こうなったら…!!!

「よーし…その話のってやんぜ!!よっちゃんさんよぉ!!!!」

「…え?」

「あたしらがアンタを捕まえたら…ぜってぇ女装しろよ?」

ミキティはキラリと瞳を光らせて言った。


ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ…

208 :◆I7CTouCqyo :2006/01/04(水) 04:26:37.38 0

(こ、このアマ…マジで俺を女装させたいのか!?)

ミキティだけじゃない…高橋のヤツもニコニコしちゃって、どうやらヤル気は満々だ。
あ、アホすぎる…この公演前っていう大事な時期に、なに無駄な労力使おうとしてんだ!!


「う、うわああああああああああああああッ!!!!!!!」


彼は…猛ダッシュで逃げた。
なんという情けない姿であろうか。
だが、女装するよりはマシだ。女装するのは、自分の気持ちの整理が
ついてからにしたい。


「なんだか僕は気が進まなくなってきたなぁ…あの人が逃げるなんて、そんなに嫌なんだ…」

「何言ってんだか。あたしはな、意地でもよっちゃんさんを女装させたくなったぜ!?
だからアイツが言った通り、首に縄つけてでも絶対ここに連れ戻してやるさ!!」

「うぅ、いいのかな」

「…お?なんだよ愛ちゃん、いつになく楽しそうな顔しちゃってよぉ」

「ン?いやね、部長とマジでやんのもなかなか面白そうだと思っただけやよー」

「オメーはいつだってそうだな。よし、三手に別れて追いかけようぜ」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

209 :◆I7CTouCqyo :2006/01/04(水) 04:29:28.96 0
>>206
が、頑張りました!!…ってちょっと少ないorz

まあでも次回からようやく本筋入っていけます!!
いつもみなさまありがとう!!
ではではノシ


210 :なんみん:2006/01/04(水) 05:46:29.60 0
おっはー!!
>>前スレさん乙です!!
まだ続きがあったか!やっぱ菅沼は素でも強いな〜!!でもピンチか?
ちなみにですね…俺のはまだ終息にはほど遠いですorz道のり長し…
>>1さん乙です!!
吉澤には女装願望があったのか!wしかも変なトコロにプライド持ってるのもワロッシュ
可愛い(けどかなり容赦ないw)妹達との追い掛けっこ…楽しみです!!

211 :名無し募集中。。。:2006/01/04(水) 07:02:15.70 0
保全

212 :名無し募集中。。。:2006/01/04(水) 09:58:57.37 0
保全疾走

213 :名無し募集中。。。:2006/01/04(水) 11:02:51.29 0
保全

214 :名無し募集中。。。:2006/01/04(水) 12:31:49.80 0
保全疾走

215 :名無し募集中。。。:2006/01/04(水) 13:28:27.92 0
保全疾走

216 :名無し募集中。。。:2006/01/04(水) 14:35:45.69 0
乙ッ!
吉澤w

217 :名無し募集中。。。:2006/01/04(水) 15:18:26.92 0
実家に帰ってる間にウッカリタカノリがキてるとは…!
そういや彼がドラマで美容師役やってたのも2000年の今頃だから時間軸1999年だった第四部ともタイムリーで良いなぁ

218 :名無し募集中。。。:2006/01/04(水) 15:21:19.81 0
保全

219 :名無し募集中。。。:2006/01/04(水) 15:47:22.68 0
久しぶりに俺も亀井を使ってオナろうかと思ってた198だけど
915さんの亀井のアイディアと被ったかも・・・

220 :名無し募集中。。。:2006/01/04(水) 16:17:09.40 0
ttp://sylphys.ddo.jp/upld2nd/neta/src/1136091754673.png
貼っとく保全!

221 :名無し募集中。。。:2006/01/04(水) 16:26:54.65 0
>>220
ワロス

222 :名無し募集中。。。:2006/01/04(水) 17:06:20.07 0
保全疾走

223 :名無し募集中。。。:2006/01/04(水) 17:36:05.85 0
保ォーーーーーーーッッ!

224 :名無し募集中。。。:2006/01/04(水) 18:23:32.33 0
ホゼーンタイム

225 :名無し募集中。。。:2006/01/04(水) 19:43:03.65 0
hozen

226 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/04(水) 19:59:46.51 0
>>209
1さん乙!!
さてはてどうなるのかッ!!!期待ッッ!!



227 :915:2006/01/04(水) 20:36:48.99 0
>>219
まぢっすか?(^^;;;
とりあえずオナりますんで様子みてくださいw

ではいきます

228 :915:2006/01/04(水) 20:37:39.98 0
銀色の永遠 〜亀井絵里は部活動にはげみたいL〜

「何やってんのよッ!?」
嘉陽がびっくりして腕の動きを止める。

僕はエリザベスの蹴りが入ると同時に自分の足で地面を強く蹴った。
そして、エリザベスが僕にそのまましがみつく・・・・

そう、ほんの一瞬、このタイミングとこの角度だ・・・・・・・
地球の重力から解放される瞬間と
無重力になり力が入れられなくなる瞬間・・・・・・・・

ドヒュウウウウウウウウッ!!!!

僕はまるでロケットのようにものすごい勢いで空に飛びあがった!

「え?ウソ・・・・!!!!」
嘉陽がびっくりしている間に僕は文化ホールの屋上の高さにまでたどり着いた。
すこし角度をつけて飛んだので、
ちょうど建物の端に手を付けるくらいの絶妙の角度・・・・!

「アナタ、空を飛べるの!?」
嘉陽がびっくりしている間に
僕は無重力を解除して文化ホールの屋上に降り立った。

229 :915:2006/01/04(水) 20:38:18.60 0
銀色の永遠 〜亀井絵里は部活動にはげみたいM〜

前々から試してみようとは思いつつさすがに怖くて実行に移せなかったんだよね・・・

そう、僕自身の身体を無重力にさせつつ勢いをつける事で推力を得て
空に飛び上がるという事を!!

よし、逃走成功!!そう思って首を出して下をのぞき込む。

「空を飛ぶ能力だなんて聞いてないわよ!!」
って嘉陽が叫んでる。
「能力じゃなくて応用ですよ〜だッ!!」
僕はそう言って屋上の入り口へと向かおうとした。
「ちょっと!逃げる気!?」
あぁ、逃げますよ。こんな無益な争いやってられるかってんだ!

・・・・・・・・・・・・・・。
しまった・・・・・・・・・・。

入り口、鍵がかかってる・・・・・・

そうだよな、ドラマとかマンガとかだと建物の屋上のシーンって多いけれど、
普段から屋上を使うようなところ以外は
鍵かけて立ち入り禁止にしてるのが普通だよな・・・・・・・・・

念のためエリザベスに入り口のドアの向う側を確認させる。
ドアノブならともかく南京錠だよ・・・・。
エリザベスの力じゃ破壊させることも無理だよな・・・

230 :915:2006/01/04(水) 20:39:39.16 0
銀色の永遠 〜亀井絵里は部活動にはげみたいN〜

じゃあどうしよう・・・・・・。
ここから飛び降りて、直前で無重力になって
地面との激突を避けるって手もある。やっぱり怖いけど。
逆に、さらに浮上して隣の10階以上あるだろう企業ビルの屋上に行ってしまうのもアリだな。
それで屋上の鍵閉まっていたら今度こそホントに飛び降りなきゃいけないけど・・・。

そう思いながらもう一度下をのぞき込んだ。

げっ!!!!!!!!!!!!

さっき僕は空を飛んだのは能力じゃなくて、能力の応用だと言った。
そして・・・・彼女も応用しているッッッッッッ!!!!!!!!

231 :915:2006/01/04(水) 20:40:20.51 0
とりあえずこんな感じで今日はここまで〜
198さんどうだったでしょうか(^^;;;

232 :名無し募集中。。。:2006/01/04(水) 22:17:16.96 0
ここは俺が保全するッッッ!!!

233 ::2006/01/04(水) 22:34:01.33 O
やべ今日オナなそう汗
明日みんなのオナニーいっきに読みますね!

234 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/04(水) 23:13:26.16 0
>>231
915さん乙!ナイスアイディア!!勉強になります!

ちょぉ今日は最終調整ってことで休みます。
どーゆー順番が一番盛り上がるかってのを考え直します。
話は出来ていてもこの順番がね!色々ありまして・・・・

235 :610:2006/01/04(水) 23:14:52.81 0
>>217
もちろんそのドラマからのインスパイアです
当時30歳くらいですよね、作中ではもうちょい若く設定しましたw
>>1さん
吉澤の考え方ワロスこれからどのように展開していくのか楽しみです
>>915さん
なるほど!そういえばJ・ジャックフラッシュもそんなことしてましたね!

俺のオナはこの後の展開がイマイチ固まってないのでちょい時間かかるかも
正月休みも終わりだし…

236 :名無し募集中。。。:2006/01/05(木) 00:01:54.72 0
198です・・・
>>231
乙ッ!
やや被りでしたwこのままだとちょっと無理が出てきちゃうんで
915さんのアイディアを参考に修正しますw

237 :915:2006/01/05(木) 00:56:07.45 0
>>236
やっぱりっすか(^^;;;
まあ早いモノ勝ちって事でカンベンしてくださいw
楽しみにお待ち申し上げていますんで

238 :名無し募集中。。。:2006/01/05(木) 02:08:14.60 0
風呂!飯!!保全!!!

239 :名無し募集中。。。:2006/01/05(木) 03:46:00.96 O
ほ!

240 :名無し募集中。。。:2006/01/05(木) 05:51:51.28 O
ぜ!

241 :名無し募集中。。。:2006/01/05(木) 06:45:36.21 0
ん!

242 :名無し募集中。。。:2006/01/05(木) 07:29:30.22 0
保全疾走

243 :なんみん:2006/01/05(木) 07:39:31.65 0
>>915さん乙です!!
能力の応用次第で飛べないまでも高く跳べるヤツって意外といますね
れいなも生命の磁気使えば滑降は出来るし…マリオがいっぱいいるな〜w
>>前さん610さん198さん
調整が上手くいったらバンバン出しちゃって下さい!!待ってまっする!!

ちょっくら出します

244 :なんみん:2006/01/05(木) 07:41:13.18 0

タッタッタッタッ…

エネスコと高橋の2人は階段を駆け降りる。そして玄関ホールへとたどり着き、エネスコは叫ぶ。

「アイゼンシュタイン!!!!」

……誰やろ?
高橋が疑問に思っていると、

バサッ…バサッ…バサッ…バサッ…

なんとあの大コウモリがコチラに羽ばたいて来る。藤本達にやられた傷も完治したようだ。
「彼の名は『アイゼンシュタイン』。私の親愛なる友人であり、心強い味方です。
 そして、彼もまた研究によって創り上げられたのです」
「エネスコさん、とっておきの乗物って…?」
「はい、彼です。乗り心地は悪くないですよ」
エネスコはニッコリと笑う。

タッタッタッタッ…

玄関に向い、大きな両開きの扉を全開させる。大コウモリが外へ飛び出し満月の光を浴びる。

グングングングン…

なんと、さらに大きく…羽を広げれば10メートル程の大きさになった!!
「これが彼本来の姿です。二人乗りも可能ですよ」
エネスコはどこか嬉しそうだ。

245 :なんみん:2006/01/05(木) 07:42:31.54 0

「ここにもいるぞおおッ!!!!」

ザワザワと軍服の様なモノを着た男達が集まってくる。何かの機械を持っている者もいる。
「紫外線照射装置ですね」
男達はエネスコを確認すると、
「目標確認!!エネスコ!!無駄な対抗を止め、大人しく研究所へ帰れ!!さもなくば…」
まるでスポットライトのような機械をエネスコに向ける。
「…ここで灰になってもらう」

エネスコは答える。
「残念ながらその要求に従う訳にはいきません。私の誇りに賭けて!!」
「ならばくらええええェェェェェェェッ!!!!!!!!」
眩しく光り輝く光線が浴びせられる。

「ライク・ア・ルノアールッ!!!!」

ドガガガガガガガガッ!!!!ドシュドシュドシュドシュゥゥゥゥン!!

高橋はすかさず地面から迫り出しの壁を作り上げ、光線を遮る。
「エネスコさんにはあっしが付いている。とにかく安全な場所まで逃げるんよ。
 それまでは…エネスコさんはあっしが守る!!」

……お別れは辛いけど…最後の…最後まで……。

246 :なんみん:2006/01/05(木) 07:44:48.60 0

「むむむ…ならば回りこめッ!!周囲を取り囲むんだああッ!!!!」
男達は散ばろうとするが、

ザワザワザワザワ…

なんと、庭にあるバラの植木…その枝がゾロゾロと動き出した!!!!
「ばらの騎士…『オクタヴィアン』と呼んでいます。このバラ達もまた組織の産物なのです」
男達は逆にバラのイバラによって取り囲まれる。ヘタに動こうとすると無数のトゲが彼等を襲う。
「か、火炎放射器があるだろうがッ!!こんなモン焼いてしまえェッ!!」

ボボボボボボボボウウゥゥゥゥ!!!!

あっという間にばらの騎士達が燃え尽きてしまう……その先にLA・ルノアールが立っていた。
「どうやら、アンタ達はスタンド使いではないみたいやね……じゃ、遠慮なく、
 オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラアッ!!!!!!!!!!!!!」

ドッバアアアアーーーーーーーーンンンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

LA・ルノアールの高速ラッシュは、一瞬にして組織の連中を彼方へと吹っ飛ばした!!
「エネスコさん!!今の内やよッ!!」
エネスコは大コウモリ『アイゼンシュタイン』に飛び乗る。
「さあ、愛さん!!」
彼は手を伸ばし、高橋の手を掴み引っ張り上げる。
握った手の温もり…それはとても熱く強く、全てを乗り越えられるかの様な情熱の証であった。

「くそゥッ…追え!!追うんだッ!!」

慌てふためく男達を眼下に、エネスコと高橋の2人は羽ばたく大コウモリの背に掴まり、
うっとりとした笑みを浮かべながらそっと寄り添っていた…。

247 :なんみん:2006/01/05(木) 07:47:35.02 0
これだけです!!
で、次回は『藤本編』!!ようやく奴等が出せるぜ…フッフッフッ…

ニストさん保全組さん読んでくれる皆さん本当に乙&dです!!
ではではなんみんでしたノシ

248 :名無し募集中。。。:2006/01/05(木) 09:06:39.76 0
保全

249 :名無し募集中。。。:2006/01/05(木) 11:58:54.52 O
あぶねえッ!保全

250 :名無し募集中。。。:2006/01/05(木) 12:23:41.92 0
hozenn

251 :名無し募集中。。。:2006/01/05(木) 14:35:26.08 O


252 :名無し募集中。。。:2006/01/05(木) 15:54:54.56 0
乙ッ!

253 :名無し募集中。。。:2006/01/05(木) 17:18:05.04 0
保全型スタンド

254 :名無し募集中。。。:2006/01/05(木) 19:16:17.27 0
保全疾走

255 :名無し募集中。。。:2006/01/05(木) 20:39:54.45 0
保全は常にひとつ。

256 :915:2006/01/05(木) 21:01:14.54 0
銀色の永遠 〜亀井絵里は部活動にはげみたいO〜

彼女はまずスタンドの背中におぶさって、
ラビリンス・イン・アイズがまるでハシゴを使ってるようにして空中を登ってきている。
そして手と足は空中で消えて、すぐ近くの木の枝を握ったり足の踏み場にしている。

なんてこったい!
確かにアレなら手でつかんだり足で踏んだりする「出口」は常に同じ場所でも、
手や足をつっこむ「入り口」さえ上に上にと持って行けば登っていく事が可能なんだ!!
やばい!僕はもう一度状況を整理する。

まずはまた逃げるという方法だ。
逃走経路は二つ。一つは登ってくる嘉陽と入れ違いに飛び降りる。
ただし建物の二方は道路に面していて人通りも多いからあとが面倒くさい。
一方は建物の裏手。今さっき僕たちが闘い、今嘉陽が登ってきているところ。
こっちの動きが丸見えだから向こうもすぐ降りてきて追いかけてくるだろう。

そして最後の一方は隣のビルと隣接している。
結構高いビルだけど屋上まで推力保ってたどり着けるのかな?
あんな高さまで試したこと無いからわかんないや。
むしろ文化ホールと違ってあの高さまで生えている木は無いから
嘉陽がハシゴにするものがなくて逃げ切れるかもしれない。

いや、ホントにそうか?
窓の出っ張りとかを利用して登ってくるって事も考えられるな。

いやいやいや、問題はそこじゃないッッッッッッッ!!
飛び降りて逃げるにしても、空を飛んで逃げるにしても、
僕の逃走先は嘉陽に知られているんだ!

257 :915:2006/01/05(木) 21:02:04.12 0
銀色の永遠 〜亀井絵里は部活動にはげみたいP〜

そう・・・・・、今ここにいる真下の・・・コンクール受け付け会場!

さゆは僕と一緒でクリスマスの公演に参加出来なかった。
だから今回の挑戦を楽しみにしていた。
れいなも舞台を経験して色々思うところがあったのだろう、
正月もかなり真剣に練習していたようだ。

そして、僕だってやっぱり舞台に立ちたいッ!

僕は自分の腕時計を見る。
受け付けの時間まであまり余裕も無い。
やっぱりここでカタをつけるしかないのか?

僕はもう一度下をのぞき込んだ。
嘉陽はもうすぐそこまで来ている・・・!

あれ?

僕は奇妙な事に気づいた。
なんか・・・変だ!!!

そう思ってラビリンス・イン・アイズを見直した。
嘉陽をかついだラビリンス・イン・アイズは
上半身を妙な方向にねじらせた上で空中を登っていた。
なんであんなしんどい格好しているんだ?

そう思いながら今度はラビリンス・イン・アイズの手と足の方向を見た。

・・・・・・・・・!!!!!!!!!!

258 :915:2006/01/05(木) 21:03:02.64 0
銀色の永遠 〜亀井絵里は部活動にはげみたいQ〜

僕は自分の背中を触ってみる。
そして攻撃を受けた時の事を思い出す。

それから僕はもう一度隣のビルの方向を見た。
あそこなら・・・・・ッ!!!!

「ふう、やっと登れたよ。面倒くさい事させないでよ」
振り返ると、とうとう嘉陽が登り切って、屋上に自らの足で降り立っていた。
「やっぱりね〜、鍵かかっていて逃げられなかったんだ?
 まあ、ここなら誰にも見られる事ないし、落ち着いて闘えるね。」
そう言ってから嘉陽は自分の腕時計を見た。

「そうは言っても時間を気にしてるじゃないですか?
 いい加減コンクールの受付時間ですからね・・・・・・・」
「あら、わかってるじゃない」
「ねえ、ここは一時休戦して受け付け終わってから
 仕切り直しってわけにはいきません?」
「う〜ん、そんなこと言ってアナタを逃がしたら私だって後が怖いしねえ。
 それだったらここでアナタを倒してしまう方が早いじゃない。
 アナタだってそんな甘いこと言ってられない状況だってわかってるでしょ?」

やっぱりダメか・・・・・・・・・

259 :915:2006/01/05(木) 21:03:55.07 0
銀色の永遠 〜亀井絵里は部活動にはげみたいR〜

「え〜」
僕はブーイングしたあと、ビルの方向に走り出した。
走り出したと言っても建物の屋上の話なので数メートルだけなんだけど。
足を止めてビルを改めて見上げる。

「今度はそのビルに逃げる気?」
追いかけてきた嘉陽がそう言った。

「そうさせてもらいますよ・・・・」
僕はそう言って身構えた。一か八かだ・・・・

「そんなことさせないって言ってるでしょ」
言いながら嘉陽が歩み寄った。お互いの能力射程距離圏内!

ラビリンス・イン・アイズがパンチを繰り出そうとした。

今だ!!!!!!!
僕は足下の雪を蹴り上げた!

今年は結構雪が降る日が続いている。
だけどお正月からここ数日は割と良い天気が続いていた。
道路の雪は完全に解けきっていたし、
歩いている限りにおいてはあまり雪は残っていない。
でも、こういう人が立ち入らない屋上なら・・・・
その中でも日中の何時間かをビルの日陰で過ごすこの場所なら
まだ雪は解けずに残っていた・・・・・!!

雪がラビリンス・イン・アイズの前方に激しく舞い上がる!

260 :915:2006/01/05(木) 21:06:28.78 0
銀色の永遠 〜亀井絵里は部活動にはげみたいS〜

「小細工をッッッッッッ!!!!!」
嘉陽が叫びながらパンチを繰り出した。

今度はバレてるからカモフラージュ無しだ!
僕は直接エリザベスのミドルキックを僕自身にたたき込んだ。
そして僕は左足で思いっきり地面を蹴る!

「また飛んで逃げる気?」
空中からラビリンス・イン・アイズの右手が出てくる!
その手は空中に飛ぼうとする僕を捕まえようとした・・・・・・・!!

「なッッッッッッッッ!!!!!!??????」
嘉陽が驚きの声をあげた。
ラビリンス・イン・アイズの右手はむなしく宙を空振りしていた。

そう、僕は空中を飛ばずに右方向にステップを踏んで、
僕の左上方に手が出てくるのを待ちかまえていたんだ!
さっきの僕自身への蹴りはダミー!!!!
もちろん僕は無重力化なんてしてない!

「くらえぇぇぇぇぇッ!!モグモグモグモグッ!!!」

バシィッ!!!!!!!!

空中に出現していた右手にエリザベスが蹴りをたたき込んだ!!!

261 :915:2006/01/05(木) 21:08:35.80 0
今日のオナはここまで〜。

無重力って難しいですね。
推力の問題とか色々考えていたらわけわかんなくなっちゃうw

262 :名無し募集中。。。:2006/01/05(木) 22:08:44.99 0
保全疾走

263 :名無し募集中。。。:2006/01/05(木) 22:59:06.84 0
保全疾走

264 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/05(木) 23:04:13.04 0
>>261
915さん乙!!
俺もオースティン見てノンキにしてる場合じゃないぜッッッ!!!

265 :名無し募集中。。。:2006/01/05(木) 23:58:18.24 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!

266 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/06(金) 00:13:01.20 0
銀色の永遠  〜千年紀末に降る雪はK〜


part8:『哀歌』
12月23日 AM10:18
ぶどうヶ丘高校 屋上


空に向かって振り上げたサーベルは光輝くッ!
「この能力ッ!『輝彩滑刀』で全てを償わせるッッッ!!」
梨華の叫び声が空一面に響きわたる。

唯はニヤニヤと笑いながらその悲痛な叫びに拍手を送った・・・
「石川さんッッ!この声は健太さんに届いてますぇッッ!!」
その声が届かなかったかのように梨華は真希に向かってゆっくりを歩み寄る。

「ふふんッ!さしずめ『光の流法』ってわけ?面白いッ!」
黒い渦を生み出しながら真希の『ゴシップ・セクシーGUY』の槍先が梨華を差す。

梨華の足が止まる。
少し遠く間を置いてお互い睨み合う・・・
「どうしたの?その遠い間合いじゃごとーには届かないぽ?」
槍先をクルクルと旋回させながら真希は梨華を挑発する。
その言葉に梨華はクスリと軽く笑みを浮かべた。
「意外とね・・・そう言うわけでもないの。」

「!」
真希の周囲のコンクリにヒビが入り始めた!
「遅いッッ!!!!『半径5m・チャーミングフィンガー!!』」
梨華のスタンド『ザ☆ピース』の黄金の刺刃が真希に向かって飛び出すッ!

267 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/06(金) 00:13:35.73 0
「クッ!!」
前後左右に十本の黄金の煌きは奔る。
そのスピードは早く一刃、避けそびれればたちどころに全ての刃のエジキになるッ。
「だがそれならッッ!!」
真希は風の揚力も用いガラ空きの上空に身を躍らせる。
「甘いッ!」
その声と共に真希の視界に光の一閃が奔った・・・・


268 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/06(金) 00:14:21.81 0
今日は舞波!!

269 :名無し募集中。。。:2006/01/06(金) 01:47:24.72 O
915さん前スレさん乙!

270 :名無し募集中。。。:2006/01/06(金) 02:35:10.93 0
すげぇ戦いが始まっちまった
オラワクワクすっぞ

271 :名無し募集中。。。:2006/01/06(金) 04:37:10.79 O
乙!

272 :名無し募集中。。。:2006/01/06(金) 05:34:16.49 0
保全

273 :◆I7CTouCqyo :2006/01/06(金) 05:39:28.06 0

吉澤ひとみは逃げながら考える。

あいつら、めちゃくちゃ下らない理由で俺のことを追いかけ始めているが…
最も下らないのは、この俺なんじゃないか?
ワケのわからん願望とプライドに挟まれて、その結果が今の状況なんじゃあないのか?
だったら下手なプライドは捨てて、潔く、そして楽しく女装した方が…
うんそうだ、女もんの服を着ることの何が恥ずかしいってんだ。
ファッションだって、レディースの服を使ってコーデしてみたりするじゃないか。
女のXLサイズなら、イコール俺のMサイズと同じなんだ。
ボタンが左右逆になるのがちょっとめんどくさいけど。


「…って違う!!!」


吉澤ひとみは自分にそう言って我に返る。

考え直してもみろ。
ファッションと女装は根本的に違うじゃねーか。
俺はスカートも履いてみたいんだ。そりゃ雑誌でもたまに男がスカート履いて
オシャレしてる度肝を抜いたスタイルが紹介されてたりするが自分は全然イイと思わない。
むしろ、なんで雑誌に載ってるのか不思議なスタイルだ。
俺がやろうとしてるはまさにそれ…いや、完璧な女の子スタイルだから、それよりも
タチが悪い。
ど、どーしたらいいんだ!!!


274 :◆I7CTouCqyo :2006/01/06(金) 05:41:32.47 0

答えが見つからないので、彼は逃げることしかできない。
情けなく、そしてかっこ悪い姿である。
それを彼自身がよくわかっていたので、腹立たしいことこの上なかった。

「ハァ…ハァ…」

しばらく全速力で走り回っていたせいか、さすがの吉澤ひとみも息が切れ始める。
後ろから誰かが追ってくる様子はまるでない。
完璧に振り切ったか…サッカーで鍛えた足だしな。
それとも必死になっていたのは自分だけで、みんな追ってきてやしなかったりして。
そう思うと、また情けなさが込み上げてくる。

「…アホらしい」

吉澤ひとみは一階のあたりまで来て走るのをやめた。
どうやら必死だったのは自分だけだったようだ。
無駄なことはやめだ、無駄無駄…
その時である。

ガラッ…
「ハァイ。見つけた☆」

廊下の窓が外側から開けられ、そこから顔を覗かせたのは…
ご存知、強い牙を持った狼に飢える、高橋愛である。


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

275 :◆I7CTouCqyo :2006/01/06(金) 05:43:17.26 0

本当に追いかけてきていたとは…
マジになっていたのが自分だけではなくて、内心吉澤ひとみはホッとする。
だが、そうも安心してはいられない。
なんだかんだで、最も遭遇してはならないのがこの高橋愛なんじゃあないか?
そう思ったからである。

「あっしの読みは当たったね」

「読み?」

「そ。アンタがこんな下らない理由でマジメに追いかけっこなんかするわきゃー
ねぇ〜もんなァ?」

そう言うと、高橋愛は腕の力だけで窓から校舎の中に入ってきた。
ちゃんと上履きを履いている。

「どういうことだ?」

「校舎の外に出ることはないと思ってたってワケ」

高橋愛の背後が赤く灯る。
彼女のスタンド『ライク・ア・ルノアール』が発現したのだ。
どうやら、スタンド戦に持ち込もうというらしい。
やれやれ…やっぱりコイツはそうなのか…

276 :◆I7CTouCqyo :2006/01/06(金) 05:45:50.26 0

「おい、ちょっと待てよ。俺は別にここでお前とやりあう気はねーよ」

「首に縄を括り付けてでも捕まえろって言ったンはだぁれ?」

「アホか猿。いま下らない理由ってお前自身も言ったじゃねーか。そんな理由で
マジに勝負するのは無駄なことこの上ないだろう?この大事な時期にさぁ」

「ああン?確かに下らんネ。けど…いい口実にはなった!!!」

その瞬間、彼女の姿が消える。
いや、消えたのではない。彼の懐に潜り込んだのだ。
なんというスピード!!
これには吉澤ひとみも心底驚いた!!!

「オラァ!!!!!!!!!!!!!!」
メシャアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!

紅い拳は、彼のドテっ腹に容赦なく食い込む。その威力も凄まじい。
ずいぶん成長したな、こいつ。
腹の打撃に苦しみながらも、ふとそんなことを考えてしまう吉澤ひとみには
やはり部長の資格と才能があった。

「おいおい、いきなりそりゃないぜ…これ、不意打ちってんだぜ?」

「不意打ち?攻撃を受ける瞬間後ろに飛んでいたヤツの言うセリフかぁそれが?
こりゃあ面白くなってきたなァ…」

入部当時、あんなに控えめに見えたあの面影はもう見られない。
ったく、髪まで茶っこくしやがってよー…本当に成長しやがったな。
スタンド使いとしても、女としても!!!
だが、それでも彼は…

277 :◆I7CTouCqyo :2006/01/06(金) 05:48:38.76 0

「おい、なんよアンタ。早くスタンドを出すがし」

「スタンド?そんなもん出す必要ないね。目的があるならともかく、理由もなしに、
しかも『女』相手に拳を作って手を出すなんてマネは俺には出来ない」

「なんだぁアンタ?あっしのこと…甘くみてんのかァーッ!!!!!!!!」


ドン!!!!


咆哮を挙げた高橋愛が再び吉澤ひとみに急接近した。
だが、彼だってバカではない。
次の攻撃には対処しようとした、確かにしたのだが…
彼女が近づいてきたのは、対処するよりも前だった。早い!!
高橋愛は、ライク・ア・ルノアールの殴ったものを凹ませる能力で床を斜めに殴り、倍化して
凸る力を利用して、吉澤ひとみのもとにすっ飛んでいたのである。

(そうか、さっきもこうやって俺の懐に…ッ)

すっ飛んでくるスピードも加わって、彼女の攻撃力も倍化しているというわけか。
高橋愛の攻撃力や能力も恐ろしいが、何よりも恐ろしいのはいつの間にか仕掛けた
大胆かつ巧妙な小細工である。
恐らく、考えてやっているのではない。
本能でやっているのだ。


「おちょきんしねまぁアァアアァアアアァアアアァアアアアッ!!!!!」


ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ!!!!!!

278 :◆I7CTouCqyo :2006/01/06(金) 05:50:49.91 0

高橋愛は考える。
今までこうしていろんなヤツをぶん殴ってきたが…
コイツ、その中でも最も歯ごたえがない。
仮にも最強の能力を持った集団を統括するだけの力を持っているハズの吉澤ひとみ。
強くなければ部長になんかなれるわけがないのだ。
それに、彼は女じゃあない。
基本的に女子しかとらないぶどうヶ丘の『演劇部』に身をおけるということは…
それだけの力を持っているということ!!
寺田に認められているということだ!!
だが、このザマはなんだろうか?
今はいいように、自分の拳の雨に打たれている。

「なんだァ?アンタ…本当に強いのかァアァァアァァァァァア〜ッ!!?」


バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

279 :◆I7CTouCqyo :2006/01/06(金) 05:53:01.90 0

やがて拳のラッシュをやめ、彼女は膝をついた吉澤ひとみを見下した。
どうやら買いかぶりすぎていたようだ。演劇部の部長…どうやら名前だけだったらしい。
高橋愛はそう思った。

「やれやれ、これこそやるだけ無駄だったようやネー。アンタの実力もよくわかった。
あっしに敵う『男』ではなかった!!その顔は殴らんでおいたよ、あと手加減もして
やったがし」

「手加減か…そりゃあよかったな」

「…ふん、少しでも期待してたあっしがバカだったヨー」

「…ている」

「あン?何か言ったかオメー?」

うざったいとでもいうように、高橋愛は吉澤ひとみを睨んだ。
言い訳か?ホント、男らしくねーヤツ…そう思った。
そして、彼は言った。


「勝ったと思った時、そいつはすでに敗北している」


「オメー、なに言ってン…」

気でも狂ったか?
そう思った彼女だったが、彼がいつの間にやらスタンド出していたことに気付いた。
Mr.ムーンライト…吉澤ひとみの、白いスタンドだ。
その時である!!


280 :◆I7CTouCqyo :2006/01/06(金) 05:56:06.27 0

メメタアァァァァァアアアアァァァァアアアアッ!!!!!!!!!!!!

高橋愛の身体を、なにか見えない重たいものが襲った。
まるでとてつもなく巨大なボールをぶつけられたかのようだ。
その威力は凄まじい。

「な、なんだこれはあああッ!!!ぎゃあああああああああああああ!!!!!」
高橋愛はそのまま後ろへ吹っ飛んでいくと、何も出来ずに壁に激突してしまった。

ドッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!!!!!


「ふぅ…いてーな。ま、確かに俺は拳は握らなかったし、手も出さなかったぜ」
「あ、アンタ…なに…を…」

彼女はどうやら急所をつかれたようであった。
倒れたまま、気を失いそうになりながらも彼女は訊くと、彼はこう答えた。

「お前が俺を殴り続けた<衝撃>を取り出して、まとめてお前にぶつけてやった。
使ったのは足だけさ…よかったな、手加減しておいて。そして、急所に目掛けて
<衝撃>を蹴飛ばしたんだが…あの大きさじゃ意味なかったらしい、ははは。
前にコンコンが『急所を的確に狙えば人は簡単に気を失う』なんて言ってたのを
思い出してよ、試したくなって…あれ、おーい…なんだよ、気ィ失ったのか…とにかく、
コイツの様子を見ると、どうやらミキティも亀井もマジになってる可能性があるな…」

彼は気を失って床に倒れた高橋愛を壁にもたれかけさせるように座らせると、
下駄箱へと向かった。
生傷を増やしてまで女装に執着するなんて…どいつもこいつもアホらしい!!!
…俺も含めてな。

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…

281 :◆I7CTouCqyo :2006/01/06(金) 06:02:51.54 0
とりゃーえずここまで!!

>>なんみんさん
高橋とエネスコさんがラブラブファイヤーだw
次回は奴等が暴れるのですね!?フフフ…
>>915さん
無重力化の応用すげーッ!!
マジ参考になりますた!!
自分でエリザベスの能力考えておいて、まったく思いつかなかったっす!!
>>前スレさん
石川もキサイカット━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ ウ!!!!!
こりゃ風の流法vs光の流法っすね!!
続き待ってますwktk!!!

そうそう、今日バイクで思いっきりこけましたorz
みなさんも事故には気をつけて、路面凍結してるんで…
では風呂入ってきます!!!

282 :なんみん:2006/01/06(金) 06:56:52.02 0
帰宅!!
>>915さん乙です!!
J.J.Fもそうですが無重力の応用って結構奥が深いかもしれませんねー
なんみんも無重力の応用で物凄くバカな事を考えてしまいました…orz
>>前スレさん乙です!!
こちらも輝彩滑刀ですか!!マンモーニじゃない石川ですが、先の展開に期待やら不安やら…
前スレさんは毎日小出しなので、ああ!もう!じれったい!!って感じでwktkですww
>>1さんはまだ待つ!!

283 :◆I7CTouCqyo :2006/01/06(金) 07:20:33.60 0
あと少し…ッ!!!ほ

284 :◆I7CTouCqyo :2006/01/06(金) 07:54:24.02 0

「吉澤さんッ!!」

外に出て、校門でさっそくハチ合わせたのは、いつの頃からか一人称が
『僕』になっていた亀井絵里である。
ここのところ、彼女から『女』という空気というか雰囲気というか、
そういうものが感じられなくなったのが、吉澤ひとみにとっては不思議だった。
基本、男言葉が多くてガサツな藤本美貴や小川麻琴の方が、
まだ『女』というオーラを感じる。

そういえば、亀井はミキティやマコっちゃんと一緒にいることが多いな。
もしかして、あの二人に『女らしさ』を吸い取られているのか?
それとも、好きな『女』でも出来たか?
はは、まさかなw
でも、顔のつくりはいいのに女らしいオーラがないのはもったいない…って、
そんなことを考えている場合ではないことに、彼はすぐ気付いた。


285 :◆I7CTouCqyo :2006/01/06(金) 07:55:42.26 0

「吉澤さん止まって!!」

「うるせー!!どけッ!!!邪魔なんだよ!!!!」

「わぁッ!?」


先手で一発突き飛ばし、彼女が尻餅をついている間に彼は逃げることにする。
だが…相手は射程距離の長いスタンドを操るので厄介だ。
吉澤ひとみのスタンドは、本体からせいぜい2mが限界であるが、亀井絵里の
スタンドは50mのACT1から5mのACT3までと豊富だ。
特に、ACT3には用心せねばならない。
サイレント・エリザベス(サイレント・エリーゼACT3)の、蹴ったものを無重力化する
能力にハマッたら、そこでゲームオーバーである。
以前、幽霊部員の藤本美貴を無理矢理つれて来れたのも彼女のACT3だったのだ。
亀井絵里も、そのスタンドも、パッと見た印象としては頼りなく映るかもしれないが…
彼女は、なにかとてつもない爆発力を持っている。
その瞳の奥にキラリと光る…なんというか…サワヤカなものが、部長の
吉澤ひとみにはしっかり見えていた。

(何か…『切り札を持ってるぞ』って感じなんだよな…)


286 :◆I7CTouCqyo :2006/01/06(金) 07:56:37.25 0

そんな吉澤ひとみの背中を見つめ、亀井絵里は焦った。

あっちは…藤本さんが行った方角だ。
僕は吉澤さんに忠告するために待っていたんだ!!
サイレント・エリーゼで吉澤さんと高橋さんが闘っているのが見えたから…
女装の件は最初は面白がっていたけど、あの人が本気で嫌がってるのを見て、
その気持ちが萎えちゃったんだ。
嫌がっている人に無理矢理なことをさせても、大して面白くないもんね。
だから藤本さんには嘘をついて、学校の外に出たことにしておいたんだけど、
吉澤さんまで出て行ってしまったら、僕のウソはホントになってしまう!!
しかし、なんで吉澤さんはそんなに女装することに抵抗を持ってるんだろう?
けっこうその場のノリでやっちゃう男子っていると思うんだけどなぁ。

「吉澤さん待って!!!」

亀井絵里の呼ぶ声に、吉澤ひとみは振り向くことなく走り続ける。
彼は彼で必死なのだ。

「もうッ!!!」

彼女は彼を追って走り出した。
結局、追いかけっこの形になってしまうのである。


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…

287 :◆I7CTouCqyo :2006/01/06(金) 07:57:34.83 0

「く、くそ…アイツ…ッ!!名前に『亀』って入ってるくせに足速いじゃねーか…」

それもそのはず、S市の中学校に通っていた頃は、彼女は陸上部だったのだ。
亀井絵里の脚力は、そこで大きく力をつけたと言っても過言ではない。
吉澤ひとみの身体は、すでにサイレント・エリザベスの射程距離に入ってしまっている。

(ここまでか…)

ところが、彼女はいっこうにスタンドで攻撃を仕掛けてこない。
何か理由でもあるのだろうか…。
背の低い雑草が生い茂った空き地を横目に、彼は考えつつもひたすら走った。
ふと、雑草の中から白いウサギの耳が見えたのだが、対して気にしなかった。


288 :◆I7CTouCqyo :2006/01/06(金) 07:59:10.63 0

一方こちらは亀井絵里。

「うぅ…さすがにサッカー部と掛け持ちしているだけはあるな…
あと少し、あと少しなんだけど…」

追いつかない!!
奇跡的にも、このあたりを徘徊しているであろう藤本美貴と遭遇していないのが
不幸中の幸いであろうか。

「ハァ…ハァ…」

亀井絵里の体力もそろそろ限界だ。
やっぱり本物の男の子は違う…彼女はそう思った。

(そうだ、ACT3で浮かせてしまおう…そして、僕の話を聞いてもらうんだ)


「サイレント・エリーゼACT3…サイレント・エリザベスッ!!!!!!!」

ドヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!!!!!!!


289 :◆I7CTouCqyo :2006/01/06(金) 08:00:34.02 0

スタンドを発現させた亀井絵里は、吉澤ひとみに向かってサイレント・エリザベスを
加速させる。
ふと、前を走る吉澤ひとみが、すぐそこの背の低い雑草が生い茂った空き地を
見ながら走っていることに気付いた。
何を見ているんだろう?
気になった彼女は、彼の背中から視線を空き地へと移す。

(あれは…ウサギの耳じゃあないのか!?)

ウサギ…亀井絵里は、今年の七月に出会い、道重さゆみにプレゼントした
スタンド使いのウサギ、レミーを思い出した。

(そういえば、あの子がいなくなってしまったとさゆから聞いた。落ち込んでいたな…
まさか…あそこにいるウサギは…)


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


290 :◆I7CTouCqyo :2006/01/06(金) 08:02:21.11 0

ゴシャアアアアアアアアアアアアッ!!!!!

ウサギの耳に気を取られていた彼女は、派手な音を立てて転んでしまった。
地面にヒビが入っているくらいだ。

「いてて…何もない場所でこけた上に地面にヒビが入ってるなんて…ッ」

なにか奇妙だ。
ちょっとした疑問が生まれたが、今は悠長にはしていられない。
あそこにいるウサギを取るか、吉澤ひとみを取るか…彼女の答えは決まっている。

「あれは…きっとレミーちゃんだ!!」

亀井絵里は身体を起こした。
だが、起こせなかった。
ふざけているのではない。
純粋に、起こせないのだ。

「お、重いぞ…ッ!!僕の身体が…ッ!!!!」


「一般人の男の子を追いかけている理由は知らないけど…」

見覚えのある少年が物陰から姿を現す。
サイレント・エリザベスによく似たスタンドを連れて!!!

「露伴先生の言う通り、そういう部活なのかい?『演劇部』っていうのはさ…」
『射程距離ハ ギリギリ5m内デス S・H・I・T!!』


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

291 :◆I7CTouCqyo :2006/01/06(金) 08:03:23.80 0
ここまで!!
うは、もう八時だorz

それではおやすミスタ!!ノシ

292 :なんみん:2006/01/06(金) 10:04:05.88 0
>>1さん乙です!!
さすが部長!やっぱ強いなー!!てか吉澤は逃げながらナニ考えてんだww
いきなり康一君登場!本家キャラも積極的に動いてきましたね!期待です!!

293 :名無し83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/06(金) 12:14:49.17 0
く・・うう・・時間が無い
とりあえず1さん乙ッ!

294 :名無し募集中。。。:2006/01/06(金) 13:27:45.22 0
落ちそうなんだろ?
保全してやるよ

295 :名無し募集中。。。:2006/01/06(金) 14:36:03.67 0
保全

296 :馬地:2006/01/06(金) 15:04:27.10 0
皆巨乳だね。

297 :名無し募集中。。。:2006/01/06(金) 15:44:52.65 0
乙!

298 :名無し募集中。。。:2006/01/06(金) 16:36:09.05 0
hozen

299 :名無し募集中。。。:2006/01/06(金) 16:38:42.87 0
違うね ゴボゴボ・・・

300 :名無し募集中。。。:2006/01/06(金) 17:34:42.96 0
ホーゼンシュタイン

301 :なんみん:2006/01/06(金) 17:49:10.68 O
ワロタ

302 :◆I7CTouCqyo :2006/01/06(金) 19:42:03.55 0


303 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/06(金) 20:38:29.95 0
hozenだぜッ!

304 :915:2006/01/06(金) 21:46:38.17 0
>>1さん大丈夫ですか?
オイラも昔バイクに乗ってた時に冬場何回かやっちゃいましたが
ホントに気をつけてくださいね(^^;;;

ってことでいきま〜す

305 :915:2006/01/06(金) 21:46:58.76 0
銀色の永遠 〜亀井絵里は部活動にはげみたい21〜

『ウェー・ウェー(上へ上へ)!!!!!!!!』
サイレント・エリザベスがいつもの言葉を唱えた。

「しまったあッッッッッ!!!!」
手に攻撃を受けて、嘉陽本体もスタンドも宙に浮かび始めた。
こうなればもう何も出来ない!

「なぜ・・・・・、何故ッッッッッッ!!!!!」
「アナタ、マジシャンですよね。
 マジシャンが最初にネタばらしするなんておかしいなと思っていたんですよ」

彼女は最初、確かに自分の能力のネタばらしをしていた。
でも、彼女は一つだけ、小さなウソをついていたんだ。

「さっきアナタが登ってくる時、木をつかんでいる腕や足が
 日陰なのに光に照らされていたんですよ。それで気づきました。
 アナタの能力、空間に自由に出口を作れるというのはウソだッ!」

嘉陽のスタンドは、あちこちに宝石のような装飾が入っていた。
でも、それらはカモフラージュなんだ。
一番大事なのは・・・・!!!!!

「その胸に張り付いている鏡に映っているところにしか出口を作れないんですね。
 何かで死角になっているところや鏡の向いてない方向に出口を作る事は出来ないんだ。
 だから僕の背中へのダメージはフックパンチばっかりでストレートは無いし
 さっき登ってくる時に胸を木の方向に向けておく必要があったから
 だんだん高い所に来て木の高さを越えると無理な体勢で身体を向けて、
 木を鏡に映す必要があったんだ。僕が見たのは鏡に反射した光だったんですよね」

306 :915:2006/01/06(金) 21:47:54.47 0
銀色の永遠 〜亀井絵里は部活動にはげみたい22〜

「そこまでばれてたの・・・・」
「はい。だから雪で死角を作って腕が出てくる方向を一方に限定させたんです。」

エリザベスが蹴り上げた雪はラビリンス・イン・アイズの身体の
左側に一瞬白い壁を作るかのように舞い上がった。
鏡は左半分を雪の壁に覆われて、右半分しか僕を映していなかった。

そう!つまり、向かい合った僕の身体の左側。
出口の場所が特定されなくても、だいたいの方向さえわかれば
いくらなんでも避ける事は可能だ。

そして僕はもう一つ罠を張っていた。
ビルを見る演技をして、僕がさらに空を飛んで
ビルの屋上に逃げてしまうつもりだと思いこませた事だ。

彼女も僕を逃がしたくなかったのは明白だ。
じゃあどうするか?

浮かび上がろうとした所を捕まえてしまうのが一番手っ取り早いだろう。

だから、少しでもつかむ確率の高い上の方から
僕の身体をつかみにかかってくる事はわかっていた。

エリザベスの蹴りを僕が受けたのを見た彼女は
何の疑いもなく僕が空に浮かぶものだと思っていたのもトリックだ。

307 :915:2006/01/06(金) 21:49:07.88 0
銀色の永遠 〜亀井絵里は部活動にはげみたい23〜

「ラビリンス・イン・アイズの能力の魅力は
 どこから手が出てくるかわからないところなのに
 どこからどうするつもりか全部誘導させられていたのね・・・・」
「そうですね。手が出てくるだいたいの場所がわかっていて
 さらにアナタの予想していた動きと反して僕は空を飛ばずに、
 むしろ下の方から待ちかまえていたわけですからね」

そう言いながら僕はラビリンス・イン・アイズ本体と嘉陽本人に近づいた。

「トドメ、刺させてもらいますね・・・・!!!」
彼女は観念したかのように目をつぶった。

「トゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥ
トゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥキティアァッッッッッ!!!!」

バリイイイイイイイイイイイイインッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!

砕けるような音とともにラビリンス・イン・アイズと嘉陽が
吹っ飛んでそのまま地面に叩きつけられた。

「ふう、終わった・・・・・・・・。
 さて、どうやって下に降りようかな・・・・・」
僕は思案した。

308 :915:2006/01/06(金) 21:50:19.22 0
銀色の永遠 〜亀井絵里は部活動にはげみたい24〜

と・・・・・・・・・・

「どうして?どうしてトドメを刺さないの?」
嘉陽・・・・さんがよろよろと立ち上がってきた。

「充分トドメを刺したじゃないですか。もう当分は闘えないでしょ?」
「アナタの今の攻撃、胸のあたりしか攻撃しなかったじゃない・・・
 鏡が割れて当分は能力使えないしさ、
 私だってそれなりにダメージ受けているけれど・・・・・
 まだ・・・・・、こうしてなんとか立ち上がれるじゃない・・・・!!!」

「嘉陽さん・・・・・・・・・。アナタ、勝負を焦っていましたよね。
 僕が雪を蹴り上げた時、攻撃の手を一瞬で良いから止めれば
 雪の煙幕は無くなって、またどこからでも攻撃出来たんだ。
 なのにアナタは攻撃の手を止めることが出来なかった・・・・」
「それは・・・・・」
「勝負の最中に焦りすぎですよ。焦りは敗北につながります。
 でも本当にマジックが好きなんですね。
 だから、今回のコンクールに参加したいと心底思っている。
 次はコンクールで勝負しましょう、マジシャンなんだから手は大事にしてくださいよ。」

僕はそう言って建物の縁に立った。
「僕はこのまま無重力になって下に飛び降りますね。
 嘉陽さんのスタンドのパワーなら入り口の鍵を壊せると思うし。
 なんか事情は知らないけれど敵同士になるらしいから
 ここは協力は無しって事で、お互い自分でなんとかしましょう」

そう言うと、僕は建物から飛び降りた。

309 :915:2006/01/06(金) 21:51:21.03 0
銀色の永遠 〜亀井絵里は部活動にはげみたい25〜

「亀井さん・・・・・・・・・・・・」
嘉陽さんのつぶやく声がかすかに聞こえた。

あれからすぐに無重力状態になった僕は無事着地した。
コンクールの受付にはなんとか間に合った。

受付を済ませて、注意事項等の説明会で話を聞いていると
会場の後ろの扉からよろよろしながら嘉陽さんが入ってきた。
係員に遅れた事を謝っているけれど、
あの様子だと受付は受理されたようだな。

結局、説明会が終わってからも僕は嘉陽さんに近寄らず
そのまま文化ホールを後にした。

バスを待つ間、僕はさゆに電話する。
「もしもし、さゆ?うん、絵里だけど。
 うん、ちゃんと申し込み済ませたよ。
 それよりも聞きたい事があるんだけどさ・・・・」

310 :915:2006/01/06(金) 21:51:55.29 0
銀色の永遠 〜亀井絵里は部活動にはげみたい26〜

「へぇ〜、それじゃあその二人組ってのが・・・」
話を聞いていた僕はふと、少し離れた所に止まっている車が目に映った。
車の後部座席には誰かがしんどそうに座っている。
そして車にもたれかかって立っているのは
見るからにゴージャスな格好をした派手な女の人。
さらに、文化ホールからその車に近寄ってくる二人は同じ高校の制服を着ている。

一人は・・・・嘉陽さん!
もう一人の高校生に腕を捕まれて歩く嘉陽さんの姿は
まるであの車に連行されるようだ・・・・。

一瞬、僕と目があった嘉陽さんはあわてて視線をそらせた。
そして車に乗せられて、そのまま三人は去っていった・・・・

僕は・・・・背筋が凍るのを感じた・・・・・ッッッ!!!!
『絵里?どうしたの?』
電話の向こうでさゆの声が聞こえる。

「う、うん・・・・・。かばってもらったみたい・・・・・」
『絵里?』
「その二人組に僕を知られないようにかばってくれたみたい・・・・」

嘉陽さん、ちゃんとコンクールに出られるかなあ・・・・。
一瞬、彼女の心配をしたあとに自分の事が心配になってきた。
僕、普通に演劇したいだけなのに、面倒な事になりそうだなあ・・・・

嘉陽愛子:再起不能
スタンド名:ラビリンス・イン・アイズ

TO BE CONTINUED…

311 :915:2006/01/06(金) 21:53:14.15 0
スタンド名:ラビリンス・イン・アイズ
本体:嘉陽愛子


破壊力:B
スピード:D
射程距離:D(4m)
持続力:C
精密動作性:B
成長性:D

能力…空間に「入り口」と「出口」を作り、
    自分のスタンドや身体の一部を出し入れする。
    スタンドの胸に鏡がついてあり、鏡に映った場所にのみ
    「出口」を作ることが可能。
    また、例え鏡に映っていてもあまり遠くに「出口」を作る事は出来ないらしい。

312 :915:2006/01/06(金) 21:55:39.09 0
ってことでオナ終了〜。
マジックが出来るってだけで嘉陽愛子を選んで、
性格とか勝手にやっちゃいました。
う〜ん、オイラってつくづくavex系って聞かないんだなあと実感。
人数だけならdreamとかSweetSとかいろいろいるみたいなんですが・・・(^^;;;

次回作はまったく構想が無いのでまた書き始めるのに
ちょっと時間かかるかもです。ではでは〜

313 :名無し募集中。。。:2006/01/06(金) 22:23:03.92 0
          ノノハヽヽ
      ノノハヽ川σ_σ||つノノハ∩//
     (0^〜^)___つ`⌒( ^▽^)/
   ノノハヽつつ      ̄ `ヽ⊃‐//
  (VvV从/             ☆
   ト、 つ0(
   ( ヽ_)_)
   ||、 ̄, |||         ∋8ノハヽ8∈
   lヽソノノハ         ⊂( ´D`)⊃
   ∪(0゚v゚0)           |   )
   ノノノハ∪          ヽ ヽ ノ
   μ ’ヮ ’)∩、         ノノハヽ∩
    ヽつ  ソノハヽ、  _ ノノ “ З.“)
     ヽ_)川o・-・)⌒ノノハヽ ∩/
        ヽ、__⊃⊂川=‘ゝ‘)ノ'

ガッタスの「G」


314 :名無し募集中。。。:2006/01/06(金) 23:23:41.44 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!

315 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/07(土) 00:09:41.78 0
梨華の策略に嵌った真希に『輝彩滑刀』の刀光が降りかかる。

「DRYッ!!だがその程度で勝てるものかよッッ!!!」
すばやく槍を叩き付けサーベルの軌道を変えようとする。
チィンッ
槍はサーベルに触れたとたん軽い音をたてて槍は真っ二つに切断される。

ブレた軌跡は真希の髪を切り裂く!
美しい髪が宙に舞う!
「大した切れ味だねッ!」
真希は身を捩りながら梨華の腹に蹴りを叩き込む。
サーベルを振りぬいた腕に交差するように出された足は強かにのめり込み梨華に深いダメージを
負わせる・・・・
「ぐぅ・・・」
呻き声を上げる梨華を尻目に真希は蹴りを入れた反動を利用して間合いを取りながら
コンクリートの足を着ける。

斬られた真希の髪が宙を舞う。
冬の光に反射する亜麻木色の絹はたゆたゆと風を泳ぐ。

316 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/07(土) 00:10:30.37 0
「面白いね・・・あんたの事ただの弱虫だとばっかり思ってたのに・・・
 人は幾らでも変われるんだね・・・だけど・・・
 その能力はかならず寺田に利用される・・・・・そしてこの町を脅かす存在になる
 ・・・・ごとーはそれを許さない。」

真希は一人語とのように呟くと奇妙な体制を取る。
真希のスタンド『ゴシップ・セクシーGUY』は両腕を前に突き出した。

亜麻木色の真希の髪片が渦を巻き始めた・・・

「風の流法<神砂嵐>ッッ!!!」
真希の声に同調して破壊劇が始まった。
『ゴシップ・セクシー・GUY』の左腕を関節ごと右回転!右腕をひじの関節ごと左回転!
そのふたつの拳の間に生じる真空状態の圧倒的破壊空間を生成した!
歯車的砂嵐の小宇宙が梨華に迫るッッ!!

「はぁぁぁああぁぁああぁぁあぁあぁぁぁぁあッッ!!!!!!!!!!!!!!」
迫り来る狂気の蹂躙気圧に梨華は避けもせず身を捩る!!!
柔らかい身体を存分に捻りその捻力を解放したッ!
「輝彩滑刀ッッッ!!RESKINNINHARDEN.SABER.PHENOMENONッッッ!!!!!!!」
光刀は竜巻に水平に触れた

光が奔る。
風の唸りは止み大気は裂かれる。
眩い光だけがその場を埋め砂嵐は姿を消した・・・・

「はぁ・・・はぁ・・・・」
腕を振り切ったまま梨華は乱れた呼吸のままにいた。
・・・がすぐに状態の異変に気付く。
真希が居ないのだ・・・

317 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/07(土) 00:22:36.46 0
はーいまたこんなところでおし舞波!
あまりに進まなくて申し訳!!!
>なんみんさん。
スナソ!1時間かけてもこんな位しか書けないんです!
自動書記の時はべらぼうに早いですが考えながらオナだと
量が出ないッッ!!目下の悩みですね・・・倍速にならんもんかと。
>>312
915さん乙!でした!!
まぁ今更ですが俺もやらせて頂きました!輝彩滑刀!
先に舞美で出された時はやっべぇ!とか思いましたがコチラは
ワンオフなんで大丈夫かと!
次回作楽しみにしております。

318 :名無し募集中。。。:2006/01/07(土) 00:51:48.82 O
915さん前スレさん乙!

319 :名無し募集中。。。:2006/01/07(土) 02:14:45.09 0
保全の流法

320 :名無し募集中。。。:2006/01/07(土) 02:59:21.36 0
ほぜん

321 :◆I7CTouCqyo :2006/01/07(土) 03:09:26.60 0

「亀のヤツ、よっちゃんさんは学校の外に出たなんて言っていたけど…」

藤本美貴は当てもなく杜王町を徘徊していた。
よくよく考えたら、外に逃げられたら捕まえるどころか探し出すことも
難しくなってくる。

(こりゃあ、逃げ切られちまったかな…?)

藤本美貴の視界には、すでに杜王駅の駅ビルが入っていた。
こんなところまで吉澤ひとみが逃げてきているとは、あまり思えない。
逃げ切りやがった…彼女はそう思った。
杜王駅付近にある開かずの踏み切りの前で、藤本美貴は考える。
一時の感情でがむしゃらに追いかけてきてしまったが…実はすごくアホらしいことを
しているんじゃないか?
このまま家に帰りたいところだが、カバンは学校に置いてきてしまったので、
結局取りに戻らねばならない。
また歩いて学校まで戻るのかよ…アホくさ。
バス使ってもいいけど、バス代もったいないし…

「あ、美貴たん」

ふいに後ろから声をかけられ振り返ると、そこにはよく知っている人物が立っていた。
藤本美貴の親友の一人、松浦亜弥である。
彼女やもう一人の親友、後藤真希と一緒なら、そこら辺の女には負ける気がしない…
藤本美貴にとっては、そう思えるほどの存在だった。

322 :◆I7CTouCqyo :2006/01/07(土) 03:11:44.01 0

「亜弥ちゃん、何やってんの?」

「美貴たんこそ。部活、いま大事な時期なんじゃないの?」

「いや、まぁ大事っちゃ大事なんだけど…」

「?」

そうだ、亜弥ちゃんによっちゃんさんを見かけなかったか聞いてみよう。
どうせ彼氏とドゥ・マゴあたりでお茶していたんだろうし、見かけた可能性は
十分にあり得る。

「あのさ、よっちゃんさん見なかった?」

「よっちゃんさん…?ああ、美貴たんがよく言ってるサッカー部の?
かっこいいというか美人な男の子でしょ??」

「そうそう、ちょっと今追いかけててさ」

「うーん…ゴメン見てないや。何?なんで追いかけてるの?アプローチするの??」

「こんな冬場に汗まみれでアプローチなんかしようと思う女なんかいるかよ。
実はいろいろあってよぉ…」

藤本美貴は、松浦亜弥に事の次第を話した。
説明していて思ったが、けっこうアホらしいことに体力使ってるな…と思う。
だが、同時にやはり吉澤ひとみには女装をさせたいという気持ちにもなる。

323 :◆I7CTouCqyo :2006/01/07(土) 03:12:50.14 0

「…つーわけよ」

「へぇ〜あの人が女装かぁ」

「見てみたくね?」

「うん、あの人どっちかっていうと女の子顔だし、頭にリボンとかつけてみたいw」

「うはwそれ絶対ウケるwwwなんかやる気出てきたし。とりあえずさ、見かけたら
電話くれよ。もし捕まえることが出来たら亜弥ちゃんにも見せてあげっからさぁ☆」

「うんわかった!あ、真希たんから聞いてる?今晩三人でカラオケ行こうって話」

「ああ、そういやそうだったな。三人で遊ぶのも久々だな〜どっかの誰かが
彼氏とばっか会うようになってからホント付き合い悪くなったからなぁ」

「あーあー聞こえない。じゃあ、彼のこと見かけたら連絡するね」

「おう、じゃあまた後でね」

「うん、グッバイ☆」


324 :◆I7CTouCqyo :2006/01/07(土) 03:15:24.43 0

タイミングよく遮断機が上がり、藤本美貴は松浦亜弥に手を振るとまた走り出した。
そんな彼女の後姿を眺め、松浦亜弥は思う。

付き合いが悪くなった…か。
それは美貴たんの方なんじゃあないかなぁ?


「でも、あの人の女装は見てみたいな〜」


ブロロロロォォォォォォォォン…


突然、頭の中で何か排気音のような低い音が響く。
トラック?
そう思い振り返るが、車線を通過したのは一台の軽自動車だけであった。
気のせいか…彼女は特に気にとめることもなく歩を進めることにした。


暴走する巨大な棺桶は、今また不気味な唸り声を上げる…


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…


325 :◆I7CTouCqyo :2006/01/07(土) 03:24:42.99 0
とりあえずここまで!!

>>なんみんさん
やっぱ本家キャラを出すのは緊張しますw
これからオナるんすけど文章で康一をうまく表現できれば
かなり俺的には楽しいオナニーになるはず…ッ
>>915さん
乙ッ!!
やっぱこのあと嘉陽は怖い目にあわされてしまうんだろうか…
ゆっくり構想練って下さいね!!
今日バイク屋に修理出してきました!!また金かかる…orz
>>前スレさん
考えながらだとなかなか進まないっすよね〜その苦しみわかります
この勝負、どうなるんだろう…消えた後藤真希といい、先が読めませんッ!!
期待してます!!
>>313
こ、これすげーッ!!
乙です!!!

ではまた後ほどノシ

326 :名無し募集中。。。:2006/01/07(土) 04:33:21.28 0
ほぜん

327 :◆I7CTouCqyo :2006/01/07(土) 05:48:31.32 0

亀井絵里が派手にこけたため、吉澤ひとみはその隙に彼女との距離をグンと離す。
しかし、なぜ何もないところでヤツは派手にスッ転んだのか…疑問に思ったが、
今は気にしないことにした。

(きっと俺の日ごろの行いがいいんだな)

それにしても、この短時間でむちゃくちゃ体力を使った。
高橋愛に殴られた場所は痛むし、亀井絵里から逃れるのに全速力で走ったので
息は絶え絶えだ。
こりゃあシャトル・ランよりきついぜ…
亀井絵里が追いかけてくる様子もないようなので、彼は一休みすることにした。
丁度いいところに自販機もある。

「ふぅ…何飲もうか。汗もかいたしポカリ…いや、ここは大人ぶって缶コーヒーとか」

コイン投入口に小銭を入れると、彼はポカリと缶コーヒーの間で指を
行ったり来たりさせた。
どちらにしようか悩んでいるのだ。

「そーいえば、ミキティが『悩んだ時は同時押しがいい』と言っていたな」

そうすると、押す直前で自分の本当に欲しい方を無意識に決めて、本当に
欲しい方が買えるんだそうだ。
よし、そいつを試してみよう。

ピッ ガシャン!!!


328 :◆I7CTouCqyo :2006/01/07(土) 05:49:29.23 0

出てきた缶を眺め、吉澤ひとみはそれを握る。
出てきたのは、暖かい缶コーヒーであった。

「ポカリの方がよかったかも」

ミキティめ、騙しやがったな。
心の中で毒づくと、彼は缶のブルタブを開け、それを口にする。
運動した後にコーヒー。
なんだか意味がわからなかった。


ブロロロロロォォォォォォォン…


遠くから低く重たいマフラーの音を耳にしたので見てみると、向こう側から
トラックがこちらに走ってくるのが見える。
こんな狭い路地をトラックでか…ご苦労なこった。
つーかここ、一通じゃねーの?
とりあえず邪魔にならないように塀の側によると、吉澤ひとみは缶コーヒーを
口にしながらそのトラックをなんとなく眺めていた。

「…え?」

それは奇妙なトラックであった。
何が奇妙なのか?
一言で言えば…そう、運転席がガラ空きだったのだ。


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


329 :◆I7CTouCqyo :2006/01/07(土) 05:50:09.54 0

目の錯覚かッ?
走り去っていったトラックの後部を見つめ、目を擦る。
なんだったんだろうか…今のは。

「気のせい…だよなぁ」

胃に物を入れたあとは血が胃に行くからな…
もしかしたら、背の低い兄ちゃんが運転していたのかもしれない。
飲み干した缶コーヒーを自販機の側に置かれているクズカゴにいれると、
トラックが走り去っていった方とは逆の方向へ歩き出す。
亀井絵里が追ってくる様子もないし、走る必要もないだろう。

ブロロロロロォォォォォォォン…

低く重たい排気音が聞こえる。
これは先刻のトラックが出していた音だ。
ふと後ろを振り返ると…

「な…ッ!!!!?」

さっきのトラックが、ぐんぐんコチラに向かって迫ってきているではないか!
運転手は…いない!!!


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…


330 :◆I7CTouCqyo :2006/01/07(土) 05:51:09.10 0

「な、なんだこいつは…!!」

トラックの中身はからっぽだ。助手席にも人っ子一人座っていない。
ゆ、幽霊トラック…ッ!!!!
しかし、こんな真昼間に幽霊なんて出るのだろうか?

ブオォォォォォォォォォォォォン!!!!

「うおぉぉぉぉッ!!!!!!」

吉澤ひとみに考えている時間はなかった。
どういうことなのかは分からないが、間違いなくこのトラックは俺に迫ってきている!!
直感で気付いた彼は、急いで走り出した。
だが、所詮ひとの足とトラック。
その足の速さの差は歴然である。

「俺を退こうとしている…!?こ、こいつは…ッ!!!!」

トラックまでの距離はもはや数メートル。
あと少し、少しだ…!!!


331 :◆I7CTouCqyo :2006/01/07(土) 05:52:45.71 0

「うわああああッ!!!!」

彼はすぐ横の路地裏に飛び込んだ!!!
間一髪だった…もし、この路地裏の入り口が数メートル先であったら…
幽霊トラックは、路地裏に飛び込んだ彼を見失ってそのまま直進していったようである。

「ハァ…ハァ…なんだったんだよ、今のはよー…」

これではなんのために休憩したのかわからない。
それに、飲み物を飲んだ後に急激な運動をしたためか、横ッ腹が痛くなった。
なんだかワケのわからん目にあってしまったなぁ…
しばらくこうして町をふらついて、ほとぼりが冷めた頃に学校へ戻ろう。
彼はゆっくりと歩いて路地裏を出た。

ブロロロロロォォォォォォォン…

彼は視界に入ったトラックに気付いて青くなった。
まるで、待っていたとでも言うように低音で唸るトラックが停車していたのだ!!
もちろん、運転手はいない。
そ、そんなバカな…さっきの道からここまでは、道幅が狭いから車じゃ結構かかる
はずだぞ…来れたとしても、俺を待つことが出きるほど短時間では来れない!!
こ、これは…まさか!!!


「す…スタンド攻撃だッ!!!!!!!!!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


332 :◆I7CTouCqyo :2006/01/07(土) 05:53:37.05 0
ここまで!!
やっべ今日は康一戦までイケなかった…

ではではノシ

333 :名無し募集中。。。:2006/01/07(土) 06:59:31.99 O
1さん乙!

334 :名無し募集中。。。:2006/01/07(土) 07:00:10.63 0
保全疾走

335 :名無し募集中。。。:2006/01/07(土) 07:59:21.90 0
1さん乙!!

336 :なんみん:2006/01/07(土) 08:25:27.20 0
帰宅!!って雪じゃん!!庭が白いぞ!ワンワン!!
>>915さん乙です!!
なんだか嘉陽と亀井は今後良い関係を築けそうな気もするけど
その前に嘉陽があの後無事でいられるのかが問題だな〜ガクブル
次回作待ってまっす!!
>>前スレさん乙です!!
すみません、普通に『RESKINNINHARDEN』の言葉の意味がわからねいのですが…orz
焦れるのも楽しみの一つですので、じっくり作品を愛撫しちゃって下さ〜い!!
>>1さん乙です!!
単純なドタバタ追いかけっこかと思いきや、随分と入り乱れて来ましたね〜
しかもあややスタンドかあ…結構厄介な相手ですねー…しかも本体は善意だしw
『エコーズVSエリーゼ』…注目の一戦!!どっちが勝つんだ!?wktk

337 :なんみん:2006/01/07(土) 08:58:10.25 0
余談ではあるのですが…
『アイゼンシュタイン』という名前はJ・シュトラウス2世作のオペレッタ『こうもり』から取ってます
ちなみに『オクタヴィアン』はリヒャルト・シュトラウス作のオペラ『ばらの騎士』からです
当然オナ中のBGMはこの2作品でした!!

338 :名無し募集中。。。:2006/01/07(土) 09:49:04.42 0
保全

339 :名無し募集中。。。:2006/01/07(土) 11:24:42.37 0
保全!!の嵐!

340 :名無し募集中。。。:2006/01/07(土) 13:55:42.74 0
午前

341 :名無し募集中。。。:2006/01/07(土) 14:25:28.87 0
      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        | ひは保ーーーい!!
    \  \
          ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      \ ノノハヽo∈
        从 ’w’∩
       ⊂/  ,ノ
 ̄  ̄   「 _  |  ヤ  ̄  ̄  ̄
       ∪ ヽ l   ア
       /  ∪  \
  /       :    ア
     /    || .   ァ  \
     /     | :   ァ  \
    /       .
           | .   ァ
           | | : .
           |:  .
           || .
            .
            |
           | | : .
           . : .
            | .:ボゥゥゥゥゥン!
           | .:
          ) ==(
        (((___)))


342 :名無し募集中。。。:2006/01/07(土) 16:33:46.90 0
保全してやるって言ったときにはすでに保全している!

343 :名無し募集中。。。:2006/01/07(土) 18:33:25.03 0
限界だね!保全するッ!

344 :名無し募集中。。。:2006/01/07(土) 19:04:59.69 0
保全のにおいがする!

345 :名無し募集中。。。:2006/01/07(土) 20:30:33.52 0
うんこ

346 :名無し募集中。。。:2006/01/07(土) 20:58:11.45 O
においってそれかよッ!

347 :名無し募集中。。。:2006/01/07(土) 21:29:53.77 0


348 :名無し募集中。。。:2006/01/07(土) 22:17:50.51 0
hozen


349 :名無し募集中。。。:2006/01/07(土) 23:15:08.99 0
保全疾走

350 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/07(土) 23:22:08.59 0
仄暗い風が漂う
先程、あの凄まじい竜巻を作りだして私を攻撃した本人が居ない・・・
私は目の奔らせ、後藤真希の所在に神経を張り詰める・・隠れる所なんて無い・・
『逃げた』と言うのも考え難いなのになんで目の前から一秒にも満たない時間で・・


後輩の岡田唯が何か叫んだのが聞こえた

私の身体に背後から凄まじい衝撃が奔る
胸の辺りに熱い迸りを感じそこから空虚が広がって行く様だ

「石川さんッッ!!!」
唯の声にビクンと梨華は痙攣するように反応した。
コンクリに梨華の血液が滴る。
背後から『ゴシップ・セクシー・GUY』の拳で貫かれた梨華はその衝撃に痙攣を繰り返した。

「誰であろうとごとーの町を脅かす存在は許さない・・・・決して」
真希は死に瀕した梨華に吐き捨てるように言い放つ。

梨華は失せ行く意識の中で理解した
先程の神砂嵐は囮だった事を・・・
自らが使った策略をそのまま使われた事を・・・
敗北・・・そして死・・・という事を・・・

                   健太

                       ごめんね


351 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/07(土) 23:22:51.57 0
梨華の足元に血溜りが出来た。
真希は梨華の絶対的な死を感じ『ゴシップ・セクシー・GUY』の腕を梨華から引き抜く

「ぽ?」
引き抜こうとした腕が途中で止まる。
真希は目を凝らした!
『ゴシップ・セクシー・GUY』の腕に黄金の指が絡みつきソレを固定している。
「な・・・・・?その身体でまだッ!?」
梨華は首を後ろに回し真希に言った
「勝手に・・・決めないでよ・・・・私の・・・命じゃ・・ない?」
笑みを浮かべた口端から大量の血が流れる。
「こ・・・こいつッ。」
真希の額に汗が流れる・・・恐怖からだッ。
「これは決闘なんかじゃぁ・・・無い!・・・健太の・・仇・・討ちッ!・・だから・・・
 ど・・んな手を使おうが・・どんな・・代償を払お・・うが・・・最終・・的に・・
 勝てばよかろうなのだァァァアァァァアッッ!!!!」
背後の真希に向かって輝彩滑刀を突き立て振り斬るッ

        光の一閃が奔る

真希の上半身がずるりと右に滑り落ちる
梨華の血溜りに下半身が倒れこみ溢れ出し血溜りを広げる

梨華は2,3回前後に揺れると何かを口ごもりその場に膝を突き事切れた・・・


AM10:26   後藤真希 死亡

      石川梨華 死亡



352 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/07(土) 23:39:22.84 0
今日はここまで!
>>332
1さん乙!です!
ぁゃゃキターッ!中々扱いが難しいと思いますが期待!
つうか今回の話で初期段階では出そうと思っていたんですが収集が
付かなくなりそうで辞めたんですよ。幽霊トラック。ほかにも
あぁ!ネタとか斉柴とか予定してたのですがそんな事していたら
何時になっても終わんねーってんで次回作にいっぱい回したなぁと
いう話です。
>>336
ウチの処は雪は降ってないけど同県内では激しい処がありますね!
『リスキニハーデン・セイバー・フェノメノン』ですね!
バオーから頂ました。意味は・・俺にもわかんねw
まぁ出来るペースでやっていきます。やっぱり言葉を知らないので
ここはどんな言葉がしっくりくるのか?ってのに時間が掛かりますねw

353 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/08(日) 00:06:52.70 0
寝る前保

354 :名無し募集中。。。:2006/01/08(日) 00:28:22.34 0
前スレ的最終回みたいな展開だな

355 :名無し募集中。。。:2006/01/08(日) 01:17:18.53 0
最近「ブギートレイン'03」を曲リストでみても
「なんかスタンド混じってる」と思うようになってきてしまったwww


356 :なんみん:2006/01/08(日) 02:39:10.31 0
>>前スレさん乙です!!
キャー!!死にまくりじゃないですか!!
>>354さんの言う通り、確かにこういったカタストロフィーはある種の全体的ヤマ場ですね

なんみんも出そうと思うのですが一つだけ難点が…
悩みに悩んだ末、今回登場の新キャラは実際のタレントさんを起用しました
…がしかし!!キャラは実物とはまるで別モンです!違い過ぎ!!…orz
スタンド能力の関係で起用せざるを得なかったんですね…ご了承下さい(汗
ではうpります!!

357 :なんみん:2006/01/08(日) 02:41:09.16 0

同じ頃…

「VVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVッ!!!!!!!!!!!!!!」
「うわあああああああああああッ!!!!」

ドババババババババババァァァァァァァァンン!!!!!!!!

藤本、小川、亀井の3人は周囲を取り囲む組織の男達をことごとく蹴散らす。
あくまでエネスコ達を逃がす為の時間稼ぎだ。手加減はしている。
「ダメだッ!!ヤツ等はスタンド使いだッ!!我々の手には負えないぞッ!!」
「クソッ!!こうなったら、所長達が来るのを待つしか無いのか!?」
……所長…?
「来たぞッ!!所長ゥゥゥゥ!!こっちでェェッす!!」
男達はナゼか空を見上げる。藤本達も顔を上に向けると…。

「オオお前達ィィィィ!!今ァァァァ!!そこにィィィィ!!待ってろォォォォッ!!!!」

「な……おい麻琴…ありゃ何だ!?」
「…ナンダカ随分と騒がしいヤツが来たじゃナイか…oi?」
「あれは…馬ですかね…?」
なんと、空中にアヤシゲな男2人が白馬に跨って、こちらに飛んで来る。
いや…良く見ると白馬の背中には羽が生えているではないか!!
「ぺ…ペガサスかよォォッ!?」

そのペガサスがしなやかな脚付きで地上に降り立つ。
なぜか白衣を着た男2人は、ペガサスに跨ったままで満足そうにニヤニヤしている。

ドシュゥゥゥゥゥゥゥゥン!!

前の男から何かが飛び出す!!
「スタンドだッ!!」

358 :なんみん:2006/01/08(日) 02:42:32.33 0

スタンドもまた白衣を着た人間のような姿をしている。
そして体のあちこちに数式や記号が黒字で大小不規則に書かれている。
それと、特徴的なのは白衣の袖から覗く両腕だ。
右が赤く左が青いのだが、それぞれに『N』と『S』、『+』と『−』、『K』と『℃』、
中には漢字で『合』と『分』、『時』と『空』なんてものが羅列されている。
そして、両手の掌には六角形の波紋のような模様…。
「いかにも研究所の…って感じだけど、どんな能力なんだろう?」
亀井は風変わりなスタンドにちょっと興味を覚えたが、藤本と小川にはサッパリだった。

「ヨシヨシ…ご苦労だったぞォ…」
前の男がペガサスに声を掛け、スタンドの両手でその体を擦る。すると…

パワワワワワワワ……チーン!!

音と共に…ペガサスは羽が消えてただの白馬に変化した。そして…

バサバサバサバサ…!!!!

どこに潜んでいたのか、白いハトがその場から飛び去って行った…。
「は、博士ッ!!ハトと馬との『融合』!!素晴らしいッ!!エクセレントですッ!!」
後ろの男がパチパチと拍手をしながら褒め称えている。
「キミキミィ…そうおだててはいかんよ」
前の男が馬から降りる。背筋をピンと伸ばし気を付けをしながら右手を高々と掲げる。
「しかァァしィッ!!これぞォォォォッ!!究極のォォ究極ゥゥゥゥゥゥッ!!!!
 私のォォォォッ!!スタンド能力はァァァァッ!!世界一ィィィィッ!!!!」

藤本達はこの2人の意表を突くやり取りに、ただただ目を丸くするだけだった。

359 :なんみん:2006/01/08(日) 02:44:23.75 0

「所長!!お待ちしておりました!!」
黒スーツや作業服を着た男達が、その風変わりな2人の元へ集まる。
「うむ。今宵は満月。やはり君達だけでは手に負えん相手だったか…?」
「いえ、実は…」
黒スーツの一人が研究所の所長でもあり『博士』と呼ばれる男にそっと耳打ちをする。
「なァァにィィィィ!!エネスコをォォォォ!!逃がしたァァァァッ!!!!
 そいつはァァ!!究極のォォ究極にィィィィ!!いかん事なのだァァァァッ!!」
『博士』は青筋を立てて怒っている。

「…つか、アンナ喋り方で疲れないのかヨ…?」
さすがの小川も呆れていた。

「ところで…?」
『博士』が3人の方を見る。
「エネスコを逃がしたのはお前達だそうな…一体ィィどォォいうつもりだァァァァッ!!」
「るせーよ!!大体おめぇこそ何者なんだよッ!!」
もう一人の白衣も馬から飛び降りる。
「し、失礼な!!このお方こそ!!『堂珍化学研究所(DOKEN)』所長でいらっしゃる!!
 堂珍嘉邦博士であるぞッ!!お前達ッ!!図が高いッ!!」
ちょっと顔が濃い目の鼻ピアスした男が咆える。
「まあまあ川畑クン、我々は常に研究研究の日陰の生活…知らんのも無理はない。
 だが、その我々のォォ研究の成果をォォォォ!!逃がすとはァァァァ!!!!
 究極のォォォォ!!究極にィィィィ!!!!許さァァァァンンッ!!!!!!」
真顔なら案外スッキリ顔のはずの堂珍博士の顔が怒りに歪む。
が、藤本の方もいい加減キレる。この無駄なテンションがいちいちカンに障るのだ。
「究極にうるせーのはおめぇらだろーがッ!!!!」

「ナンだとォォ!!なァらばァァァァ!!相手をォォしてやるゥゥゥゥッ!!!!
 この私のォォ究極のォォ!!スタンドォォ!!『ケミストリー』でェェェェッ!!!!」

360 :なんみん:2006/01/08(日) 02:45:30.54 0

「ケミストリー?…英語だよな…意味何だったっけ?…確か亀井の単語帳にあったよな?」
藤本の馬鹿さ加減がじれったく思ったのか、川畑が口を出す。
「知らないのかい?『化学変化』だよ!」
「るせーッ!!今思い出すトコロだったんだよ!!ゴリラッ!!」
「…言ったね?言ってはならない言葉を言ったね?言ったねッ!!!!」
川畑は研究者としては似つかわしくない野性味のある形相で睨みつける。
「博士!!ここは私に任せて下さい。こんな女ども私一人で十分ですッ!!」
「むむむ…それもそうだ。君のスタンドもなかなかどうしてイケテるからな。うむ、任せよう」
「ありがとうございます!!我々の研究の邪魔をした罪は重いッ!!
 …くらわしてやらねばならんッ!然るべき報いを!!この川畑要がッ!!」

ドシュゥゥゥゥゥゥゥゥン!!

川畑のスタンドが現れた!!
全体的に真っ黒な人型だが、体のあちこちにシルバーのアクセサリーや鋲が打ち込まれている。
それと、体を左右二分するかの様に頭頂から股の方まで真っ直ぐに引かれた銀の二重ライン。
体の部分が妙にゴツくて太めである為、まるで黒い人型の棺に見えなくもない。

「特にお前…」
川畑が藤本を指差す。
「私を侮辱したお前には、然るべき死を与えるッ!!」
「やれるもんならやってみなッ!!」
藤本はBT・03で相手のスタンドに突っ込む!!

「先手必勝ッ!!くらいなッ!!!!」

361 :なんみん:2006/01/08(日) 02:46:32.44 0

敵が迫って来ているというのに、川畑はまるでスタンドを動かそうとしない…。
何か嫌な気配を感じた藤本は一瞬ラッシュを躊躇してしまう。その瞬間…!!!!

ゴバアァァッ!!!!!!!!

相手のスタンドが二重のラインを境にして左右二つに割れる!!
いや、割れるというよりも開いたのだ。体の前面が両開きの扉の様に開いたのだ!!
中は空洞になっているが……内部壁面や扉内面には太く鋭利な『針』が無数に並んでいた!!

ガシッ!!

藤本は腕を掴まれる。そして、そのままスタンド内部へ放り込まれようとする!!
「や、やべぇッ!!!!VVVVVVVVVVVVVVVVッ!!!!!!!!」
掴んでいた相手の腕を殴り、さらにその勢いで後方へと飛び退ける!!空のまま扉は閉まる。
……あんなのに閉じ込められたら、マジ全身穴だらけになって即死だぜ…。

「はっはっはっ…『アイアン・メイデン』!!これが私のスタンドッ!!
 攻撃を躊躇ったお陰で助かったね。でも、今度は絶対に逃げられないから…」
「川畑君ゥゥンン!!アレをやるのかねッ!?」
「はい、博士!!」
アイアン・メイデンの右掌が扉の様に開き、そこから鎖が飛び出す。

ジャララララララララァァァァッ!!!!

腕を振ると、鎖が伸びて行き、その先端にある輪っかが藤本の首にハマる!!
鎖を引っ張られた瞬間、息が詰まる。
「ぐえぇッ!!」

そして、川畑はもう一方の先端の輪を自分の首にハメる。2人の一騎打ちの形となる。

362 :なんみん:2006/01/08(日) 02:47:55.77 0

「くそッ!!満月の流法!!」
藤本はBT・03で鎖の輪の部分に触れるが…まるで変化は無い。
「何でだよッ!?首にハマる前は輪っかは外れてたハズだぜッ!?」
川畑はクククと笑いながら、
「輪には留め具やカギな〜どナイ!!首をすり抜けてハマったんだよ。
 コレを外したいのなら、私を倒すかあるいは……首をちょん切るしか無いのさ!!」
「マジかよ…」

「ミキティッ!!」
小川と亀井が救出に駆け寄る。

「邪魔すんな!!お前達は後だ!!ここで大人しく待ってなッ!!!!」
今度は掌から網で組まれたボールの様なものが2つ飛び出した。
それが空中で次第に大きくなって行く……それは鳥籠だった!!人を入れる為の鳥籠!!

ガチャンガチャァァァァンッ!!!!

2つの鳥籠はそれぞれ小川と亀井を閉じ込めてしまう。非常に頑丈そうだ。
しかも、その鳥籠の柵には無数の太く鋭利な『爪』が内側に向けられていた!!
これでは小川達は鳥籠の中央から動くことが出来ない。
「破壊出来るなんて思うなよ。これらスタンドの拷問器具はダイヤモンド並に固いからな!!」
「ちくしょオオォォッ!!!!」

邪魔がいなくなったところで、川畑は藤本に向き直る。
「チェーン・ネック・デスマッチ!!この棺桶の中がお前の死に場所だッ!!」

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ…

363 :なんみん:2006/01/08(日) 02:52:51.85 0
ここまでです…
こんなにうpに抵抗感じたの初めて…ファンの方すみませんm(_ _)m
あの能力じゃそれしか名前が浮かばなかったんですよー
ジョジョって変人ばかりなんで普通の人を出したく無かったんです…
で、この後スタンド能力も出します!!

364 :なんみん:2006/01/08(日) 02:55:24.85 0
スタンド名:ケミストリー
本体:堂珍嘉邦

破壊力:C
スピード:B
射程距離:E
持続力:B
精密動作性:B
成長性:B

能力…左右それぞれに掴んだ二つの物体を一つに『融合』する能力。
    また、両手に掴んだ一つの物体を二つに『分離』する能力。
    それがどの様に変化するのかは、操作する者の任意による。
    熟練すればする程に思い通りに変化をさせる事が出来るだろう。

365 :なんみん:2006/01/08(日) 02:56:31.18 0
スタンド名:アイアン・メイデン
本体:川畑要

破壊力:B
スピード:B
射程距離:E
持続力:C
精密動作性:C
成長性:D

能力…スタンドそのものの能力は大した事無いものの、
    掌から飛び出す多種多様な拷問器具によってそれをカバーする。
    また、スタンド自身もその名の通り『鉄の処女』となっており、
    閉じ込めた相手を無数の針で穴だらけにして殺す。
    スタンド内部や拷問器具はダイヤ並の強度で破壊するのは不可能に近い。

366 :なんみん:2006/01/08(日) 02:58:01.01 0
以上です!!

ニストさん保全組さん読んでくれる方々本当に乙&dです!!
ではではなんみんでしたノシ

367 :名無し募集中。。。:2006/01/08(日) 03:53:18.10 0
ケミまでキターw

368 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 04:56:09.34 0
バイト帰宅そして風呂あがり!!

>>前スレさん
勝てばよかろうなのだああああああああキターッ!!
輝彩滑刀といえばコレですねw石川梨カーズといったところか
それにしても後藤の死に様は凄いな…グロすorz
岡田はこの二人を見て何を考えてんだろう…
次は犬戦か藤本戦か伊達戦か??期待して待ってます!!
俺もそろそろヤマ場っぽい話でオナリたいですが…やりたいことも
まだまだあったりするのでいつになるかしらorz

>>なんみんさん
乙です!!
ケミストリーキター!!!堂珍の変な喋りはやっぱり歌声なんだろうかw
なんだかシュトロハイムを思い出しますた!!
余談ですが、高い方歌ってるのって川畑らしいっすね、あの見た目で堂珍より
高い声だしてるとか信じられないw
タルカス川畑とのチェーンネックデスマッチ、楽しみにしてます!!

よしッ!!成人式の日あたりは更新遅れそうだから、今日は朝まで頑張るぞ!!
ではまた後ほどノシ


369 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 05:14:20.58 0

ブオォォォォォォォォン!!!!!!

再びトラックが吉澤ひとみに迫ってくる。
どうする!?
また路地裏に逃げ込むか、それとも…

「たたッ壊してやるか!?」

吉澤ひとみのスタンド『Mr.ムーンライト』が出現すると、地面を一発、力強く殴った。
そこから生まれた<衝撃>を足で取り出すと、それを幽霊トラック目掛けて蹴り飛ばす!!

「テメーの心にッ!!ドライブシューッ!!!!!!!!」
ドゴオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンンン!!!!!!!

亀井絵里が以前口にしていた言葉を真似して叫び、力強く蹴り飛ばした
その<衝撃>の威力は凄まじいものだ。
だが…

ボゴーン!!!!

幽霊トラックにはヒットした。
だが、ヒットしただけである。トラックは何事もなかったかのようにこちらへ向かってきていた。
その時、幽霊トラックのナンバープレートが目に入り彼は恐怖する。

「『Good by』だって…う、うおぁああぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!!!!!!」

命懸けの逃走者(ランナウェイ)、吉澤ひとみ。
彼にとって最も過酷な追いかけっこは、これから始まるのであった…


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…

370 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 05:15:17.65 0
すいませんキリがいいんでとりあえずこれだけ!!
まだオナります!ではでは

371 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 06:36:14.12 0
チェック保全

372 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 06:47:56.80 0

重くされた身体を抱えて、亀井絵里は考える。

彼…広瀬康一くんがスタンド使いだということを、僕は知っている。
以前、部活をバッくれようとした藤本さんを捕まえたのは、偶然とはいえ彼だからだ。
僕は結果的に捕まえたことになっただけで、真の意味で捕まえたのは広瀬くんなんだ!!
そして、その時に彼の能力も目の当たりにしている。
物を重たくする能力…僕は今、それにかかってしまったんだ!!
けど、どうしてもわからないことがある。
何故…広瀬くんが僕にこんなことをするのかっていうことだ!!!


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


「女の子相手に手荒なマネはしたくない…だから、大人しく喋ってもらいたいんだ。
きみが所属している『演劇部』ってヤツがなんなのか…なぜ、いま男の子を
追い掛け回していたのか…」

動けなくなった亀井絵里に、広瀬康一は一歩一歩ゆっくりと近づいてくる。
その姿は普段クラスで彼女が目にしていた、パッとしない『広瀬康一』ではなかった。
何か使命感を帯びた…そういう目つきをしていた!!!


バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!


373 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 06:49:30.81 0

「ふ、ふざけるなよ…僕は…ッ!!!」

なにがなんだかわからないけれど、今はきみなんかにかまっているヒマはないぞ!!
あそこにいるウサギを…レミーちゃんを捕まえるんだ!!!
あの子を連れて帰れば、きっとさゆは喜んでくれる…ッ!!!!
亀井絵里の脳裏に、ウサギを抱いて微笑む道重さゆみの姿が浮かんだ。
こうなると、誰にも彼女は止められない。
吉澤ひとみが感じていた亀井絵里の爆発力の起爆剤は、主に道重さゆみだったのである。


「サイレント・エリーゼACT3!!!!!!!」
『リョ、了解シマスタかめりん様…ウゥ、身体ガ重イ…』


スタンドの足が、数回彼女の身体を突付くように蹴る。
すると…

「そ、そんな…『3・FREEZE』で攻撃したのに立ち上がるなんて…ハッ!!まさかッ!?」

「ふぅ…前もこうしたことがあったね、僕と広瀬くんの能力の<相乗効果>ってやつだよ。
きみの目的こそなんなのか知らないけれど…今はきみに時間を費やしているヒマは
ないんだ!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


374 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 06:51:05.03 0

亀井絵里は走り出した。
ほんの数メートル先で、雑草の茂みから耳をはみ出させたウサギに向かって。
頭隠して耳隠さず…いや、なにか違うな。

「待てッ!!逃げるのか!?」

広瀬康一は、空き地に向かって走る亀井絵里に叫んだ。


なぜ、彼が突然亀井絵里に対してスタンド攻撃をしかけたのか。
そのキッカケは、数日前まで遡る。

375 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 06:52:35.22 0

『もしもし、康一くん。ぼくだよ、露伴だ…』

「露伴先生…?突然どうしたんですか??」

『ちょっときみに調べて欲しいことがあるんだ』

「え…?」

『おいおい、そう嫌そうにしないでくれよ。きみしか頼める人がいないんだ』

「そう言われてもなぁ…僕、これから学習塾に行かないといけないんです。
ですから手短にお願いしたいんですけど…」

『うん。で、用件なんだがきみの学校の…何だったか…えぇっとそう、演劇部だ。
その演劇部に関してなんだけどさ』

「演劇部?それがどうかしたんですか?」

『ああ、恐らくスタンド使いの集まりだ。それもかなり強力な…』

「!!」


376 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 06:53:54.12 0

『調べてもらいたいっていうのはそのことさ。演劇部が何を企んでいるのか…
康一くん、きみの友達で演劇部の部員はいるかい?』

「友達ってほどの仲でもないですけど、クラスに一人…あの露伴先生、どうして
そんなことを知ったんですか?」

『ああ、ちょっとバスの中で一悶着あってね…ま、そっちの方はすでに対処をして
おいたから安心してくれよ。ただ、そいつは演劇部員のくせに何もわかってない奴でさ…
その事は今度会った時にでも詳しく話すよ』

「はぁ…」

『大それたことはしなくていい。ただ、演劇部のこと…どんなことでもいいから
わかったら教えて欲しいんだ。取り返しのつかないことになる前にすべて終わらすために』

「そのこと、仗助くんや億泰くんには?」

『話すわけないだろう。あんな直情型のバカ達に任せたら調べるどころの騒ぎじゃ
なくなるじゃないか…康一くん、ぼくはきみだから頼んでいるんだぜ?』


377 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 06:56:03.12 0

そんな電話が友人の岸部露伴からかかって来てから、広瀬康一はクラスメイトであり
演劇部の部員である亀井絵里の行動に注目してみた。
だが、特に彼女には変な動きはなかった。
逆に自分が変な動きをしているな、と思ったぐらいだ。

(しいて言うなら、亀井さんはいっつも中等部の子とつるんでいるな…クラスに
友達がいないってワケでもなさそうなんだけど)

もしかして、露伴先生にからかわれているのかな?
彼はそう思って、その話を軽く見ていた。
あの電話のあとに岸辺露伴と会って、彼から『時間を戻す能力』をもった女子高生の
スタンドをボロボロにしたという話を聞いたが、その能力の印象がまた強烈すぎて、
どうにも実感がわかず、鵜呑みにしていいものか少し考えてしまった。
だが…彼はちょっぴりだけ気になったのだ。
岸部露伴を信じることにしてみたのである。

(露伴先生が『スタンド』のことでぼくをからかうのはおかしいもんな…背中にとりつく
スタンドの件もあったし…)


378 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 06:57:21.24 0

そして今日!!
彼がガールフレンドの山岸由花子と一緒に下校しようと校門へと向かっていた時!!!
男子生徒を止めようとして逆に突き飛ばされ、それでも必死に追いかけようとする
亀井絵里の姿を見たのだ!!

(あ、あれは普通じゃないぞ…何があったんだ!?)

きっと何かあるぞ!!
そう確信した広瀬康一は、山岸由花子を置いて、亀井絵里を追いかけることにした!!!


「こ…康一くんッ!どうしたの?」

「由花子さんゴメンッ!用事を思い出したんだ…先に帰ってて!!」

「あ、待って…」


もしかしたら、何もないかもしれない。
けど、露伴先生の言っていたことに、少しでも可能性があるとしたなら…
彼には、追いかけないわけにはいかなかった。


「康一くん…まさか…あの女を追いかけていった…?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


379 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 06:59:04.70 0

そして、追いかけた末に彼が目撃したものは…

必死で亀井絵里から逃げようとする男子生徒に向かって、スタンド攻撃を
仕掛けようとした彼女の姿である!!!

本来なら、康一自ら攻撃を仕掛けるつもりはなかった。
岸辺露伴も、そこまではしなくていいと言っていた。ただ、調べるだけでいいと…
だが、あの状況では致しかたなかった。
あの男子生徒を助けるには、彼女を止めるしかない!!
そう思ったのだ。

こうして、今の状況に辿り着いたというワケである…

しかし、彼女はいったい何を考えているんだろうか?
能力を<相殺>させたかと思いきや、空き地に向かって走り出したではないか!!
逃げる気だろうか?だとしたら…

(それはまずい!!!!)

露伴先生の言う通りだったとしたら、ぼくが彼女を攻撃したことは演劇部に
知られてしまうぞッ!!もしそうなったらぼくは一体どれだけのスタンド使いに
狙われることになるんだ…?
い、いま亀井さんを逃がすことはできないッ!!!

「待てッ!!逃げるのか!?」

彼はスタンド『エコーズACT3』を解除し、かわりに…!!


380 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 06:59:39.80 0
ここまで!!
朝飯食ってきます、ではまた後ほどノシ

381 :名無し募集中。。。:2006/01/08(日) 08:03:00.29 0
保全疾走

382 :名無し募集中。。。:2006/01/08(日) 08:05:08.72 0
乙保

383 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 08:53:40.53 0

ビタァ!!!!!!!


亀井絵里は右腕に何かが貼り付いたような違和感を感じた。
だが、そんなことを意に介している余裕はない。
彼女はウサギに走り寄るスピードを速める。

『バギ!』
「うっ」

突然、耳鳴りが彼女を襲った。
まるで殴られた時のような音であったが…

『バギ!バギ!バギ!バギ!バギ!バギ!バギ!バギ!バギ!』
「うッ…うわぁ!!!」

な、なんだこの耳鳴りはッ!!
彼女は思わず立ち止まり、耳を塞ぐ。
その時、腕に何か変なものが貼り付いていることに気がついた。


384 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 08:55:19.43 0

「も…文字?『バギ!』って読むのか…この変な文字は…ッ!?」

パンパンはたいたり、ゴシゴシ擦ったりしてみるものの、腕に貼り付いている
『バギ!』という文字が消えることはない。


「き、消えないッ!!」

『バギ!バギ!バギ!バギ!バギ!バギ!バギ!バギ!バギ!』

「お…おぉああああああッ!!こ、これは…ッ!!!身体の内部から聞こえてくる
こ…この『音』はッ!!!」


身体の内部から響き渡る音の攻撃に、亀井絵里は悶絶する。
そんな彼女に、広瀬康一は言い放った。


「エコーズACT1!!きみの身体に『音』をしみ込ませたッ!!!」


バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!!!

385 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 08:56:48.18 0

そ、そういえば…学校で習った松尾芭蕉の名句にこんなのがあった…
『静けさや 岩にしみ入る 蝉の声』
これも…広瀬くんのスタンド能力だっていうのか!?
亀井絵里は心の底から驚いていた。
この能力もそうだが…なにより、彼のスタンドも『進化するスタンド』らしいと
いうことにである。
彼はいま『ACT1』と言っていた…ということはつまり!!


「同じタイプだ…僕と広瀬くんのスタンドは…同じタイプのスタンドッ!!!」


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…


386 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 08:58:32.72 0

「これ以上きみに苦しい思いはさせたくないッ!!これから言うぼくの質問に
答えるというなら、その『音』を取ってやるよ…!!!」

「うぅぅぅぅ…ま、負ける…もんかッ!!!」

亀井絵里は、無駄だとわかっていながらも耳を押さえて『音』の攻撃に耐えていた。
その精神力に、広瀬康一は圧倒される。
しかし、実は彼は手加減をしていた。
貼り付けようと思えば、まだまだ『音』は貼り付けることが出来るのだ。
それをしないのは、彼の良心が常人より大きいからである。
だが、それがこの闘いをさらに長引かせることになってしまう。

「早く『質問に答える』と言うんだ…ッ!!それ以上ガマンしていると…
実際…ぼくの方もきみの身体がどうなるか知らないんだ!!」

『バギ!バギ!バギ!バギ!バギ!バギ!バギ!バギ!バギ!』
「うあ…ッ!!!!」

「い、意地をはってないで!!『質問に答える』と言ってくれ!!!」


こ、こんなところで僕は…ッ!!
僕は…そこにいるレミーちゃんを意地でも捕まえて、さゆのもとに帰すんだ!!
それを…それを邪魔するっていうんなら…容赦はしないぞッ!!!


『バギ!バギ!バギ!バギ!バギ!バギ!バギ!バギ!バギ!』
「こ、こんなんで…こんなんで僕をヤろうってえぇぇぇぇぇぇ!!!!?」


ドッヒュウウウウウウウウウウウウウウウン!!!!!ポーン…

387 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 09:00:11.87 0

彼女の身体から『バギ!』の文字が剥がれ落ちる。
突然の事態に、広瀬康一は驚いた。
能力を解除した覚えはない、まさか!!
目を凝らして見たその先には…

「さっきとはカタチの違うスタンド…!?か、亀井さん!!きみのスタンドも…ッ!!!」

「サイレント・エリーゼACT2!!また<相殺>したね…広瀬くん!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


サイレント・エリーゼACT2(サイレント・エリドリアン)は『音の概念』を弾き出す
スタンドである。
本来ならば、彼女のACT2で引っ叩いたものは『音の概念』を失うために、
聴覚が麻痺してしまうハズなのだが…
今回の場合、第三者によって貼り付けられた『余計な音の概念』が存在したため、
それを弾き飛ばすことのみで終わった。
結果、広瀬康一のエコーズACT1による『音をしみ込ませる能力』は、亀井絵里の
スタンド能力により、彼女の聴覚はそのままで、はじき出されてしまったのである!!


ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!!


388 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 09:02:01.96 0

「そしてそれだけじゃない…僕のACT2には…ッ!!!」

強力な『しっぽのラッシュ』があるッ!!!
彼女は、広瀬康一に向かってエリーゼACT2を急加速させた。
そして放つ!!

「トゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥ…」

トゥキティアァッッッッッ!!!!
そう叫ぶことはできなかった。
しっぽが彼の身体に触れた途端、どういうわけか身体が吹っ飛んだのだ。
エリドリアンの方も亀井絵里とは逆の方へ吹っ飛んだが、もともと射程距離が
10mと長いスタンドなので、その場から消えてしまうことはない。


ドシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!


「うぅ、いてて…いったい何が…?」

「ぼくの方もACT2を使ったんだよ…エコーズACT2さ!!きみは『吹っ飛ばす文字』に
触れたから吹っ飛んだんだ…『吹っ飛ばす文字』がひっついたぼくに触れたから…ッ!!」

広瀬康一の身体には『ドヒュウウウウウウ』の文字がひっついていた。
だが、そんなことよりも亀井絵里は気になったことがあった。
彼の能力にハマッて吹っ飛んでしまったが…こいつはラッキーだ!!
手を伸ばせば、すぐそこにはレミーらしきウサギがいたからである。

(や、やった!!痛い目に合っちゃったけど…結果オーライだ!!)


389 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 09:03:31.18 0

亀井絵里は雑草の茂みをかき分け、ウサギの姿を確認しようとする。
広瀬康一の声が聞こえたのは、それとほぼ同時だった。

「トドメだッ!!!」

エコーズACT2がしっぽを変形させている。
『文字』を生成しているのだ。
そして、それを亀井絵里のすぐ側の地面を目掛けて投げつけた!!


ビッタアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!


狙いは正確、見事に亀井絵里のすぐ側の地面にしっぽ文字がひっつく。
彼女の目に飛び込んできたその文字は…


『ドッカーン』


亀井絵里は白くなった。
さっき…彼が説明したとおりの能力だとしたら…

これは爆発する文字だぞ!!!


「う、うわああああああああああああああああああああああああッ!!!!!」


390 :◆I7CTouCqyo :2006/01/08(日) 09:07:10.02 0
ここまで!!
やっべ眠くなってきてしまった…

>>915さん
亀井のラッシュ表現使わせてもらっちゃいました!!
引用していて思ったんですが、トゥキティアってなんですか??

ではまた今夜オナれれば…ノシ


391 :名無し募集中。。。:2006/01/08(日) 11:13:38.02 0
武装現象

392 :915:2006/01/08(日) 11:35:29.33 0
おはよ〜ございま〜す

>1さん
http://blog.livedoor.jp/okamip/archives/30756743.html
実は僕もソースは確認していないんですが、
絵里がそんな奇声をあげていたらしいんです
絵里って何者なんだろ・・・・・・・・(^^;;;


393 :名無し募集中。。。:2006/01/08(日) 13:05:57.83 0
hozen

394 :名無し募集中。。。:2006/01/08(日) 14:02:09.92 0
保全疾走

395 :名無し募集中。。。:2006/01/08(日) 14:43:56.00 0
h・o・s・y・u このスレは保全しました

396 :名無し募集中。。。:2006/01/08(日) 16:12:28.46 0
保全疾走

397 :名無し募集中。。。:2006/01/08(日) 17:13:18.20 0
保全疾走

398 :名無し募集中。。。:2006/01/08(日) 18:16:40.20 0
保全疾走

399 :名無し募集中。。。:2006/01/08(日) 18:29:10.20 0
乙乙だぜ・・・

400 :名無し募集中。。。:2006/01/08(日) 19:17:44.15 0
保全距離は約2メートルか

401 :名無し募集中。。。:2006/01/08(日) 20:15:52.33 0
hozen

402 :名無し募集中。。。:2006/01/08(日) 21:25:42.16 0
半径20m保全

403 :610:2006/01/08(日) 21:29:20.71 0
みなさん乙です!

>>前スレさん
マジで特撮モノやアニメの最終回直前みたいな展開…
ドキドキしつつ続き待っております

>>なんみんさん
一気に作品の雰囲気が変わりましたねw
全然キャラが違う二人(特に堂珍)ワロス
俺も今回敵を誰にするかそうとう悩みました

>>1さん
亀井VS康一くん面白いなぁ
でも俺が気になるのは、もしかしてあの女も絡んでくるのか!?って事です!

では久しぶりに出します!

404 :610:2006/01/08(日) 21:32:17.01 0

銀色の永遠 〜美容師は恋をする〜B

「はぁ・・・」
美容師、西川は溜息をつきながら冬の街中を歩いていた
時刻はまだ夕方の4時、彼は『ある出来事』のせいで仕事が手に付かなくなり
店を早退したのだった。
今日接客した女性客の事が頭から離れないのである。
(まさか10歳近くも年下…しかも女子高生に一目惚れするなんて…)
彼は思った

あの子が次に来るのは一体いつだろう?美容室なんてしょっちゅう来る所じゃない
次に来るのは早くても一ヶ月後ってとこだろうな…
やっぱ店に来てくれたときに出来るだけ喋って仲良くなるしかないよな…
う〜ん…いっそ電話してみるか!
電話番号は分かるんだ、あの子うちの店の会員カードを作ったからな…!

405 :610:2006/01/08(日) 21:33:43.17 0

ぼんやりとそんな事を考えた西川だったがハッと我に返る

な、何を考えてるんだ俺は…仕事上得た個人情報をプライベートで利用しようだなんて…
それに向こうだって一回髪を切ってもらっただけの美容師から電話がかかってきたら
不審に思うに決まってる!
い、いや…もっと根本的な問題があった…
そもそも俺にはイキナリ電話なんてかける勇気は無いッ!!!

そう、彼には他人と、特に女性と上手く話せないというコンプレックスがあったのだ。
ましてや自分が好意を抱いてる女性となれば目を合わす事すら難しい。
ただ仕事中はそんな事はない、お客さんとの会話も仕事の内だと思っているからだ。
彼は美容師という仕事に誇りを持っている。仕事中の彼はまさにプロなのだ。

いつから自分はこんな性格になってしまったんだろう?
西川貴教は考える
(あのときだ、前付き合ってたあの子…ユミちゃんに振られた時からだ…それ以来
ショックで女の子と話せなくなっちまったんだ…)

406 :610:2006/01/08(日) 21:34:50.48 0

そんなことを考えながら自宅に向かっていると
通りの向こうにコンビニ『オーソン』が見えた
「コンビニで飯でも買って行くか…男の1人暮らしは寂しいぜ」
西川は道路を横切ろうと足を踏み出した

(ああッ!!!!!)
西川の足が止まる

も、もしかしてオーソンで立ち読みしてるあの女のコ…!!
藤本美貴ちゃんじゃあないかッ!!?
間違いない!昼間と服装も一緒だ!!ど、どうするッ…!?
心の準備が出来てないけどこれはチャンスだぞッ…!!!

407 :610:2006/01/08(日) 21:36:54.05 0

今日はインドア派の美貴にしては良く動いた日だったなぁ
美容室に行った後、亀井が
「せっかく3人とも可愛くなったんだからプリクラでもとりましょうよ〜!」
なんて電話かけてきて…結局小川と3人でS市内をフラフラして…
あの二人はまだ遊んでんのかな?あたしは一足先に帰っちゃったけど
アイツらのテンションには長時間付いていけねーっつーの

「う〜寒い!早く家に帰ってテレビ見よ!」
美貴は冬の街を足早に通り抜けた

「やれやれ…」
帰り道、途中にある公園の前に差し掛かかったとき、美貴は思わずつぶやく
早く帰りたかったけどどうもそうは行かないみたいだ

誰かが後を付けて来ている…!!

ちょうど『オーソン』を出た時くらいから気配を感じてたんだ
しかもこの状況…あの時とまったく同じ状況だ!大塚愛とかいう泥棒女に襲われた時と…
あの時襲われたのもこの公園の前だった
今度は一体何だってんだ?あ〜面倒くさい面倒くさい面倒くさい…

408 :610:2006/01/08(日) 21:40:34.62 0
「おい!誰だか知らないけど付けて来てんのは分かってんだ!出て来なッ!!」
美貴は意を決して後ろを振り返り叫んだ

「…いやいや!すまないね!後を付けるつもりは無かったんだ!」
曲がり角の壁から人影が現れる

…オッサンだ
スーツを着てメガネをかけて口髭を生やした…フツーの中年のオッサンが現れた

「あたしに何か用ですか?」
美貴はそのオッサンに尋ねる

「いや…君があんまり可愛いもんだからさァ…つい見とれちゃってね!
今からおじさんと遊ばないかい?…お金なら…あるよ…!」
オッサンが小声で囁いた

なるほど、コイツはそーゆー奴か!うら若き乙女のカラダを金で買おうという…
最低のエロジジイ!!

「ふざけんなよオッサン!誰があんたなんかの相手するかよ!そこの『木』にでも
話しかけてろ!」
美貴はそう言い放つとオッサンに背を向けた

ガシイッ!!
美貴の腕が掴まれる!

409 :610:2006/01/08(日) 21:42:17.83 0

「まあそう言わずにちょっとだけでも付き合ってよ…!君の事気に入っちゃっ
たんだよ」
「いくら欲しいんだい?私はこう見えても会社の社長をやってるんだ」

こ…こいつッ…!!!

ボグッ!!
「おぐッッ!!!?」
美貴はオヤジの腹に肘鉄を食らわしてやった

「おいこのエロオヤジ!金なんか関係ねーんだよ!あんまり女をナメてんじゃねー
ぞ!!」

「ぐ…ふふ…元気のいい子だ、ますます気に入ったよ」
オヤジは自分の腹を押さえながらもニヤついている
やべぇ…!こいつマジで変質者だ

「え〜と…名前は野田義治…住所は…と」
美貴がそうつぶやくとこの変態オヤジの顔色が変わった

「なッ!!それは私の免許証…!いつの間にッ…!!?」

「あんたがあたしにやった事は間違いなく犯罪だからな!あんたのことは警察と
学校に報告させてもらうよ」

410 :610:2006/01/08(日) 21:43:45.86 0

「…。」
ショックからかオヤジは黙りこくってしまった
ざまーみろ!社会の敵め!

「…バカな女だ…!」
オヤジがボソリとつぶやく
「大人しく私の言いなりになっていれば良かったのに…
余計な事を!『口封じ』しなくちゃあならなくなったじゃないか…!!」

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・・

ズギュウウウウウウウウン!!!!!

「なッ!?なんだッ!!?」
突然オヤジの足元に何かが集まり始める!
これは…『土』だ!!周囲の土が集まって来ているんだ!

そしてその土はオヤジの足を上っていく!
そしてその体に纏わりつきアメフトのプロテクターのような形状に変化した!
…こいつスタンド使いだッ!!!

411 :610:2006/01/08(日) 21:45:46.40 0
ヒュンッ…!!
ガッシイイッ!!!

オヤジはあっという間に接近し美貴の首根っこを掴む!
は…速いッ…!!

「考え直すなら今だよ、私がチョイと力を入れれば君の首は小枝のようにポキリだ…!」

「考え直すのはテメーだ…!後悔する事になるぜ!あたしに手を出した事を…!」

412 :名無し募集中。。。:2006/01/08(日) 21:48:32.71 0
ヒゲええええええええええええええええええええええええ

413 :610:2006/01/08(日) 21:49:42.83 0
ここまでです!
ではまた明日にでも!


414 :名無し募集中。。。:2006/01/08(日) 22:21:01.47 0
乙ぅッ!

415 :名無し募集中。。。:2006/01/08(日) 23:37:45.22 0
保全疾走

416 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/09(月) 00:27:32.40 0
銀色の永遠  〜千年紀末に降る雪はL〜


12月23日 AM10:58
ぶどうヶ丘高校 屋上

風が血の臭いのする空気を掻き乱す。

唯は血溜りの中を躊躇もしないで足を踏み入れる。
コンクリの撒かれた血が革靴に滲み込む。
後藤の上半身を通り過ぎ、梨華の遺体に歩み寄り血の気を失った白い顔に手を当てた。

「ほんま・・・立派ですぇ・・石川さん・・・」
陶酔したような表情でそう言いながら梨華の目蓋を閉じた。
唯は目を閉じ数秒沈黙をしてから身体を起こし後藤の遺体に目をやった。
「これで私達に楯突くような阿呆ゥは居なく成った・・・・いや『残党狩り』も
 せぇへんとなァ・・・本当の『いくさ』はこれから・・・やでッッ!」

にわかに流れの速くなった雲を見ながら自らの『いくさ』を夢想する・・・
その歓喜に唯の身は打ち震えた。

・・・・・だがまだだ・・・自らの能力を使いきるにはこの身体は貧弱すぎるッ。
けれどいい塩梅に克服する手段が降って涌いて来た・・・あの『能力』を身に付ければ
身体の損傷を恐れずに『コード3』を存分に使える・・・そうアレが有れば・・

ガチャリッ!

ドアの開閉音が屋上に響く。
「あれー?もう終わっちゃったんですかぁ?」
血生臭い死闘の場所にそぐわない・・・無邪気な声
久住小春はドアを閉めその凄惨な風景を眺める

417 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/09(月) 00:28:16.16 0
満足そうな・・不満そうな瞳で血溜りに目をやる・・・
そして歩き出そうとした瞬間、足元に引っかかるモノに気付く。
「?!。岡田さん?なんでコイツがいるんですか?」
『コード2』で操られ、意識を失って倒れた『田中れいな』をつま先で突く。
「ああ。ソレは随分と『後藤真希』に入れ込んでたみたいなんでここまで引っ張ってきて
 もろうたんや・・・小物すぎて存在忘れとったわ・・・」
頬に手を当てクスクスと笑いながら唯は答えた。
「小物だなんて・・・本当の事言ったらダメですよ。」
小春は笑いながられいなの頭を踏み躙った。
「まったく・・・こんな小物の不良がミラクルエースである私と席を同じくするなんて・・・」

踏み躙る足に力が入る。
周囲が銀色に輝き始める。

タンッ。
コンクリに靴音が鳴る。
れいなの頭部は分解され消え首からは大量の血が流れた・・・

その様を一瞥すると小春は唯の方に近づいて行った。

AM11:02 田中れいな 死亡


418 :名無し募集中。。。:2006/01/09(月) 00:29:40.71 0
こえええええええええええええええええええ

419 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/09(月) 00:29:59.13 0
銀色の永遠  〜千年紀末に降る雪はM〜


12月23日 AM11:03
ぶどうヶ丘高校 屋上

唯に近づいた小春はポケットからペンダントを取り出した。
そのペンダントには黒く光る石が付いている・・・何物も映さない様な漆黒でもあり
闇夜でも輝く様な・・・奇妙・・・不気味・・・言い難い感じを醸し出していた。

「これが?昨日、菅沼の話していた『黒耀石』・・・」
唯は小春の手からペンダントを受け取るとその『石』をまじまじと見つめる。
「・・・・ほな・・・行かせてもらうわ」
唯はそう言うと右手で『石』を握り締め腕を振り上げると勢いをつけ左腕に突きつけた。

「がっはァアアァ   」
衝撃に天を仰ぎ痙攣する。しかし苦悶の時間は短く細波のように収束した。
その有様に小春は唾を飲み込む。
「ふ  ふ   悪くは ないでッ私にも身に付いたようやで『死を克服する力』が・・・」
2、3度手を握りながらその感触で唯は『実感』をした。
「どれもこれも小春ちゃんのお陰や・・・」
唯は小春に向かって微笑んだ。
小春もそれがうれしくなって微笑み返した。

「これはお礼やッ!」

ズォドッ!


420 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/09(月) 00:31:11.35 0
唯の指から射出された骨針は小春の咽喉を貫く。
小春はその衝撃に空を掻く様に悶えた。
「頂点に立つのは私とみ〜よで良いッ!飼い犬など要らんわッッ!」
ぬるりと骨針が抜け小春の身体が倒れ落ちる。
「ふふ・・・これで『石』の秘密を知る余計なヤツはおらん、これでみ〜よにも能力が付けば・・
 ・・・・あかん・・・笑いを堪えられん・・・」
顔に手を当てて笑いを堪える唯の瞳に異常なモノが映った。

「やれやれですね!心を許せる人かと思えば・・・」
そう呟いて制服の埃を払いながら立ち上がった。
「な・・・ま・・まさかッ!!」
「まさかですよ。ここに来るまでに『試して』みたんですよ、その『石』をッ!」
久住小春は貫かれた咽喉をさすりながら不敵に笑みを浮かべた!

421 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/09(月) 00:34:01.88 0
今日はここでおし舞波!
1さん、なんみんさん、610さん乙でした!


422 :名無し募集中。。。:2006/01/09(月) 00:35:27.23 0
こ、これがミラクルと呼ばれる所以か…

423 :名無し募集中。。。:2006/01/09(月) 01:43:51.47 O
610さん前スレさん乙!

424 :◆I7CTouCqyo :2006/01/09(月) 02:15:15.96 0
帰宅!!
>>915さん
なんかすごいいっぱいあるんすねw
たこもみピートゥーパーワロタwww
娘ドキュでも一発ギャグで「くるりんぱ」とかやりだすし、ある種の天然なんだろうか??
>>610さん
タカノリ可愛いなw
付き合ってた子に振られたショックでか…その気持ちわかるぞッ!!
そーいや彼、むかしラジオでミキティのポスターをロッカーに張ってたとかなんとかw
さりげなくシアーハートアタックネタが入ってますね!
>>前スレさん
小春が死ななくてよかったwしかし小春も抜け目ないな…
なんだか物凄く終末的な空気を感じてしまいます、これが「千年紀末に振る雪は」という
ことなんでしょうか…俺もますますでかい話が書きたくなってきたッ!!!
まとめのさゆキャワワwさっそく今日のハロモニっすね!
最近ぶたみん化したって言われてるけど、やっぱこういう顔好みだな〜ッ

今日はちょっとしかオナレないかも…早く次エピ行きたいorz

425 :◆I7CTouCqyo :2006/01/09(月) 04:51:00.79 0
やべえ〜オナれなかった保全orz

426 :名無し募集中。。。:2006/01/09(月) 06:53:44.77 0
  _☆ノハヽ_
 /从 ’w’)l/! <クゥ〜ン
 i二し二J二!/|
 |_____|/

427 :名無し募集中。。。:2006/01/09(月) 06:56:55.28 0
>>610氏も前スレ氏も乙!
>>1氏も言ってたけど西川は2003年1月にミキティ娘。加入の時にラジオで全力で推してましたねぇ
そういえば番組にコメントももらってたような…

そして野田社長…うかつなこと言ったら>>610氏のネタ潰しそうだから感想は後ほど。

428 :名無し募集中。。。:2006/01/09(月) 08:18:41.53 0
保全疾走

429 :なんみん:2006/01/09(月) 09:41:47.37 0
>>610さん乙です!!
西川クンカワユスww彼は普通に良い人みたいですね…なら応援する!
そうなると今度は彼がスタンド使いなのかどうかが気になりますねー
野田ww…ヤツに声を掛けられるなんてある意味藤本にとっては名誉なのではww
>>前スレさん乙です!!
すっげー衝撃的な展開でなんみんにはちょっとキツいですねー
もちろん良い意味です…前スレさんにしてみたら「してやったり」の反応かもww
でもちょっぴり光明が見えてきた…のでしょうか?ミラクルさんに期待!!

両氏とも続き期待しています!!

430 :なんみん:2006/01/09(月) 09:58:16.05 0
>>1さん乙です!!成人!成人!
実はなんみんも610さんと同じ事考えてました!!まさかあの女が…ww
VS康一君はお互いの相反する能力合戦って感じで熱い!!
ただお互いに物分りの良い者同士でもあるので…この先どうなるのだろう?
期待してま〜す!!

431 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/09(月) 10:53:31.44 0
hozen

432 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/09(月) 12:54:54.22 0
食後カキコミッ!
>>424
色々と出てきたモノをぶつけたらどんな話になるだろうか?と
いうのがテーマで言うならば『東映まんがまつり』みたいなノリで
書きだしちゃったんでやっぱり『ただ』では済まないな。と思ったので
こういう流血劇になっちゃいましたね。>>354さんのコメント通り
有る意味でというか『菅沼編』の最終回ではあるのでやっぱりそんな空気感
に為ってしまうんじゃないでしょうか?
>>429
やっぱりなぁ〜。なんみんさんソマソ。でも大きく動かすということは
こうなるのでは?と自分の中で強く思っていたのでその辺はスマソ!
この話自体「俺もバッカーノみたいなのやっていたいなァ」とか思っていた
ので(だから菅沼が不死者というわけではないですが)やりたい事はやれて
いる感はしています。むしろ好き勝手絶頂かw


433 :名無し募集中。。。:2006/01/09(月) 14:07:15.28 0
ho

434 :名無し募集中。。。:2006/01/09(月) 15:11:33.49 0
ゴロゴロ      ⌒    
   へ へ   ⌒   ∩  ∩ 肉はエロイ〜 肉はエロイ〜♪
   ヽ    ヽ      ヽノノノハヽ
   ⊂*、∀ ,)⊃    ⊂*´ Д `)⊃
    ノノノハヽ     ゴロゴロ




435 :なんみん:2006/01/09(月) 16:19:33.77 0
>>432(前スレさん)
なんみんの作品にしてもアホアホな場面では笑い感動場面では泣きというのは案外狙ってたりします
当然衝撃的な場面ではショックを受けてもらうのは狙い通りなんです
ですから全然スマソではなくてむしろ「ヤッタぜベイベー!!」って喜んじゃって下さいw
なんみんの作品も実はバートリー絡みの関係で以降ではややキツい場面も出てきますねーフフフ…
ではではお仕事行ってきますノシ

436 :名無し募集中。。。:2006/01/09(月) 17:19:56.74 0
乙ッ!
しかし死にすぎw
でも久住がなんとかしてくれるのだろうか?
それとも・・・

437 :名無し募集中。。。:2006/01/09(月) 18:31:22.40 0
保仙道

438 :名無し募集中。。。:2006/01/09(月) 19:35:25.72 0
保全疾走

439 :名無し募集中。。。:2006/01/09(月) 20:10:59.88 0
ヒント 野田の嫁は貧乳

440 :915:2006/01/09(月) 20:19:26.71 0
みなさん乙!!
ではオイラもオナいきま〜す!

441 :915:2006/01/09(月) 20:19:56.16 0
銀色の永遠〜紺野あさ美は友人をたしなめる@〜






             「・・・ちゃん・・・、・・いちゃん、ごめんね・・・・」







442 :915:2006/01/09(月) 20:21:44.08 0
今日はここまで!

って、一行かよ!!Σ( ̄д ̄|||)
と、セルフつっこみ(爆)

今回はいろんな意味で見切り発車です。
特に1さんや前スレさんの今後構想に修正が生じたらごめんなさい!
でも最低限の修正で済むようにしますんでm(__)m

443 :名無し募集中。。。:2006/01/09(月) 20:56:09.34 0
乙ッ!なのか?

444 :610:2006/01/09(月) 22:08:22.85 0
915さん乙!ペース早いっすね!
>>439
そうなの?知らなかった!

皆さんが言うとおり今回は現実世界から結構ネタをもらってます
では出しま〜す

445 :610:2006/01/09(月) 22:10:21.43 0
銀色の永遠 〜美容師は恋をする〜C

「おらあァッ!!!」
ドゴドゴオォッ!!!
ブギートレイン03の拳が『土』を纏ったオヤジのボディに炸裂する!

「ぬおおッ!!??」
もろに食らったオヤジは後方に弾かれる

ズザザザッ!!
しかしオヤジは踏み止まった
「何だそれは…!?お前も私と同じような能力を持っているのか…!!」
オヤジは何事も無かったようにブギトレを見つめながら言う
こいつ…渾身のパンチをブチ込んでやったのに!まるで効いてない…!

「まあいい…どちらにせよその程度の攻撃は私には通じないよ」
「うるせえッ!!そーゆーことはコレを食らってから言いやがれッ!!!」
美貴は拳に渾身の力を込めた!
「ゴールデンゴール決めてッ…」
「VVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVィッ!!!!!!!!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッ!!!!!!!
オヤジの全身にB・トレインの拳が降り注ぐ!

「なッ!!?」
美貴は愕然とした
オヤジは平然とその場に立っている!相変わらずイヤらしい笑みを浮かべたまま…
それに殴った拳の感触が何かおかしいぞ!?

446 :610:2006/01/09(月) 22:11:53.92 0

「だから効かないって言っただろう?」
ブンッ!!
土を纏った巨大な拳が美貴を襲う!

ドゴオオオォッ!!!!
「ぐうッ!!!?」

美貴はとっさにB・トレインでガードするが公園の敷地内まで吹っ飛ばされてしまった!
な…なんて威力!こいつ美貴のブギトレより確実にパワーは上だ!!!

「まったく…こんな面倒なことになるんだったら素直に自分の好みどおり胸がでかい女
を選べば良かったよ…!胸の小さい女にロクなのはいねえな…」
そう言いながら奴が公園に入ってくる
何言ってやがんだコイツ!!胸は関係ねーだろうがよッ!!!

「てめーはこのあたしに最も言っちゃいけない事を言った!!!もう許さねーか
らなッ!!!」

「ほほう!どう許さないのか教えてもらおうか?」
オヤジはゆっくりと近づいてくる
よく見るとこいつが身に纏った土の鎧にはブギトレの拳の跡がくっきりと残っている
そうか!この分厚い土の鎧がクッションになって衝撃を吸収してるんだ!
しかしその拳の跡も一瞬にして元通りに消えてしまった

「今教えてやるよッ!!おらァッ!!」

ズドオッ!!!!
あたしは再びオヤジのボディにB・トレインの拳を打ち込んだ

447 :610:2006/01/09(月) 22:14:05.77 0

「何度やっても無駄だよ!!」

「それはどうかな?<満月の流法>ッ!!!」

ズギュウウウウン!!
オヤジが纏った『土』の時間が戻る!

「何ィィッ!!??」
鎧のようにオヤジのボディに固定されていた土がドサリと落ち、胸から腹にかけてが
ガラ空きになった!!

「くらえッ!!!」
美貴はすかさず第二撃を打ち込む!

ドグシャアアアアアッ!!!!!

オヤジはB・トレインの拳がみぞおちに突き刺さり悶絶しながら崩れ落ちる…
はずだった!!しかし…!!

「なッ!?これはッ!?」
あたしは相変わらず土の鎧を殴っていた!
「こいつ鎧が元通りになってる!?時間を戻して解除させたはずなのにッ!?」

「危ない危ない…!なるほど…それがお前の能力か!
だが無駄だよ!わたしの能力『ロック・ヘッド』!!発動中は私の意志とは関係なく
破壊された部分を自動的に修復する!」

なんだって!?だからってブギトレのパンチより速いスピードで修復するなんてッ!!
ヤッベ…!!これじゃあ美貴の攻撃が通じない!『土を身に纏う』なんて単純な能力が
こんなに厄介だとは!

448 :610:2006/01/09(月) 22:15:10.41 0

「諦めなさい…!!ふふふ…!!」
奴が迫ってくる…!ど、どうするッ!!?


「とお―――――――――――――――うッッ!!!!!!!!」

ドッガアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!

「…えッ!!?」

なんだッ!?突然目の前のオヤジが吹っ飛んでいく!!
そして美貴の目の前に空中からスタリと誰かが降り立つ!
この人がオヤジを蹴り飛ばしたんだ!誰だ?なんか見覚えある服装だけど…

「大丈夫かい?美貴ちゃん!」
こちらを振り向いたその顔はッ…!!

「に、西川さん!?」
この人は『Revolution』の美容師西川さんだ!
何でこの人がここに居るんだ?

「たまたま公園の近くを通りかかったら君が変な格好したオヤジに殴り飛ばされてるじゃ
ないか!びっくりしたよ」(本当は声をかけようとして後を追いかけてきたんだけど…

449 :610:2006/01/09(月) 22:16:50.59 0

「あ、ありがとうございます!助かりました!」

「ケガは無い?」

「大丈夫です!それよりあの…寒くないんですか?」
このひと美容室にいたときと同じ服装じゃん…!真冬だぞ!?
素肌にジャケットって…いろんな意味でどういう神経してんだ?

「く…そ!何者だ…?」
吹っ飛ばされたオヤジが立ち上がる!やっぱりダメージは無いみたいだ

「何なんだあのオッサン?美貴ちゃん、ここは僕に任せて早く逃げて!」

「いや!でも西川さんアイツはッ…!!」
ダメだ!あのオヤジはスタンド使いなんだ!普通の人間が勝てる訳が無いッ!!
どうしよう?西川さんが来た事で逆に厄介な事になったぞ…!!

「大丈夫、僕も能力を持ってる…!」

「えっ!?」

今なんて言った?…能力!?
まさか西川さん…!!この人もスタンド使い!?

450 :610:2006/01/09(月) 22:19:06.85 0
ここまで!
次回までちょっと時間かかるかもです!

451 :名無し募集中。。。:2006/01/09(月) 22:20:31.38 0
乙ッ!

452 :名無し募集中。。。:2006/01/09(月) 22:26:55.47 0
いちいちゃん━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!

・・・のか?

453 :名無し募集中。。。:2006/01/09(月) 22:27:08.02 0
西川かっけえええええええええええええええええええ

454 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/09(月) 23:23:13.01 0
>>422
915さん乙!
俺も大概見切りなんで大丈夫!
>>450
610さん乙!
タカノリかっこEッッ!!

あ〜俺もオナらないと・・・ちょっと今日打ちっぱなしに行ってきたんで
アワアワしてますが今から書き出します。

455 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/10(火) 00:21:06.50 0
銀色の永遠  〜千年紀末に降る雪はN〜

part9:『世界の果て』

12月23日 AM11:06
ぶどうヶ丘高校 屋上


唯は深く呼吸を整え小春に対峙する。
「まぁ・・・あんたの事は最初から信用してた訳や無いけど・・・どうしたもんかいなァ?」
仄暗い瞳が小春を捉える、その漆黒さは観鏡の様に透き通りそしてまた歪んでこの世を映していた。
「私はあなたの事・・結構気に入っていたんですけど・・・こうなってしまった以上、後には引け
 ませんよね?・・・お互い・・・」
小春は涼やかに答えた、その言葉には寂しさと決意が行き交う風のように入り混じっていた。

ふわりと唯のウェーブのかかった髪が宙に浮く。
脳髄に骨針が突き立たる。

『ハイドロレインジャ・コード3』は身体に這う様に生い茂り、脳に埋め込まれた芽は唯を
『加速した世界』へ誘う。

「フフ・・・思った通りや・・・この一体感・・・私のスタンドは『完成』したでッ!!」
小春を観るその表情は悪鬼や羅刹ではなく穏やかな穏やかな表情だった・・・

「まったく呆れたものですよ、人を人とも思わないような人物がなんでそんなに穏やかなんだか?」
小春はゆっくりと唯に歩み寄る。

「そんなに死に急いだらあかんで?」
笑みを浮かべて小春を観る。

小春が半歩足を前に出す、その僅かな時間・・・唯が消えるッ!


456 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/10(火) 00:22:33.20 0
「来たッ!NO.4!5!6!7!」
『オイサーーーーーッッッ!!!!!!』

小春の目の前に『スポルトマティク』が出現に前方に勢い良く弾き出されるッ!!
肉眼で捕捉出来ないほどの速度で移動する唯に向かってッッッ!!!

「!!!!!!」

「カウンターなら速度、威力共充分ッッ!!」

「るぉおぉぉぉおおぉぉぉぉおおぉッ!」
旋風が起こる。
金属の鈍い音が響き銀色の鋏は急角度でコンクリに突き刺さり
そのまま吸い込まれるように消えていった・・・・・

「なかなか面白い事・・・するやんか?」
鋏を叩き落とす代償で折れた手の甲をさすりながら唯は小春を観る・・・
折れた手の甲はボコボコと音を出しながら再生している・・

「まぁ・・・その位でないとミラクルエースの相手は務まらないですね・・」
そう言った小春の額を冷たい汗が伝った。

457 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/10(火) 00:24:39.40 0
てけたーッ!今日はここでおし舞波〜〜〜〜〜〜ッ!!

458 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/10(火) 00:33:49.22 0
まとめの編集も終わった〜〜〜〜〜。
じゃ今日はおやすみうなッ!!

459 :名無し募集中。。。:2006/01/10(火) 01:12:04.81 0
よっしゃ〜!乙ッ!

460 :名無し募集中。。。:2006/01/10(火) 02:21:15.99 O


461 :名無し募集中。。。:2006/01/10(火) 02:23:07.50 0
西川かっけー、男ならあこがれるシチュですね
小春の額の汗もイイ、鳥肌モンです

462 :名無し募集中。。。:2006/01/10(火) 03:02:34.36 0
がんずき一筋の俺を悩ませる西川君(´・ω・`)

463 :名無し募集中。。。:2006/01/10(火) 04:16:07.94 0


464 :名無し募集中。。。:2006/01/10(火) 05:42:48.10 0
保守

465 :名無し募集中。。。:2006/01/10(火) 05:43:46.21 O


466 :名無し募集中。。。:2006/01/10(火) 06:58:14.47 0
保全疾走

467 :なんみん:2006/01/10(火) 07:13:29.14 0
>>915さん乙です!!
おそらく彼女ですね…ああ…このたった一行が切な過ぎる!!
…って思ったのですが違ったりしてwwまあつかみはオッケーって事で
>>610さん乙です!!
山P達や菅沼もそうですが、スレの性質上女性ばかりの作品中で
気骨ある男が登場すると無性に応援したくなります!!
>>前スレさん乙!!
どうやらあの鋏なら倒せるみたいだけど…消えちゃった…どうしよ?
でもお互い死なないんだもんなーこの先どうなるんだろう?

468 :名無し募集中。。。:2006/01/10(火) 08:03:25.52 0
hozen

469 :名無し募集中。。。:2006/01/10(火) 10:24:05.65 0
保全しそう…

470 :名無し募集中。。。:2006/01/10(火) 11:31:06.38 0
保全だぜッ!!!

471 :◆I7CTouCqyo :2006/01/10(火) 11:59:43.43 0
おはよーございます!!ただいま起床!!!!!

>>なんみんさん
成人!成人!あーざーッっす!!!
新たな気持ちでオナリますw
>>915さん
お茶吹きますたw
俺の方はあまり構想してないので気にしないでくらはい!!w
してる構想は次エピと前スレさんっぽい感じでヤマ場的なものを
最近考え始めたくらいなんで!!
>>610さん
タカノリくんカコイイ!!!!
素肌にジャケットで思ったんですけど、TMの衣裳ってジョジョっぽいのありますよねw
スタンド名とか気になるなぁ〜続き期待です!!
>>前スレさん
加速する能力キター!!時間ではなく岡田自身が加速する能力っすね
今に始まったことではないですけど、自分が考えた能力を他のニストの方々に
使ってもらえるのって激しく嬉しいっすね!頑張れミラクル・ビスケッツ!!!

長々とすいませんッ、今日は昼間にオナリます!
では後ほど…ノシ




472 :名無し募集中。。。:2006/01/10(火) 12:34:14.46 0
おはよう!

473 :名無し募集中。。。:2006/01/10(火) 14:00:14.71 O


474 :名無し募集中。。。:2006/01/10(火) 14:25:57.50 0


475 :名無し募集中。。。:2006/01/10(火) 16:34:53.55 0


476 :名無し募集中。。。:2006/01/10(火) 18:21:44.54 0
保全

477 :名無し募集中。。。:2006/01/10(火) 20:05:11.77 O


478 :◆I7CTouCqyo :2006/01/10(火) 20:19:24.93 0

昼寝して今起きたバカですorz

479 :名無し募集中。。。:2006/01/10(火) 20:22:20.21 0
ばかぁ〜

480 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/10(火) 20:23:05.73 0

>>478
おっぱいよー!

481 :◆I7CTouCqyo :2006/01/10(火) 20:26:53.52 0
>>479
す  まそ、許してorz
>>480
おっぱいよー!!

ではバイト行ってきますノシ

482 :なんみん:2006/01/10(火) 21:20:41.68 0
みなさま早乙女!!
>>前スレさん
川畑のスタンド解説ですが、能力の部分が抜けてますよん
>>1さん
昼に起きてまた昼寝…??どんだけ寝るのかとww

セロが凄過ぎてオナれなかった…ヤツは絶対スタンド使い!!
11時までにでけたらうpるけどダメだったら寝ちまいます

483 :915:2006/01/10(火) 21:58:36.11 0
銀色の永遠〜紺野あさ美は友人をたしなめるA〜

しまった、寝てしまっていたみたい。
うげ、もう閉館時間じゃん。
あ〜あ、もうあきらめた。あややにでも写させてもらおうっと・・・。
ミキティに比べたらやってる確率高いだろ・・・・。

しっかし、何のために冬休み明け早々、
放課後に図書館にこもったのかわからないな。

まあ、冬休みの宿題をちゃんと休みの間にやらなかった上に
今からやろうとして結局図書館で爆睡こいていた自分が悪いんだけどね。
数学の授業は明日も無いし、明後日の3限までになんとかすれば・・・

そう思いながら図書館を出ようとして、手洗いの前で立ち止まった。
手を綺麗にしてから本を読めって事で、
うちの学校の図書館はドアの近くに水道と鏡が備え付けてある。

あ〜あ、ほっぺたに時計の跡ついてるや。
鏡を見て私はほほのあたりを気にする。

あれ、化粧が崩れてる。目もはれぼったい。
私、泣いてたのかな・・・・・・・・。
最近はあんまりあの夢見なくなっていたつもりなんだけど、もしかして・・・・

そう思った時だった。
窓の外の方で小さな爆発音がした。
遠くの方で何かが上空で爆発したようだ。

爆発、かあ・・・・・。
また演劇部かな。あいつら・・・・・・・・・。

484 :915:2006/01/10(火) 21:59:02.35 0
銀色の永遠〜紺野あさ美は友人をたしなめるB〜

「あ〜、わかった。まぁみんなには気ぃつけるようゆっといて。
 うん、なんかあったらコッチから指示するから。
 とりあえずこちらから手ぇ出す必要はないし、
 今まで通りにしてたらええわ。うん、ほなな」

ピッ

「うちの部長からや。連中が襲って来たけど撃退したやって。これで2連勝や」
「ふっ、つくづく君は変わった男だな」
「ん?なんでや?」
「だってそうじゃないか。4年前、君を裏切った女と
 君に苦い思いをさせた連中の残党が手を組んだんだろ?
 せっかく4年かけて修正出来て、もうすぐだというのに、
 今後の展開によってはまた一から計画を練り直す必要が出てくるじゃないか。
 それなのになぜそんなに悠長に構えている?
 むしろ楽しそうにすら見えるのだが・・・・」
「はは、ええか?
 神様はな、試練を乗り越えられる人間にしか試練を与えへんのや。
 って、神父はんに神様の事言っても釈迦に説法やな。
 あれ?神父にお釈迦さんの話しても通じんか?
  じゃあ馬の耳に念仏、ってますますおかしくなったやんけ・・・」
「やっぱり君は変わった男だよ・・・・」

485 :915:2006/01/10(火) 22:00:18.67 0
銀色の永遠〜紺野あさ美は友人をたしなめるC〜

「はい、わかりました。
 それでは失礼します・・・・」

ピッ

浜崎あゆみと鈴木亜美が去ったあと、
ミキティを捕まえて改めて今日の事を謝った。
不愉快な思いさせたし、後のフォローも部長の勤めだぜ。

で、ミキティと別れたあと、寺田のおっさんに報告していない事を思い出して
電話で今日の事を一通り報告した。

さあ、すべて済んだし、俺も帰るか・・・
そう思ったそのときだった。

!!!!!!!!!!

殺気を感じて、本能的に身をかがめた!

ドゴドゴドゴドゴドゴドゴゴゴゴッッッッッッッ!!!

すさまじい音を立てて、後ろのブロック塀がボロボロになる。
これは!!

「何のつもりだッ!!」
俺は電信柱の陰に立っている人影に叫んだ。
「また操られているのか?麻琴ォォォォ!!!」

486 :915:2006/01/10(火) 22:05:28.10 0
ってことで今日のオナはここまで!
みなさん、前回はたった一行に食いついていただいてありがとうございます(爆)

んで、こっから独り言。
今回はまぁいくつかネタやっちゃおうかなと。
って、一番新参のオナニストのくせに一番調子に乗ってしまってますが(^^;;;
まあアイデアが思い浮かぶと使いたくなる口なんで許してくださいw

ただ、神父の設定は、寺田がしゃべる相手を作るということで
寺田の考えを明らかにしやすいっていうのと、
原作のスタンドを登場させるのに良い口実が出来たと自分でも思うのですが、
栄米&小室は正直やりすぎだなぁと自分でも思っちゃいます(爆)
こういうのって、話の筋はあまりあちこちに飛んで散漫になるよりも
一本の方が本当は良いと思うんですよね。
なので、自分が作った設定ながら、本筋(寺田の狙い)の方に
うまく組み込んでもらえるような方向に今回はリード出来たらなと思います。

とか言ってるくせに、実はもう一つネタがあったり(爆)
まあそれはあまりジョジョらしくないかなと自分でも思うし、
かなり読み手を選ぶネタなので皆さんの反応見ながら出すか考えますw

487 :なんみん:2006/01/10(火) 23:14:08.02 0
>>915さん乙です!!
主語抜きなのはワザとですよね?…誰だ??紺野さん?(吉澤は判るけど)
だとしたらなんみんの予想は大ハズレって事になりますハイ…orz
ジョジョらしさについてはなんみんはもはや捨て去っているのでww
気にせずに行っちゃっても良いのでは…?たぶんです!!

488 :なんみん:2006/01/10(火) 23:17:22.55 0
そうそう…なんみんは朝出します(5時過ぎくらい)ではノシ

489 :915:2006/01/11(水) 00:01:44.51 0
>>487
紺ちゃんじゃないですよ〜
ミキティとあややが友達で宿題見せてもらおうとしていて
演劇部じゃないから・・・・、はい、そういう事です。

あと、細かいけど致命的(?)なミス発見。
「事件」が4年前じゃ都合悪いわ・・・・・
今回のBと「独り(ソロ)になりたい」の35を
4年前→3年前に脳内変換してくださいorz



490 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/11(水) 00:01:58.49 0
12月23日 AM11:08
ぶどうヶ丘高校 校内

天井から落ちる水滴が水面に無数の波紋を造る。
沈黙の空間を水の打楽器が彩る・・・・・

鋏はゆっくりと開閉し静刃と動刃が菅沼の咽喉に喰い込む。
「・・・・クッ・・・」
蒼ざめた顔で美貴の顔を見る・・・
『黒耀石』の能力で『死ぬこと』の無い身体にはなった、が同時に身に付けたそれを『断つ』能力

私利私欲の為に『能力』を使おうとした生物を片っ端から殺めて来た。
それが自らの命を絶とうとした愚行の代償。
生き返って与えられた『使命』。

絶対的な死が突き付けられる・・・・死の恐怖より奪い盗られた『石』の事で頭が一杯だった・・
俺が居なくなったら誰が・・・止められるのだろうか?

「まだ・・・俺は・・死ねないンだッ!」

「いや死ねッ!これで全て・・何も無かった事になる・・・お前さえ居なければッッ!!!」
美貴の指に力が入るッ
シュリ・・・
金属の摩擦音が鳴り響き始めた    瞬間ッ!!


491 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/11(水) 00:03:16.75 0
       ドボォッッ!!!!!!
「ぐッッお・・・」
水の固まりが跳ね菅沼の腹を強打したッ
堪らず菅沼の身体は後方に倒れこむ。

シャキィイイインッッ。
いきなり倒れ込んだ菅沼の首が鋏の開閉を避けた。

一瞬の出来事に美貴は固まる。
「な・・・・何が・・?」
その疑問符に答える暇など与えぬ様に水塊が美貴に飛び掛る。
水塊はだたの塊から『犬』の形に変化するッ。

「い・・・犬ッッッ?」

犬は美貴の手に持つ鋏に喰いかかる。
『ヒィイヘッヒッ!』
がんずきの牙は『スポルトマティク』を引き剥がそうとするッ
「この犬!ふざけるなッ!!!!」
美貴は引き剥がされそうな鋏を引っ張り返す。

     ガキョッッ!!!!

牙から鋏が外れ美貴の手に鋏が戻る。
「このおおおおおおおおおおおおッッ」

「藤本さんッッ!!!ダメェエエエエエエエエッッッ!!!!」
廊下の奥から菅谷梨沙子の声が木魂する。

492 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/11(水) 00:04:28.74 0
金属音が無情に響く。
がんずきの首は身体から離れ消滅した・・・・・
大量の血が藤本美貴に降りかかる。

「がんずきィィイイ!死んじゃ駄目ッッ!!!折角・・・友達になったのにィイイイイ・・・」
水の回廊を駆けて来た梨沙子はがんずきの身体を抱きしめる。
声に反応する事なくその四肢は硬直を始める・・・
「りさ子・・・がんずきはもう助からない・・・」
起き上がった菅沼は慟哭する梨沙子の肩に触れる。
「藤本さんの馬鹿ッツ!がんずきとオジサンはもう皆が寺田先生に利用されないように『矢』を
 壊しに来たのに・・・・何で?何でこんな事するのよぉぉぉぉおおおおお・・・・・」
涙が水面に波紋を造る。
梨沙子の慟哭が空間を埋める・・・

「そんな・・・・・私は・・・・」
生暖かい血を浴び私は何が何だか解らなくなっていた・・・
自分の信じた『正義』・・その為に此処に居る・・のに・・なんだこの感覚・・・
・・殺す・・・こんなに後悔とドス黒い・・・嫌な気分になるのか?
いやだ・・・こんな事がしたかった訳じゃないのに・・・ないのに・・・

493 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/11(水) 00:19:54.26 0
今日はここまで!
がんずきデカ殉職!>>462さんごめん!!!
ここまでで「死にすぎ」「これでどう終わらす気?」「種デス?」
とかいう感じですがどうか終わるまで見届けて頂けないでしょうか?
>>489
915さん乙!!修正しときますね〜。
ここはキホンやりたい放題なんで余りキニシナイ方向でいいんじゃないですか?
>>487
なんみんさんども!修正しました!なんであんな事になっていたのか
俺も解んない!
オナ、期待してますよ〜。


494 :915:2006/01/11(水) 00:31:56.05 0
>>493
乙です&修正ありがとうございましたm(__)m
え〜っと、前にも少し触れましたが、時系列的にはオイラの最近のは
倖田來未の死後なんで、必然的に前スレさんの後になります。
なので正月明けに設定しちゃったんですが、
このまま前スレさんの作品がクリスマス前にみんな死んだままだとどうなるねん?
ってことで、なま暖かく見守りたいと思いますw

って、すでに今回よっすぃ〜出している地点でry


495 :名無し募集中。。。:2006/01/11(水) 02:09:32.34 0
保全疾走

496 :名無し募集中。。。:2006/01/11(水) 03:09:11.66 0
『職人さんは小説を書く』
『読む人もスレを落とさないように保全をする』
『両方』やらなくっちゃあならないってのが『良小説スレ』のつらいとこだな
覚悟はいいか?オレはもう寝る

497 :名無し募集中。。。:2006/01/11(水) 04:01:48.88 0
真の覚悟とは(中略)だあああ
俺も寝る

498 :なんみん:2006/01/11(水) 04:17:59.76 0
もう起きた…今日は早番
>>489(915さん)
あざーす!!紺野さん中心の話かと思いきや…結構色んな人が出るんですねー
なんみんは大人しく続きを待ってま〜す!!
>>前スレさん乙です!!
がんずきいいいいいいいいい!!!!!!!!『鋏』だからもうダメか…orz
なんみん的には今の悲劇は終局へのフリハバと捉えています…しっかり見届けますよー!!
あとあと修正dです!!チェックしてあとで出します

499 :なんみん:2006/01/11(水) 04:55:53.34 0
では出勤前うpです!!後半アレなんで覚悟して呼んで下さい…

500 :なんみん:2006/01/11(水) 04:56:44.54 0

鎖の長さは6,7メートルくらいだろうか?
近付けばダラと地面に接するが、川畑は手に掴み、常に張った状態を保とうとしている。

……くそ!当然相手はこの戦いに慣れているハズ。不用意に飛び込むのは危険か…。
藤本が距離を保ったまま攻めあぐんでいると、
「あのね…動く気が無いのなら、こっちから動く様にしてあげるよ」
川畑がスタンドを使って鎖を引っ張る!!
「ぐえェェッ!!!!」
引っ張られた藤本は前のめりのまま、川畑に向かって行く。
そこに待ち受けているのは…、

ガバァッ!!!!

棺を開いた状態のアイアン・メイデンだ!!
藤本は首を引っ張られたままで、それをかわす体勢になっていない。
「オルァッ!!」
苦し紛れにBT・03でアイアン・メイデンを攻撃するが、
無理矢理な攻撃ではやはり腕を掴まれてしまい、藤本もろとも棺に突っ込まれる!!
針の山はもう眼前に迫っている!!
「うおおォォッ!!まだだァァァァッ!!!!」

ドカッ!!!!

なんとかBT・03の足を横に伸ばし、川畑をガードごと蹴り上げる!!
本体の川畑を蹴り上げる事によって、同様にアイアン・メイデンも後ろへ飛ばされる。
BT・03は体を捻り、掴まれていた腕を引き離す。
そして、そのまま藤本は地面へと倒れこむ。

「はあはあ…危ねぇ、秒殺されるトコだったじゃねーか…」

501 :なんみん:2006/01/11(水) 04:58:48.10 0

……しかし、あのスタンド…目があるのかよ?見えているのか?
確かにアイアン・メイデンの顔には縦に走る銀のライン以外はただ真っ黒な影の様でもある。
それに棺おけに手足が付いている様なモノなので素早い移動が出来そうにも見えない。
……よしッ!!いっちょ引っ掻き回してみるか!!
「おおりゃああああああああァァァァ!!!!」
意を決した藤本は川畑に突っ込む!!そして…

バシュッ!!

地面を蹴り、身構え目を見開いていた川畑に向かって土を蹴り上げる!!
土が目に入り、慌てて目をこする川畑。
「うおォッ!!」
藤本は視界を無くした相手の背後へとジャンプし、延髄へと手刀を下ろす!!
「もらったァァッ!!!!」

ズドアァッ!!!!

「ぐはァッ!!!!」
アイアン・メイデンが体を後ろに捻り、鋲を打ちつけた拳が藤本のみぞおちをエグる!!
「な、何だコイツッ!!やはり見えているのかッ!?」
川畑を見ると…ナンと目を閉じたままでいる!!そして、そのままニヤッと口元を歪める。
「アイアン・メイデンの弱点は、前面が棺のフタになっている為に視界に限界がある事。
 でもね、なまじっか見ようとするからいけないのさ。見ないで感じる事が大切なんだ」

……どういうコトだよ!?!?

502 :なんみん:2006/01/11(水) 05:00:24.91 0

どうやら、本体の川畑自身の視界以上の何か秘密が隠されているらしいが、それは何か…?
「おいおい、考えている場合じゃないよ」
川畑は鎖を掴みユラユラと左右に揺らす。鎖はまるでヘビの様に波打つ。
当然その波は藤本の首へと伝わるが、軽く揺すられる程度のものだ。
「何か…マッサージ器みたいだな…」

ビュンッ!!

いきなり川畑は鎖を振り上げる!!大きな鎖の波が藤本に向かって行く!!

バチィィィィーーンッ!!!!

「痛ええェェッ!!!!」

繰り返し、ムチのように何度もしならせて振り上げさらに打ち付ける!!

バチバチバチバチバチバチバチバチーーーーンンッ!!!!!!!!!!!

藤本は吹っ飛ばされる……が、しかし空中で鎖がピーンと張った状態で止まる。
アイアン・メイデンが鎖を掴み、思い切り引っ張る!!藤本が頭から向かって来る!!
「いででェェうわああああああああァァァァァァァ!!!!!!!!」
アイアン・メイデンは構える!!
「サドサドサドサドサドサドサドサドサドサドサドサドサドサドサドォッ!!!!!!!!!!」

ドッパアアアアアアアアアアアアンンンンンンンンッッ!!!!!!!!!!!!

再び藤本は吹っ飛ばされる…!!

「ムムム…さすがは川畑クンだな。感心感心、ちょーマジ感動ォォォォンッ!!
 彼が本当に究極なのはスタンドよりも、この熟練したチェーンさばきなのだァァァァ!!」

503 :なんみん:2006/01/11(水) 05:03:42.04 0

「何がチェーンさばきだ……だったらコッチも利用させてもらうだけの事ッ!!!!」
藤本は鎖を掴みブンブンと振りまくるが、重くてどうも波が上手く相手に届かない。
「ちくしょー、こうかッ!?」
オーバースロー、アンダースロー、サイドスロー…色々と試すが全く意味を成さない。
「お前…さっきから何をやっているんだ?」
川畑は呆れて、鎖を放し両手を腰に当てた状態で相手の行動を眺めている。
「…うっせーッ!!だったらコレはどうだッ!!」
今度はクルクルと回し始める。新体操のリボンのつもりだろうか…?
「ありゃ…ダメか…?」
「…………」

鳥籠に閉じ込められ、身動きの取れない小川はただ歯痒いばかりだ。
「この期に及んでミキティはナニやってんだよォ…?」
……ミキティなりに必死なのかもしれないケド…アレじゃ…完全に浮いちまってるゼ…。

「下らないね。もう無駄な事は止めなよ」
川畑は藤本に歩み寄る…。

ガシーンッ!!!!

「何ッ!!」
片足に鎖がからまり、上手く動きが取れなくなってしまう。
「まさか!?コイツ…いつの間にッ!?」
「へへへ…ふざけたフリしてこっそりおめぇの足元に輪っかを作っておいたのさッ!!」
藤本自身に気を取られていた為に、足元の輪っかに気が付かなかった。
そして、川畑が足を踏み入れた瞬間に鎖を引いて捕らえたのだ。
藤本は鎖を引き、川畑をうつ伏せに転倒させる!!
「よっしゃッ!!倒しちまえばコッチのモンだろッ!!」

504 :なんみん:2006/01/11(水) 05:05:23.60 0

BT・03はアイアン・メイデンの死角に入り込む!!
「VVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVッ!!!!!!!!!!!」

パンパンパンパンパンパンパンパン!!!!!!!!

しかし、ラッシュは全て掌でかわされてしまう。
「な…何でだよッ!?!?見えてないハズなのにッ!!!!」
「だから…言っただろ。見る事よりも感じる事だって」
川畑は足に絡まっていた鎖を外し立ち上がる。
「お前の動きは全てお見通しなのさ!!」
そう言って、川畑は鎖を握ったままユラユラと揺らし続けている…。
藤本は相手の様子をジッと見つめながら謎を解くべく頭を悩ませていたが…。

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

……まさか…アレか……!?
「おめぇ…鎖の振動でコッチの動きを感じ取っていたなッ!!!!」
……そうだ!!そうに違いない!!!!
「さあ?知らないよ。たとえそうだとしても、それがどうしたの?」
「どりゃああああああァァァァ!!!!!!!!!」
藤本は両手で鎖を握って相手に振り下ろす!!
今度は上手く波が伝わって行くが、いとも簡単にかわされる。
同時にBT・03のラッシュを加えるが、やはり全て回避されてしまう。
決してスピードは速くはない。ただ完全に動きが先読みされているのだ。
……やはり振動か…くそッ、この戦い相手に有利過ぎるじゃねーか!!
余裕の表情の川畑を藤本は睨みつける…いや、そうではない。視線はもっと先へと向っている。
川畑の背後には木が立っているのだが、その背後に何かが隠れている。

…サイレント・エリドリアンだった。

505 :なんみん:2006/01/11(水) 05:06:28.51 0

亀井は鳥籠の中央で2人の戦況を見つめていた。
そして、さっきの藤本の一言ですぐにS・エリドリアンを思い浮かべたのだ。
「エリドリアンは音の概念そのもの…つまり振動をも無くす能力。これならば…」

鳥籠から川畑までの距離は7、8メートルといったところか…?
S・エリザベスや小川のFRIENDSHIPでは移動範囲の外だが、
S・エリドリアンは10メートル。十分に届く距離にある。
「アイツから振動の感覚を無くしてしまえば、藤本さんはきっと勝てる!!
 こんな檻に閉じ込められて、すっかり足手まといになっちゃったけど、
 それでも何とかして…僕が…少しでも…藤本さんの助けになるんだ…!!」

木や草むらに隠れながら、そっとそっと近付く…。
こうしている間にも藤本は川畑の鎖の攻撃に苦戦している。

……藤本さんは僕を信じてくれたんだ……僕の欠点…良い所だって……認めてくれたんだ…。
……嬉しかった……だから僕も…それに応えなきゃ…。
川畑の背後2メートル程の木の陰に身を潜める。三者が一直線上に並ぶ位置だ。
亀井は鳥籠の中から、攻撃のタイミングを計る…。
……待ってて藤本さん…きっと僕が…僕が……。

「よしッ!!今だッ!!」
S・エリドリアンは一気に川畑との距離を詰める。
「くらえッ!!サイレント・エリドリアン!!デララァァァァーーッ!!!!」

ガシッ!!!!

「あ……ッ!?」
アイアン・メイデンにシッポを掴まれてしまった…。

506 :なんみん:2006/01/11(水) 05:08:33.88 0

「そ…そんな……」
亀井は鳥籠の中で落胆の表情を浮かべる。
そんな亀井を川畑はチラと一瞥すると、歯を剥き出し顔を歪める。
「バーカがッ!!!!そばに来れば鎖が無くたって振動は感じられるんだよッ!!!!」
S・エリドリアンのシッポを強く握り締める…。
「よくもッ!!一対一の戦いに水を差したなあァァァァッ!!!!
 このクソガキがあああああああああァァァァァァァァッ!!!!!!!!」

バゴオォォッ!!!!!!!!!!!!

アイアン・メイデンが思い切りS・エリドリアンを殴り付ける!!
S・エリドリアンは吹っ飛び木に打ち付けられる!!

ガシャアアアアアアアアンンンンッ!!!!!!!!

「ぎゃああああああああァァァァァァァァッ!!!!」
「ooooooooッ!!亀ちゃんッ!!!!」

亀井が叫び声を上げる!!スタンドへの攻撃はそのまま本体への攻撃に繋がる。
つまり、スタンドが吹っ飛ばされたが為に、亀井自身も吹っ飛ばされてしまったのだ!!!!
鳥籠の柵に付けられている鋭い爪が、亀井に深々と突き刺さる!!!!
「い…痛い……」

亀井の腕から大量の血が流れる…。

507 :なんみん:2006/01/11(水) 05:10:01.11 0

「おお…お前はッ!!この戦いを侮辱したああああああッ!!!!!!!!」

バギィッ!!!!…ガシャアアァァァァンッ!!!!

なおもまだ、S・エリドリアンへの攻撃は続く。
「このッ!!このッ!!このこのこのこのこのこのこのこのッ!!!!!!!!」

「やめろォッ!!てめぇの相手はこっちだッ!!!!」
藤本がS・エリドリアンへの攻撃を止めに入ろうとするが…鎖の波状攻撃が迫る!!!!

S・エリドリアンはどれだけ殴られそして蹴られ続けただろうか……?
そして、亀井はどれだけ鳥籠の爪に体を切り裂かれただろうか……?

そして……ついには内部から打ち付けられた衝撃で鳥籠が倒れてしまう。さらに…

ゴロンゴロンゴロンゴロン…

横倒しになった鳥籠は転がる……中の亀井はその回転によってさらにカクハンされてしまう。
やがて鳥籠の回転は止まる……。

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ…

亀井の鳥籠の周囲には大量の血だまりが広がって行く……。
そして、あちこちの爪には肉や脂肪、毛髪がこびり付いている……。目玉、耳、指、内臓……。
それはもはや…亀井では無く……ただの『肉塊』であった!!!!!!!!

「亀ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
 えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
 ええええええええええええええええええええええッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

藤本の咆哮が夜の空へと響き渡った…。

508 :なんみん:2006/01/11(水) 05:13:53.20 0

け…怪我をしているだけに決まっている…軽い怪我だ……。
ほら…しゃべり出すぞ…今にきっと目を開ける…。
いつもの笑顔で…『藤本さ〜ん、こんなのカスリ傷ですよ』って言うに決まってる…。
亀…そうだろ…?起きてくれるよな…?
お…起きてくれ!…頼むよ…亀井ッ!!

亀井は動かない。

ちくちょう…なんてこった……
あたしは…あいつのコトが好きだってコトが…今分かった……
あたしっていつもそうだ…いなくなってはじめて分かるんだ……
ヘラヘラしてナニ考えてんだか分かんねー…イライラさせる女と思ってたけれど……
そんなアイツを構ってるのが楽しかったんだ……
ときおり見せる心の強さと行動力……本当は誇り高い奴だったって事が今になって分かった……

「なんでこんな時に限って時間が戻らねーんだよおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!」

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

いや待てよ……『時間』!!……あたしにはまだ『満月の流法』があるじゃないか!!!!
今日は満月…時間が戻れば大丈夫なハズなんだ!!今の能力の限界は恐らく5分……。
亀井は……5分前には生きていた!!!!!!!!

「よし…やってやるぜ……。待ってろよ…亀ぇ……あたしが何とかしてやるからな…」
ヤツを倒せば、このクソッタレの鎖は消えるんだ。そうすれば……。

藤本は川畑を指差す。
「おい!!ゴリラ野郎!!今から即効でおめぇをブッ倒してやるッ!!!!!!!!」


 …………《亀井絵里死亡後5分経過まで・・・残り4分27秒》…………

509 :なんみん:2006/01/11(水) 05:17:39.29 0
ここまです!!
なんかもう>>499が「呼んでる」になってる事なんてどうでも良いですね
決して前スレさんインスパイアではありませんww当初からの予定通りですハイ
で…次回は『高橋編』です!!
では会社行ってきますノシ

510 :◆I7CTouCqyo :2006/01/11(水) 05:40:32.02 0
>>915さん
乙ですッ!!
神父設定は神でしたね、おかげで原作との距離も縮まりましたし、
小池徹平のスタンド能力も考えずに済みましたw
栄高&小室、俺はいいと思いますよーッ!!
ジョジョらしさについてはなんみんさんの言う通り気にせずやってみてしまっては??
>>前スレさん
乙です!!
がんずき死んだー…orz
梨沙子の悲しみもそうですが、ミキティの生き物を殺した後悔が重いっすね…
岡田たちとは対照的で、尚そう思ってしまいます
今後の展開楽しみです!!見届けさせていただきます!!!
>>なんみんさん
亀井の決意とグロ死か…悲しい展開のハズなのに…
イギーのインスパイアでニヤニヤしてしまった自分がいますorz
すいませんッ原作のインスパイアとかマジで好きなもんでw
しかもいい感じに組み込まれてて激アツっす!!
タイムリミット付きの戦い…マジで手に汗握りますね!!
次回待ってます!!!

では俺もチェックして出すッ!!!

511 :◆I7CTouCqyo :2006/01/11(水) 05:47:31.66 0

どうする!?
これがさっきの彼のACT1の能力と同じ原理だとしたら、自分のACT2の
能力で文字を弾き出す事が出来るかもしれない。
しかし、そのためにはACT2をここまで戻す必要があるッ!!
そのACT2は、広瀬康一の能力ですっ飛んで、向こう側にいるのだ。

(こっちに戻している余裕はないぞ!!だとすれば…)

広瀬くんを攻撃するしかない!!
彼との距離なら地面が爆発する前に攻撃を仕掛けられるぞ!!
だけど…それでいいのか?
僕がどう足掻こうが、地面がもうすぐ爆発するのは変わりない。
なら相打ち覚悟で…
そこで彼女は思いとどまった。
彼女には、彼を攻撃する理由がないからである。
さっきは頭に血がのぼってスタンドのしっぽで引っ叩こうとしたが…
今それをしてどうなるというのだろうか。
なぜ広瀬康一が自分を攻撃してくるのか、それはわからない。
だが、なんの恨みもないクラスメイトを傷つけるのはもっとイヤだ。
争いは争いしか生まないのだから。
それなら、今の自分にできることは…
彼女は、目の前のウサギを身体で覆うようにして伏せた。
そう、今の自分に出来ることは、なんの関係もないレミーちゃん(と彼女は思っている)を
これから起こる爆発から守り抜くことだ。


バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!!


512 :◆I7CTouCqyo :2006/01/11(水) 05:48:41.63 0

「・・・・・・・・・・・?」

静まり返った空気を感じて、亀井絵里は頭を持ち上げる。
変だな…爆発…しないぞ?
言葉のニュアンス的に『ドッカーン』は爆発音だと思っていたが…

「あッ!!」

彼女は奇妙な光景を目の当たりにして、思わず声をあげる。
地面から『ドッカーン』の文字がはじき出され、それを広瀬康一の『エコーズACT2』が
丸め始めたではないか。
丸めた文字は、やがて尖ったしっぽの先に変わり、エコーズACT2は「ビィ!」と
一声鳴くと、それをしっぽに接続した。

「攻撃を…やめたのか…?」


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…


「同じような能力か…今きみがとった行動…ぼくを攻撃出来るのに…なのに…
それをしないでそこにいるウサギを庇うことだけに専念したところを見てよくわかったよ…」

広瀬康一はゆっくりとスタンドを解除する。
彼のエコーズACT2は、彼の身体の中に溶け込むようにして消えた。
そして、うつ伏せのまま自分を見つめる彼女に、彼は言った。


「きみは『いい人』だ」


513 :◆I7CTouCqyo :2006/01/11(水) 05:50:02.15 0

ゴソゴソ…


身体の下から抜けたがっているウサギに気付き、亀井絵里は慌てる。
しまった、必要以上に地面に身体を押し付けて潰してしまっていた。
彼女はゆっくりと身体を起こし、ウサギの身体を抱く。
なんだかんだで、レミーちゃんを捕まえることはできたな…

「レミーちゃ…」

こちらを見たウサギの顔には…黒い模様があった。
あれ…レミーちゃんって、全身が雪のように真っ白だったハズ。
もしかして人…いや、ウサギ違いか?
亀井絵里は脱力のあまり膝をついてしまった。

「…違うじゃん。この子…」

ウサギは彼女の腕から抜け出ると、空き地の奥へと駆けて行ってしまった。
野良ウサギだったのだろうか?
杜王町って野良ウサギとかいるんだ…。


「今のはきみのウサギかい?行ってしまうけど」

「いや、いいんだ。人…じゃなくてウサギ違いだったから。それより…」


514 :◆I7CTouCqyo :2006/01/11(水) 05:51:11.76 0

亀井絵里は制服のスカートについた砂埃をパンパン払い、広瀬康一に向き直る。

「どうして僕を攻撃したの?それを教えてほしい」

「待ってよ、最初に質問するのはぼくだ」

「演劇部…って言ってたよねさっき。どうしてそんなことを訊くの?」

「だからぁ…質問はぼくが先だってば。演劇部がいったい何をしようと
しているのか…なぜさっき男子生徒を追い掛け回していたのか」

「演劇部が何をしようとしているかだって?きみの質問の意味がよくわからないよ」

「どんなことでもいいんだ」

「…広瀬くんが何でそんなこと訊くのか教えてくれたら話すよ」

「えぇッ!?ずるいぞ!!!」

教えてくれたら話すなんて言いつつも、演劇部が何をしようとしているかなんて、
彼女自身も知っていることではなかった。
演劇なんじゃあないだろうか、だって演劇部なんだし。
でも、たぶん彼が言っているのはスタンドのことなんだろうな。
スタンド使いしかいない…スタンドを持っていることが絶対条件の演劇部。
なんか…おかしいよな、それ。

なぜ、今まで深く気にしなかったのだろう。
亀井絵里は、自分の所属している部活が一体どういうものなのか、少し興味を持ち始めた。

「とりあえず、どっかでお茶しながら話そうよ。広瀬くん」

515 :◆I7CTouCqyo :2006/01/11(水) 05:52:46.26 0


「ハァ…ハァ…ッ!!!」

吉澤ひとみは走っていた。
日は沈み、空は暗くなり始めているようだ。
だが、依然幽霊トラックは彼を追いかけてくる。


ブロロロロロォォォォォォォ…


敵の正体がわからない以上、大通りに出るわけにはいかない。
関係のない一般人を巻き込む恐れがあるからだ。
幽霊トラックはスタンドだろうから、一般人は避けることも敵わず轢かれてしまうだろう。

「畜生…ッ!!本体はどこにいやがる!!コソコソしやがって…!!!」

だが、彼は感づき始めていた。
おそらく、幽霊トラックの本体はこの近くにはいない。
かといって、遠くから自分を見ているわけでもないだろう。
細い路地に隠れても、あっちこっちに出現するのだ。
そして、その幽霊トラックのとる行動は極めて単純で、自分を轢こうとしているだけだ。
これは…まさか…

…遠隔自動操縦。


516 :◆I7CTouCqyo :2006/01/11(水) 05:53:59.08 0

この幽霊トラックは、前に亀井と高橋がぶっ倒したらしい押尾学のスタンドと
同じタイプのスタンドなのかもしれない。
目標がブッ潰れるまで追いかけてくる…それでいて本体は何もしてなくていい…
なんてクソったれなスタンドだ。
日は完全に沈み、夜になってしまった。
疲労は極限まで足に来ている。

「こいつはまずいぜーッ…そうだ!!!」

自分の攻撃は単発の打撃なので通用しないが…
小春のビスケッツ達ならどうだろうか?
久住小春の『ミラクル・ビスケッツ』は、道重さゆみのスタンドが吹き出した爆弾の
シャボン玉を分解して持ち歩けるし、プールの水をも分解できるそうだ。
しかも、自分の作り出した<衝撃>も分解して跳ね返したこともある…らしい。
ミラクルな彼女のスタンドには、分解できないものはないのかもしれない。

「そうとわかれば…ッ!!!」

彼は携帯電話を取り出した。
小春を呼んで、トラックを…この幽霊トラックを分解させるんだッ!!!
そして、吉澤ひとみは最大の誤算に気付く。


「あいつ携帯電話もってねえええええええええええええ!!!!!!」


ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!!


517 :◆I7CTouCqyo :2006/01/11(水) 05:54:58.85 0

そう、田舎からこちらに引っ越してきた久住小春は、携帯電話というものを
まだ持っていないのだ。
そもそも、中学一年生で携帯電話を持っているやつの方が見た事がない。
高校生でも持ってないヤツいるのに。
吉澤ひとみは絶望に打ちひしがれる。
そんな彼を、さらなる絶望が襲った。

「い、行き止まり…ッ!!!」

万事休すとはこのことか…


ブロロロロロロロロォォォォォォォォ…


幽霊トラックのライトが上向きに変わり、眩しく彼の全身を照らすと、壁に大きな
影を作った。
その絶望の最中。
希望の光が吉澤ひとみの身体に降り注いだ。


518 :◆I7CTouCqyo :2006/01/11(水) 05:56:01.87 0

「あ、もしもし美貴たん?どうしたの?」

『おう、いま真希ちゃんから電話あってさ。暇だから早く集まろうだって。
カラオケ行く前に<ジョニーズ>で飯でも食おうぜ』

「おッいいねいいね。あそこのオニオン・グラタンスープ大好きなんだよね」

『えぇ〜ッあれ三百三十円もすんじゃん。あ〜金持ちは羨ましいよ』

「ところで、彼は見つかったの?」

『よっちゃんさん?あぁ、見つかんないし、だりーからもう家帰ってきた』

「あ、そうなの」

『うん、じゃあたし風呂入ってから行きたいからもう電話切るね』

「えッ?間に合うの??」

『大丈夫、真希ちゃんも遅れるだろうから。じゃあ後でね…あ、待ち合わせ場所は
変わらず杜王駅だから。一時間早めただけだかんね』

「うん、わかったぁ」

『じゃねー』

ガチャッ…ツー…ツー…


「…さて、ちょっとオシャレしちゃお。オニグラスープ楽しみだなぁ☆」
この時、松浦亜弥は吉澤ひとみの女装が見てみたいと思っていたことを忘れた。

519 :◆I7CTouCqyo :2006/01/11(水) 05:57:48.47 0

サァァァァァァァァ…

月の光が彼を優しく包み込む。
満月…そうか、今日は満月だったのか…
藤本美貴に新たな力を与えた満月の光。
そして彼の『Mr.ムーンライト』もまた、月の光でパワーアップするスタンドだ。
しかも、満月の光…最高のエネルギー源だ。

「逃げる事ができねーってんなら…たたッ壊してやるぜーッ!!!!!!!」

吉澤ひとみのMr.ムーンライトが、月の光よりも眩しく白い輝きを放って
身体から飛び出した。
幽霊トラックめ…ここまで俺を追い詰めたことだけは褒めてやる。しかし…


「その車体ッ!!れんこんみてーにしてやるぜー!!!
AUAUAUAUAUAUAUAUAUAUAUAUAUAUAUAUAUAUAUAU!!!!!!」


ドッボァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!


520 :◆I7CTouCqyo :2006/01/11(水) 05:58:31.91 0

一瞬のうちに見えない<衝撃>が無数に生成され、彼の周りを跳ねている。
幽霊トラックは目前まで迫ってきていた。
だが、間に合う!!!

「YEAH YEAH YEAH YEAH YEAH YEAH YEAH!!!!!」

ドドゴドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴドォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!


目にも止まらぬ高速蹴りは、一瞬のうちに生み出した<衝撃>をこれまた一瞬のうちに
すべて蹴り飛ばす。
目には見えないが、すべての<衝撃>は一直線にトラックへと迫っているだろう!!!

「ぶっ壊れろ!!俺の<衝撃>で粉々になっちまうんだ!!このドグサレがああッ!!!」


シュンッ…

ドゴシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!

521 :◆I7CTouCqyo :2006/01/11(水) 05:59:54.96 0

砕けたのは…幽霊トラックの向こう側にあったブロック塀だった。
彼の放った<衝撃>が当たるか当たらないかのところで、なんと幽霊トラックは
消失してしまったのだ。
たちまち、あたりは静かになる。
幽霊トラックが再び出現するような気配は感じられなかった。
終わった…のか?
ドサッっと音を立て、彼はコンクリートの上に寝そべった。
アホか…何やってんだ俺は…
俺は女装がしたくなかっただけだ(したかったけど)。
それで逃げ出したんだ…
それなのに、なんでこんな目に合わなくちゃなんねーんだ。

「それにしても、あの幽霊トラックはなんだったんだろう…一応、寺田のおっさんに
報告だけはしておくか」

視界には、珍しく星空が広がっていた。
最近曇りが多かったからなぁ。
こんなんで、今年はクリスマス公演うまく行くのかな。
ふと、そんな心配をした。



522 :◆I7CTouCqyo :2006/01/11(水) 06:03:15.03 0


本体 ???
スタンド名:幽霊トラック(本当の名は謎)

広瀬康一
スタンド名:エコーズ


TO BE CONTINUED…



523 :◆I7CTouCqyo :2006/01/11(水) 06:15:01.37 0
でけたーッ!!
ちょっと終わらせかたアッサリしすぎかも知れませんが、やりたいことはできました!
その今回やりたかったことなんですが…戯言オナだと思って許してくらはい

・みうなを使いたかった
・部長の威厳を見せ付ける(最強クラスの高橋を倒す)
・GoodbySummerGuyが使いたかった(たぶんコレが一番)
・亀井VS康一をやりたかった

これがうまいこと組み込めたのかどうかは…わからないっすけど、
自分的には満足感でいっぱいですw

では次回〜山岸由花子は嫉妬に狂う〜でお会いしましょうワクワク
それじゃあノシ…って寝る時間ないorz

524 :名無し募集中。。。:2006/01/11(水) 07:35:43.37 0
保全

525 :名無し募集中。。。:2006/01/11(水) 08:15:32.28 0
乙保

526 :名無し募集中。。。:2006/01/11(水) 10:24:45.09 O
そろそろジョジョオフしてもいい時期じゃね?

527 :名無し募集中。。。:2006/01/11(水) 11:53:48.00 O
乙ッ!

528 :名無し募集中。。。:2006/01/11(水) 11:57:22.13 0
最近描写がグロすぎる

529 :名無し募集中。。。:2006/01/11(水) 12:19:50.23 0
それもいたしかたなし。
木刀での殴りあいじゃなくて真剣での斬り合いゆえ・・・

530 :名無し募集中。。。:2006/01/11(水) 13:10:39.03 0
hozen

531 :名無し募集中。。。:2006/01/11(水) 14:51:49.73 0
保全

532 :07051060130336_ac:2006/01/11(水) 16:37:38.77 O
うんこ

533 :名無し募集中。。。:2006/01/11(水) 17:04:03.60 O
マジでうんことか言ってるやつなんなの?
すげー不快になんだけど

534 :名無し募集中。。。:2006/01/11(水) 17:32:50.26 0
伝統です

535 :名無し募集中。。。:2006/01/11(水) 18:17:56.03 0
俺のがんずきィィィィィィィィッ!!!!
俺のえりりィィィィィィィィィんッ!!!!

しぬなぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁくぇfrtgyひkぉ;p@:「」

536 :07051060130336_ac:2006/01/11(水) 19:24:12.56 O
うんこ

537 :名無し募集中。。。:2006/01/11(水) 19:44:48.86 0
07051060130336_ac!
あまり調子に乗るなよッ!

538 :なんみん:2006/01/11(水) 20:24:18.02 0
描写に関しては自分も大いに悩んだ所ではあったんです
その一方で今回吸血鬼がテーマにあってどうしても外せない部分もありました
なんみん的には表現云々よりも亀井さんのファンの方がどう思うのかが心配でした
…まとめだけでもちょこっと修正しますか?

539 :名無し募集中。。。:2006/01/11(水) 20:43:50.81 0
俺としては修正などいらないと思うんだが
必要だと思って入れたんじゃないのかね

540 :なんみん:2006/01/11(水) 21:06:44.75 0
>>539さん
ご意見dですッ!!
ジョジョ的には必要ですね…本家でも五部なんか結構グロかったりするし
ただハロ的には弱気になっちまうんですよねーorz
では後のミキティの活躍に期待!!ってコトでみなさまよろしくおねがいしまっす!!

541 :名無し募集中。。。:2006/01/11(水) 22:15:17.06 0
保全疾走

542 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/11(水) 22:26:36.67 0
>>523
1さん乙彼!
次回作は・・凄そうですねw楽しみにしてます。
>>540
なんみんさんの思うようにやればいいと思う。
>>539氏の言うように『必然』だった訳で。


さてこれからオナじゃよッ!!

543 :915:2006/01/11(水) 22:48:48.43 0
(  ^▽^ )<いけません、○。○○○○なんて受け手を選ぶネタやっちゃいけません

(0^〜^)<やっちゃえよ、みんな良いって言ってるから○。○○○○やっちゃえよ


ってことで、未だに葛藤していますがやっちゃいます。
せっかくピーがピーなのに、ピーをやらないなら代わりにピーしちゃいます!!(爆)
って事で今日のオナいきます。

544 :915:2006/01/11(水) 22:52:18.11 0
銀色の永遠〜紺野あさ美は友人をたしなめるD〜

普段のアホアホ顔からは想像出来ない怖い顔をしながら
小川麻琴が目の前に出てきた。
やはりFRIEDSHIPのベアリング攻撃か。

「その顔は操られてるとかじゃないみたいだな。」
「全部避けるとはさすがッスね。殺気読まれてましたカ?」
「おっと、会話が成り立たないアホが一人登場〜
 質問文に対し質問文で答えるとテスト0点なの知ってたか?マヌケ」
「ワタシは納得してないって事ッスよ」
「納得?」
一瞬意味がわからなくて聞き返した。

「ミキティを助けるのと今後とは別って事ッスよ。
 何で見ず知らずのヨソの高校の連中と理由もないのにやり合わなきゃいけんだヨ?
 この演劇部、おかしすぎるんだヨ!!!」
「だから俺がまだ何か隠してる、力ずくで聞き出そうって訳か・・・・」
麻琴らしいな・・・・・。心の中でちょっと笑った。

「さすが2年の吉澤先輩!物わかり良いじゃねえか」
「別に何も隠してるつもりはないけどな・・・。だからって、
 たとえ女相手でも闇討ちされて、はいそうですかって笑顔で
 返答出来るほど人間出来ているわけでもなくてな・・・・」
「まぁ、一度は部長様とはやり合わなくちゃと思っていたしなあ。
 ちょうど良い機会だゼ!!」

545 :915:2006/01/11(水) 22:53:29.77 0
銀色の永遠〜紺野あさ美は友人をたしなめるE〜

お互いのスタンドが近距離でにらみ合う。
マトモにやりあってどちらも無傷で済むほど麻琴のスタンドもやわじゃない。
だけど・・・・、俺だって部長だ。
組織は守らなきゃいけない・・・・!!!

「oioioioioioioioioioioioioioioioioioioioioioiッ!!!!!!!!!」

!!!!!!!!!!!!!!!

気がつくと目の前に麻琴がいた。FRIENDSHIPのラッシュ!
あわててMr.ムーンライトで防御する。
防御態勢のまま俺はふっとばされた。

いや、自ら吹っ飛んだんだ!ダメージはゼロ!!
一旦空いた距離を麻琴が詰めてくる。
これが『神速』ってヤツか・・・・。
話には聞いていたけれど、実際なんてスピードだよ・・・

「逃げんなヨォォォォォォォォ!!!!!!!!!!」
麻琴が迫ってきた。

ドゴッ!!!!!!!!

ふっ、俺がただ防御するだけだと思ったか?
ちゃんと「衝撃」は生み出しておいたんだよ!!!
見えない衝撃はオマエを確実に・・・・・って、えっ???




546 :915:2006/01/11(水) 22:55:58.82 0
銀色の永遠〜紺野あさ美は友人をたしなめるF〜

FRIENDSHIPは俺が蹴り出した衝撃をしっかりガードしていた。
「何ィィィィィ!!!!」

「先輩ヨォ〜、ワタシだって研究してるんだゼェ〜?
 そんな単純な軌道じゃさすがに防御出来ますゼ」
麻琴が不敵に笑った。

「ちっ、さすがだな・・・・」
「そろそろ本気出してくださいヨ、先輩ヨォ〜?」
「こいつ〜、都合の良いときだけ先輩って呼びやがって」
俺はそういって笑った。
「オマエだって人のこと言えないだろ。そっちこそ本気だせよ」
「せっかくだから楽しみたいじゃないッスか」
「俺、麻琴のそういう所好きだぜ」
「愛の告白ならもうちょっとロマンティックな所でお願いしますヨ!!」
「心配すんな、それは絶対に無い」
「ひっで〜、乙女心を傷つけやがって」
「乙女心主張するならもうちょっとおしとやかにしろってんだ。」
「ほっといてくださいヨ〜」
「冗談はこれくらいで良いだろ?
 そろそろガチでやろうか・・・・」

547 :915:2006/01/11(水) 22:56:41.14 0
銀色の永遠〜紺野あさ美は友人をたしなめるG〜

そういって改めてにらみ合った。
お互いが攻撃するタイミングを狙っている。
そのときだった。

ドゴーンッッッッッッッッ!!!!!!!

なッ?????????????

ドグシャアーッッッ!!!!!!

気がつけば俺は何メートルも後方に吹っ飛んでいた。
なんだ、今のは・・・・・。
麻琴のスタンド?
いや・・・・・・、麻琴も同じくらいの距離を吹っ飛んでいた。

そして俺と麻琴を挟んで真ん中に立っているのは・・・・

548 :915:2006/01/11(水) 22:57:29.74 0
今日はここまで!
って事で、今回はある意味最大の見切り発車をしました。
その件については次回にm(__)m

549 :名無し募集中。。。:2006/01/11(水) 23:48:35.30 0
保全疾走

550 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/12(木) 00:00:52.53 0
銀色の永遠  〜千年紀末に降る雪はO〜

12月23日 AM11:15
ぶどうヶ丘高校 校内

軽快な摩擦音が響く。
『矢』と呼ばれた金属片は忽ちに消え去る。
悪夢は冬の昼光に霧散した。

「これで信じて貰えるか?」
菅沼は美貴の方を向く。
「・・・・・・・」
美貴は無言で答えた。

梨沙子はがんずきの遺体を抱いたまま蹲っている・・・
美貴は呆然自失・・といった具合だった。

水浸しの回廊は永遠とも思える沈黙が流れていた。

「おい・・・藤本っての。聞きたい事が有る・・」
そういって菅沼は沈黙の澱みを掻き出す様に美貴に歩み寄る。
「お前が言った『屋上』。引っ掛かるモノが有るんだが・・『屋上』で何が起こる?
 俺が『屋上』に行くと何か起こるのか?」

数秒の沈黙。
美貴が口を開く。

「スタンド能力は個人個人で大きく違う・・・それはあんたも知っているだろ?
 私は・・・『時を巻き戻す』能力を持っている。」
美貴の言葉に菅沼はゴクリと咽喉を鳴らす。



551 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/12(木) 00:04:46.91 0
「一週目の今日、私は遅刻をしたんだ・・それで部室に入ったら・・・みんな・・・
 ・・・死んでいた・・・酷い状態だった・・・私は頭がおかしくなりそうになって
 教室から出た・・そうしたら血がベッタリ付いた足跡が屋上まで続いてたんだ・・
 それを追って屋上に出たら・・また死体があって・・そこに血塗れのアンタが・・
 居たんだ・・・それでアンタに殴りかかった所で『巻き戻った』・・・だから・・
 アンタがみんなを殺した・・・そう思ってそれからは何週も何週もアンタと戦っている
 ・・・教室のみんなは避難させた、だからアンタが屋上に行かなければ屋上に居る
 娘達は死なずに済む・・・演劇部のみんなが死なずに済む・・・そう思ったんだ」

美貴の独白を聞いて菅沼は暫し考察していた。

552 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/12(木) 00:12:01.07 0
調子が出ないなぁ〜〜〜〜ッッ!!
今日は此処まで!おしマナカナ!!!!

>>548
915さん乙!
ほ!次回期待してまっせ〜〜〜ッ!

じゃあ皆あとは任せた!

553 :100:2006/01/12(木) 01:43:35.06 0
3行以上の長文なのでコテでレスしますww

>>前スレさん
HTMLを操るスタンドの一部を習得したのでさっそくページソース見たら、
前スレさんのホームページが携帯で見れない理由がわかったかもッ!

多分リンク先のhtmlファイルの名前にスペース使ってるからだと思いますッ!

例えば〜舞波〜「maiha.htm」とか、〜車と女〜「c-g.htm」なら
どこにもスペース使ってないのでいいけど、
〜命懸けのランナウェイ〜「giniro 30.htm」とかなら「o」と「3」の間にスペースがあって、
HTMLの構文がそこで区切られてしまうようです。
IEとかmozillaとかのPCのブラウザはその手のミスに気付いてくれるらしく、大丈夫だ、と習いましたw
でも携帯だと…

なのでそこを修正
( ´D`)<してほしいのれす。。。

あと容量がでかくても表示できないみたいなんで、
10〜12KBぐらいを目安に「次ページへ」みたいなリンクで
ページを分割して表示できるように
( ´D`)<してほしいのれす。。。

こんなに自信満々で間違ってたらごめんなさい。・゚・(ノД`)・゚・。



554 :名無し募集中。。。:2006/01/12(木) 03:07:08.84 0
おっとそろそろ圧縮が始まっちまうぜ

555 :名無し募集中。。。:2006/01/12(木) 04:03:26.21 0
それは困る

556 :なんみん:2006/01/12(木) 05:54:09.98 0
>>915さん乙です!!
一枚岩でない演劇部…やはりこういう日はいつか来ますよねー
吉澤と小川に割って入ったのは誰か?同じ演劇部かどうかも謎ですね
>>前スレさん乙です!!
おおッ!!理解したか藤本!!『時使い』が味方に付けば大きいですね
悲劇からようやく好転の兆しが…期待!!期待!!

迷わず行けよ行けばワカルさ…って事で、突っ走ってうpります!!

557 :なんみん:2006/01/12(木) 05:55:35.09 0

あっし……なんで演劇部に入ったんやったっけ…?

ずっとずっと昔から宝塚のスターに憧れていたっけ…?
いつかはあのメンバーの中で一緒にステージの上で歌い、踊り、演じる自分を夢見ていた…。
今だって忘れてはいない。……だから演劇部に入ったんだ。

ステージで演じられるような恋にも憧れていたのかなあ…?
甘く、切なく、それでいて山あり谷ありの激しい恋…。
まるで演劇の『エリザベート』の様に…黄泉の帝王が現れて、自分を愛し奪い去ってくれる…。
そんな夢見る少女の様な時期もあったよなあ…。

エネスコさん・・・。
彼はとっても素敵な人。ある日突然現れて、今こうして自分と寄り添ってくれている。
彼は『吸血鬼』。そう、モンスターなんだ。それはとてもとても悲しい運命から…。
少しでもその悲しみを消してあげたかった。彼の為に何でもしてあげたかった。
ずっとずっと側にいてあげたかった…。

でも……!!

やっぱり…自分は演劇部員なんだ。自分の居場所は演劇部なんだ。
エネスコさんも好きだけど、演劇部のみんなも大好き。
そして何よりも…演劇が好き。歌うのが好き。踊るのが好きなんだ!!!!
自分を偽ってはいけない…。自分を裏切ってはいけない…。
だから……帰らなければいけない…………『自分の場所へ』!!!!!!!!

……そう…あっしの生き方はあっしが決めるんだ……なぜなら……。


        『あっしはあっしだけのものなのだからッ!!!!』

558 :なんみん:2006/01/12(木) 05:56:23.34 0

「…………」

「どうかしましたか…?」
考え込むように黙り続ける高橋の顔をエネスコは覗き込む。

アイゼンシュタインの背中の上。2人は肩を並べながら星空の夜間飛行を続けている。
エネスコの屋敷からどれくらい離れただろうか?
しばらくは追い続けていた組織の連中も、今は山中で見失ってしまっていた。
もはや彼等を追うものはいない。ついに自由を手に入れたのだ。

「…………」
高橋はエネスコの問い掛けにも答えず、ジッと前を見つめていた。
「降りましょう」
エネスコは大コウモリを下降させ、どこか峠の曲りくねる道へと降り立った。
そして、しばらく2人は見つめ続けるが、やがて高橋が口を開く…。

「エネスコさん。あのぅ…あっし、そろそろ……」
「お仲間の所へ戻られるのですね?」
「あ、はい。やっぱり…あっし…みんなの事が心配。だから…エネスコさん…」
「はい」
高橋の目が潤む…。しかし、溢れ出ようとするものを何とか堪えようとグッと力を入れる…。
「……エネスコさんとはここで……ここでお別れ…」
「…………」
「あっしは行かなければいけない…戦っているみんなの元へ…。仲間は見捨てられん。
 …それが演劇部員やよ。あっしは演劇部に帰らなければいけないんよ。だから……」
高橋は辛く悲しい表情でエネスコを見つめ続ける…。
「ここでお別れ。エネスコさんはここから一人で逃げて。あっしは戻る」
エネスコはそれを無表情で黙って聞いていたが、やがて口を開く。

「残念ですが、それはなりません。私はまだあなたを手放す気はありません」

559 :なんみん:2006/01/12(木) 05:57:41.98 0

「ええッ!?そ、それは……!!!!」
「愛さん、ここからあなた一人でどうするつもりです?もう結構な距離を進んでいるハズです。
 あなたの足ではもはや間に合わない。ですから、あなたは私と一緒にいた方が良い」
「ほやけどッ!!あっしは…あっしは…それでも…!!」
「アイゼンシュタインならすぐに戻れますよ」

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「え、エネスコさん…それって…?」
「愛さん…」
エネスコは優しい笑顔で語りかける。
「私は太陽が苦手です。しかし、その代わりにあなたという『太陽』が私を照らしてくれました。
 私はまだその太陽の光を浴びていたい。出来るだけあなたの側にいたい。
 もはや私は、あなたの虜になっているのです。
 私は催眠術師ですが、魔術に掛かってしまったのはどうやら私の方だったようです」
「あ…あァ……」
「ですから……あなたはただこの私に一言だけ命令してくれれば良いのです」
エネスコは高橋の前にひざまずき、そっと右手を差し出す…。
「あなたの一言があれば…私はどんなに荒れ狂う大海原であろうと、
 燃え盛る紅蓮の炎の中であろうと……喜んで飛び込んで見せましょう…」

涙が頬を伝う……。次の満月はいつだろうか…?いや、もう次など無いかもしれない。
彼にとって引き返すという事は自殺行為に等しい。組織は絶対に彼を逃がさないだろう。
なのに……この人はいつだっていつもと変わらない笑顔を自分に投げ掛けてくれる!!!!
「さあ、愛さん。どうかこの私めに……」
高橋は嗚咽しながら何とか声を絞り出す…。
「……ぁぁ…ぇ…エネスコ…さん……」
「はい」
「…どうかあっしを…みんなの元へ……連れて行って下さい……」
「……はい、急いで戻りましょう」
エネスコの笑顔は、これまでと同じ様に一点の曇りも無い、清々しい笑顔だった。

560 :なんみん:2006/01/12(木) 06:03:30.03 0
ここまで!!
徐々にですが終局へ向かってはいますね…少し寂しい気も
で、次回は『藤本編』です!!

ニストさん保全組さん読んでくれるみな様本当に感謝してますッ!!
ではではなんみんでしたノシ

561 :なんみん:2006/01/12(木) 06:26:01.87 0
>>1さん乙です!!朝携帯で読んでたので忘れてしまたorz
吉澤はたぶん「1度女装したら戻れなくなる」って予感してるんだろうなww
だからそのボーダーを越えられないと…なんてね
「お茶しよう」 そんな亀井の 一言が ……悲劇を生むわけですねえww次回マジ期待です!!

562 :名無し募集中。。。:2006/01/12(木) 07:58:58.60 0
hozen

563 :名無し募集中。。。:2006/01/12(木) 09:02:01.29 0
保全疾走

564 :名無し募集中。。。:2006/01/12(木) 11:23:36.81 0
保全の挽歌!

565 :名無し募集中。。。:2006/01/12(木) 12:24:12.80 0
保全中。。。

566 :名無し募集中。。。:2006/01/12(木) 14:03:35.60 0
保全

567 :名無し募集中。。。:2006/01/12(木) 14:30:12.42 0
hozone

568 :名無し募集中。。。:2006/01/12(木) 15:32:56.73 O


569 :名無し募集中。。。:2006/01/12(木) 17:30:31.00 0
保全のh

570 :07051060130336_ac:2006/01/12(木) 18:30:55.35 O
ビチグソ

571 :名無し募集中。。。:2006/01/12(木) 18:55:21.47 0
>>540
できたらグロ描写があるときは前もって明記して頂けませんか?
亀井は特に推しでは無いけど気持ち悪くて昨日一日何も食べられなかった…

572 :07051060130336_ac:2006/01/12(木) 20:09:06.39 O
おちんこ

573 :名無し募集中。。。:2006/01/12(木) 20:34:12.77 0
07051060130336_acは小学生マインド全開ですね。

574 :915:2006/01/12(木) 20:52:41.47 0
よっしゃ、オナいきます。

で、前スレさんにお願いが

今回、タイトルを微妙にミスってました。
「銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめる〜」
ってことで、まとめサイトの目次だけで結構なんで、
「永遠」とサブタイトルの前にスペース空けておいてください。
細かいんですけど、聞き終わったCDはちゃんとケースにしまう性格なんで
一つだけ気持ち悪いんです(^^;;;

お手数おかけしてすみませんがm(__)m

575 :915:2006/01/12(木) 20:53:31.31 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめるH〜

「二人とも、頭を冷やしてください」
そう言ってこの緊迫した場面に
いつものようなのんびりした声で言ったのは・・・・・

紺野あさ美!!!

ばかな・・・、いつの間にィィィィ!!!!

そういや、俺も他の部員も、
こんこんのスタンド「ニューオーダー」の能力だけは知らないんだよな・・・。
さくらおとめでやり合った時も結局一人だけ誰ともやり合わなかったし。
指令で「しゅう」と闘った時も最後まで
特別なスタンド能力を見せる事は無かったと報告を受けている。

今のがニューオーダーのスタンド能力なのか?
部の資料には「空間を操る」とだけ自己申告されているが・・・

「麻琴も吉澤さんも、今は部員同士でやりあっている時じゃないでしょう?」
こんこんがもう一度冷静な声で言った。

「邪魔すんじゃネェェェェェ!!!!!!!!!」
起きあがった麻琴がいきり立って俺にもう一度飛びかかろうとした。

576 :915:2006/01/12(木) 20:53:59.23 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめるI〜

「麻琴」
諭すような声でこんこんが麻琴を見た。
なんだよ、こいつ。おとなしそうな顔と声で変な威圧感持ちやがって・・・・

「誰が吉澤さんとやりあえって言いました?」
いつもの落ち着いた口調でこんこんが言う。
「ご、ごめん・・・・。つい頭に血が上って・・・」
仲が良いとは聞いているけれど、あの麻琴を押さえつけるとはな・・・・・・・

「なんだ、喧嘩止めてくれるのかと思ったけど
 その言い方ってことは、こんこんは麻琴の味方かよ」
「味方って言い方は語弊がありますけどね、
 でも吉澤さんからもっと話を聞きたいって点では麻琴と一緒です。
 それにしても部員同士無駄な闘いは避けなきゃいけない時期なのに
 部長自らやりあってどうするんです?」

「ふぅ・・・・」
俺はため息をつくと、Mr.ムーンライトを引っ込ませた。
「oi?」
麻琴が拍子抜けした顔をした。

「わ〜ったよ。聞きたい事あったら何でも答えてやるよ。
 でも本当に俺が知ってる事なんて何も無いぞ?」
確かに無駄な闘いだよな・・・。こんこんにはかなわないや。

「立ち話も何だし、そこのサテンでも行くか?
 あ、でもおごらないからな」

577 :915:2006/01/12(木) 20:54:45.99 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめるJ〜

「で、何が聞きたいんだよ?」
「まず、演劇部と小室学園の間に3年前何があったかです。
 それと鈴木亜美のスタンド能力について。
 向こうのスタンド能力を知っておく事は必要不可欠です」
サテンで俺と麻琴はコーヒーを頼んだんだけど、
こんな時に、しかもこれから帰って晩飯って時間に
パフェなんて頼むこんこんってやっぱり変だよな・・・・

「鈴木亜美に限らず、当時の対戦相手の能力は
 部室に資料があるはず。それを読んでおけよ。
 それと何があったかは言った通りだよ。3年前、俺が中2の時だけどさ、
 うちの演劇部と小室学園の鈴木亜美らとの間で抗争があった。
 一時は演劇部が壊滅しかけるまで追いつめられたけど、
 安倍さんと入ったばかりの後藤らのがんばりで最終的に勝利したって。
 そうそう、例の浜崎あゆみ、アイツも何か関係あったらしいけどな」
「関係?」
「当時先輩連中の会話の中でよく名前が出てたよ。詳しくは知らない。
 でも先輩連中は浜崎の事を怒っていたよ」
「抗争の理由は何です?」
「だから知らないって。俺が入部したときには既に終わりかけだったし」
「oi!正直に・・・」
「麻琴、黙っていて」
「ホントだっちゅうの。ウソだと思うなら石川に聞いてみろよ。
 アイツも俺とほぼ同時期に入部してるからさあ」

「石川さんには既に聞きました」
「あ、そう・・・・」
「3年前の件については箝口令が敷かれているそうですね」
「箝口令って大げさだな」
俺はちょっと笑いながら言った。石川らしいや。

578 :915:2006/01/12(木) 20:56:17.76 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめるK〜

「先輩連中が誰もしゃべりたがらないだけだよ。
 しゃべっちゃいけないって雰囲気が出来ていたのさ」
「吉澤さんは気にならないのですか?」
「誰だって話したくない過去はあるだろう?そういう事さ・・・」

そう、触れられたくない過去は誰にだってあるさ・・・・

「それと関連して前から気になっていたんですけどね・・・」
「何が?」
「吉澤さんと石川さんが入部した時って同期は二人だけだったんですか?
 当時からの部員って吉澤さんと石川さんしかいないんですよね」
「確かに柴ちゃんとか、他の高2の連中は高校入学とかだからなあ。
 実は俺たちとおなじ頃に入ったのが一つ下の学年に二人いたんだけどね、
 そいつらも色々あってちょっと前に辞めちゃったんだよ。
 でもこの4人は本当に何も知らない。当時はまだ戦力外だったし」
「今の部員数に比べると、当時はかなり人数少ないですよね」
「いや、それなりに人数いたらしいよ。
 ただ、小室学園との闘いの中で結構部員が減っちゃってさ、
 それで廃部寸前まで追いつめられてたんだ。
 俺たちが入部させられたのはその補充。
 でも実際には俺たちが実戦で使える様になる前に
 カタがついちゃったんだけどさ」
「へぇ〜」
「俺たちより前に後藤真希が入部してるんだけど、
 その時はまだ部員を取捨選択する余裕があったんだ。
 ほら、倖田來未なんかその一人さ」
「あぁ、それで倖田來未は後藤さんを恨んでたとかって話でしたよね」

「うん、実はな・・・、後藤って、天然なんだよ・・・・」

579 :915:2006/01/12(木) 20:59:59.90 0
今日はここまで〜

で、前回言った「見切り発車」とは紺ちゃんの能力です。
ニューオーダーの中の人。さんのが途中なんですが、
自分も紺ちゃん一推しでやっぱり紺ちゃんを使いたいし、
かといって、1さんの「血の渇き!part2」みたいに
紺ちゃんの能力を使わなくても活躍させられる妙案が思いつかなかったので、
今までの話から推測、ふくらまして使っちゃいました。
まあ出来るだけ明言せず、ぼやかして使いますのでごカンベンを。

580 :名無し募集中。。。:2006/01/12(木) 21:58:08.66 0
乙です!!

581 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/12(木) 22:50:24.38 0
白夜コーーーーーー!!!!!

>>553
100さん。とりあえずスペース削除しました。
分割は1番効果的だと思いますが全部やるのは正直無理です。
本当に申し訳ありません。
>>560
なんみんさん乙!
寂しいって気持ちは凄い解ります。俺も終わらせたくないな〜とか
思うと露骨にペースダウンしますw
>>579
915さん乙!です。
うおっ!ドキワクな展開!紺コンは俺も使ってみたいな〜。とは
思っていたりします。

582 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/12(木) 23:41:27.51 0
美貴の独白を聞いて菅沼は暫し考察していた。

「その話だと少しおかしくないか?俺が何故屋上に?『石』を盗った『小春』とかいう奴を
 追いかけて。だとしたら解る、今も謙・・俺の連れが取り返しに行っているからな?
 ・・・だとしたら誰が『部室』で殺しをやった?俺が部室に用でも?
 その足跡は俺のモノだったのか?死体は全部切り刻まれていたのか?」

「『矢』は部室の道具室に有る、その事を知っていれば・・・部室に必ず来るハズ。
 そこで抵抗されて皆を殺した、そう考えていた・・そうだアンタ、ウチの部員を襲ったろッ!
 皆、知ってんだよッ!そうだそうに決まってるッ!」
美貴の目に不信の炎が宿る。

「だからソレは行きがかり上、闘う破目になってだな・・・俺も望んだ訳じゃないんだ!
 いきなりこんな事を言っても信じられないかもしれないが・・今は信じてくれッ!」
菅沼の目が美貴を射抜く。

「・・・・解ったよ・・じゃあ私の質問にも答えてくれ!小春がアンタから盗った『石』
 ってのは何なんだよ?あの時のアンタの慌てよう・・普通じゃないだろ?アレにどんな
 『チカラ』が有るのさ?きっちり答えてくれよ。そうしたら信じるよ、アンタの事・・」
美貴の質問に菅沼は俯き、視線を外す。

「・・・・・・それを・・・言わなければ信頼が得られないのなら・・仕方が無い・・
 あの『石』には・・・・・・


583 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/12(木) 23:46:03.52 0
昨日の分終わり〜〜〜〜〜ッッだが今日は此処でおし麻由子!


584 :名無し募集中。。。:2006/01/13(金) 01:22:02.78 0
うしおととら?

585 :名無し募集中。。。:2006/01/13(金) 03:57:38.12 0
保全

586 :なんみん:2006/01/13(金) 04:45:29.21 O
>>571さん
ホントに申し訳無いです!以後は気を付けます!!
以降の展開を考える関係で何度も読み返すのですが
さすがになんみん的にもアレは厳しいですねorz
それに藤本的にもやりにくいハズ…
それでライトバージョンを提示するつもりです
彼女の運命は変えられませんが、その視点は多種あっても良いかと思います!
ついでにゴゴゴも修正したいので…
帰ったら作業開始です

587 :◆I7CTouCqyo :2006/01/13(金) 05:31:56.31 0

久住小春の冒険  〜スタンド使いと少年〜


「得意なことよりも…好きなことが良い…その場の勝利よりも…
本当にすごくなろう…」

私の名前は久住小春。
ぶどうヶ丘中学の一年生だ。
今年の九月、杜王町に引っ越してきた私は、日夜『ミラクルな大スター』に
なるための努力に励んでいる。
今日は部活を欠席して、一度家に帰り、着替えてから駅前で練習がてら
ギターを奏でていた。
お姉ちゃんからもらったアコースティックギター、これで私は夢をつかんでみせる。

「それ、いい曲でしょう?小春ちゃんが入部するより前に、寺田先生が
演劇部のために作曲してくれたものなの」

先輩の道重さんが、ギターケースの上に広げた楽譜を指差して言った。
部活を休むといった私に付き合ってくれているのだ。
もちろん、彼女も私服である。

「さゆみはこの曲好きなの。メロディーが優しくて」

「そうですね。なんだか満たされるような歌詞とメロディーです。コード進行は
とてもハードですが」

588 :◆I7CTouCqyo :2006/01/13(金) 05:33:40.55 0

ちなみに、私の演奏はあくまで練習であって、ストリートライブではない。
駅の隅っこで胡坐をかいて、もくもくと弦を弾いているのだ。
人通りに立つのもいいが、それはこの曲が完成してからでもいいだろう。
中途半端な実力で人前にしゃしゃり出ることなど決してしない。
度が過ぎれば、それは成長の歯止めとなり、夢への妨げになる。
まぁ他人からすれば、私の練習なんてただの雑音にしか聞こえないかもしれないが。

「恋は時に苦しい…『愛する』って尊い…全てを重んじて…太陽を浴びよう…」
ポロロンポロロン…


パチパチパチパチ…


どこからともなく、ガッシリとした大きい拍手が聞こえてくる。
その主は、ダボダボの黒い大きなコートを着たおじいさんだった。
髪は長くボサボサで、髭もまた無造作に伸びっぱなし。
肌もガサガサで茶色い。
私はこの人を知っていた。
しかし、知り合いではない。
杜王駅の前でいつも座りこんでいる…そうこじきだ。
こじきのおじいちゃんが近付いてくると、道重さんはなんだか嫌そうな顔をした。

589 :◆I7CTouCqyo :2006/01/13(金) 05:35:09.24 0

「歌うまいね、お嬢ちゃん」

「ありがとうございます」

「いつもここで歌を唄っているよね」

「ハイ、歌が大好きなんです」

「もっと人の多いとこで唄ったりしないの?もっと暗くなると、若い兄ちゃんたちが
あそこらへんにギターのケース広げてさぁ、自作の『しーでー(CD)』っていうの?
あれ売って宣伝とかしてるんだよ」

「そうなんですか。私は…まだまだですから」

「そうかい?おじちゃんはお嬢ちゃんの歌声大好きだなぁ。いつかお嬢ちゃんも
あそこらへんで唄っておくれよ。おじちゃん、応援してるからね」

そう言うと、こじきのおじいちゃんは足元に落ちていたタバコの吸殻を拾って
いつも座っている場所に戻っていった。

「小春ちゃん、あんまりあーいう人と関わらない方がいいと思うの」

道重さんは、私だけに聞こえるようにボソッと言った。
やっぱり、これが普通の人の感性なんだろうか。
こじきのおじいちゃん…か。
あのおじいちゃんと話して、私は昔のことを思い出した。
一年前の、あの頃のことを。



590 :◆I7CTouCqyo :2006/01/13(金) 05:36:53.91 0

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


『家に帰るまでが遠足です』

先生が、帰り際にみんなに伝えた言葉だ。
しおりの最後のページにも書いてあるんだよ。
二泊三日の林間学校が終わり、小春は大きなリュックを背負って帰路についていた。
田植え、楽しかったなぁ。
でも、隣の家のおばあちゃんちでやったことあるんだよね。
田んぼの中で転んでドロんこまみれになっちゃったけど、友達と一緒だったから
それでもとても楽しかった。


「リュック重たいよ〜」

『ガンバレガンバレ!!コハルッ!!!』

「みんなぁ〜、小春のかわりにリュック持って〜」

『ダメダヨこはるチャン!!アタシタチニ頼ッテバカリジャダメ!!!ナニモデキナイ<オトナ>ニナッテシマウワッ!!!』


ちぇッ、行きのバスの中で小春のお菓子食べちゃったくせに、ずるいよ。
そのせいで初日ははバナナしか食べれなかったんだから。
もぎもぎフルーツ、食べたかったなぁ。


591 :◆I7CTouCqyo :2006/01/13(金) 05:39:51.52 0

『オォ?おいオレのコハルタン』
『イツカラテメーのコハルにナッタンダ?No.6』

「どうしたの?」
『見てミロヨ』

No.6が指したのは、すぐ先の河原だった。
冬になると、そこの土手でソリをするのが小春の週間なんだよ。
その河原で何やら普段目にしない光景が広がっていた。

ザクッ…ザクッ…

一人のちょっと小汚い格好をした男の子が、河原を掘り返していたんだ。

「何をしてるんだろう?」

ここいらでは見ない顔だなぁ。
ここはよく通る道だけど、あんな子を見るのは初めてだよ。
小春が家を空けてる間に引っ越してきたのかな?

『コハルチャン、アノ男の子に興味ヲ持ッタノ?』
「うん、ちょっと話しかけてくるーッ!!」
『ダ、ダメダヨコハルチャン!先生モ、寄り道はダメダッテ言ッテタジャナイ!!帰ルマデガ遠足ダッテ!!!』
「へーきへーき!!バレなきゃ怒られないよ!!!」

『言ッテルコトハ間違ッテナイナ』
『No.3!!ナニ納得シテンノヨ!!!』

もし引っ越してきたとしたら、明日から一緒の学校に通うことになるかもしれない。
歳はいくつだろう?小春と同じくらいかな?
河原の方へ降りようと、小春は進行方向を変えた。

592 :◆I7CTouCqyo :2006/01/13(金) 05:41:53.69 0

キキィィィィイッ!!!!がしゃん!!!!

耳を劈くようなブレーキの音があたりに鳴り響き、気付いた時には小春は
尻餅をついちゃっていた。

「う〜痛いなぁ」

「クソガキ!!フラフラ歩いてんじゃあねー!!!」

げッ!地元の中学生三人組だ!!
この人たち、この辺じゃ有名な不良なんだよなぁ、怖いよ〜。

「おい信二、ガキなんかに絡んでんじゃねーよ」
「だってよぉ〜」
「それより見ろよ、あれをよぉーッ」

通学用の帽子を被ったリーダー格らしい人が、河原を指差した。
あの男の子の…知り合いなのかなぁ?
男の子は何も気付かず、スコップでがむしゃらに地面を掘り返していた。

「うはッ、たまげた!!ホントに穴があいて行くのな!!!」
「や、やべぇよ…俺、怖くなってきたよ…」
「なにブルッてんだよ淳司!!とにかくこれでわかったな、やっぱりあのクソじじぃは
化け物なんだよ」
「淳司、加賀美!!じじぃはいつもあの廃屋で寝泊りしてるらしいぜーッ!!!
やっつけに行こうぜ!!!」
「ま、マジでやるのかよぉ〜ッ!!」
「ったりめーだろ!!あのじじぃは化け物なんだぞ!?お前、頭からガリガリ
食われてもいいのかよ!!!」
「今やらなきゃ、今に俺たちがやられてしまうかもしれないんだぞ!!!」
「そ、そうだよな!!よし!!俺たちが村を守るんだ!!!」

593 :◆I7CTouCqyo :2006/01/13(金) 05:43:16.51 0

このお兄ちゃん達、一体何の話をしているんだろう。
三人は自転車から降りると、下駄の音をガツガツ鳴らしながら、河原の隅にある
廃屋へと走っていった。

「化け物!!隠れてねーで出てきやがれ!!!」
「じじぃ!!正体を見せろーッ!!!」

叫びながら、三人の不良はドアを乱暴に蹴り始めた。
あの家のドアを蹴破ろうとしているみたいだけど…

『コ、コハルチャン!怖イヨォ〜ッ!!』

No.2が小春のほっぺにくっついてきた。
小春も怖い!!!

『ハヤクカエリマショウ!!』
「う、うん!!」

『オ、オイ…お前らマテ!!アノ少年が…』

小春たちを引き止めたNo.3が指した先には…


「お前らやめろぉぉぉぉぉー!!じっちゃんをいじめるなーッ!!!」


594 :◆I7CTouCqyo :2006/01/13(金) 05:44:30.96 0

穴を掘っていた男の子が不良三人組に向かっていったんだ!!
ああ、でも絶対やられちゃうよ。
背だって、力だって向こうの方がずっと大きいのに…
そんなことを思っていたけど、小春の予想はいい意味で裏切られた。

「うりゃーッ!!!」

男の子が、一人の不良の学ランにつかみかかると、子供とは思えないような力で
地面になぎ倒したんだ!!

「う、うわあああああああ!!真空投げだああああああああああッ!!!!!」
「やっぱりだ!やっぱりあのじじぃは超能力を使う化け物なんだ!!わぁーッ!!!」
「いてて…あ、淳司!信二!!待ってくれよーッ!!!!」

不良三人組は大慌てで河原の土手を登ってくると、急いで自分達の自転車に跨り、
物凄い速さで逃げて行っちゃった。


「あ、あの男の子…すごいなぁ。一人であのお兄さんたちを追っ払っちゃったよ…」


595 :◆I7CTouCqyo :2006/01/13(金) 05:47:55.81 0

不良たちの情けない後ろを姿を見送ると、男の子はまたスコップを持って
穴を掘り始めた。
あの穴、いったい何に使うんだろう?
不良をなぎ倒した場面を見てしまったせいか、とてもあの子に興味が湧いてきた。

「ねぇねぇ〜!その穴、なんのために掘ってるの〜ッ!?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」

遠くから叫んでみたんだけど、男の子はこっちを向いてくれなかった。
しょうがないなぁ〜。
小春は土手を器用に下ると、男の子の方に駆け出す。

ズボッ!!!
「わぁッ!!!!!!!!」

視界が急に低くなった。
なんだか時間が飛んでしまったかのような、そんな感覚。
いつも思うんだけど、石に躓いて転ぶと転ぶ直前と転んだ直後の記憶が飛ぶんだよね。
今回は転んだんじゃなくて、足元にあった穴にハマッただけなんだけど…

「わーん助けて〜!!」

小春は男の子に聞こえるよう、大声で助けを求める。
そこで、初めて男の子が小春の方を向いた。
なんだかびっくりしているみたい。

「穴に落ちちゃったんだよーッ!!」
「きみ、僕と話せるのか…?あ、い、いま助けてやるよ」

男の子は持っていたスコップの取っ手の部分を小春につかませると、そのまま
穴からグイッと引き上げてくれた。

596 :◆I7CTouCqyo :2006/01/13(金) 05:49:53.64 0

「ありがとー!!ねぇねぇ、どうしてこんなにたくさん穴なんて掘ってるの?落とし穴?」

「そんなことを聞くために話しかけてきたのか?ほっといてよ」

「え〜いいじゃん、教えてよ!!」

「子供に言ったってわかりゃしないさ。仕事の邪魔なんだ、帰ってくれ」


自分だって子供のくせに!!
なんだか腹立ってきたなぁ〜。でも小春は女の子だし、話した感じだとたぶん
この子よりはお姉さんだから、おしとやかにしなきゃ!!
小春は大人なんだから!!
テレビの中のシャイ娘。のみんなだって、みんな大人っぽくてかっこいいしね!!
なんだか、あのグループは来年あたり大ヒットするような気がするんだぁ〜。
将来は、小春もシャイ娘。のみんなみたいな『大スター』になりたい!!


「ねぇねぇ、さっき中学生追っ払ってたよね。強いんだね〜」

「別に普通だよ」

「見ない顔だけど、最近引っ越してきたの?」

「そんなとこかな」

「どうして穴掘ってるの?」

「うるさいなぁ!!向こう行けよ!!!」


597 :◆I7CTouCqyo :2006/01/13(金) 05:51:46.97 0

男の子がいきなりスコップを振り上げ、小春を威嚇した。
びっくりして、小春は変な声をあげながら男の子から離れる。
あぶないなぁ…刃物は人に向けちゃいけないんだよ!?
…ん、スコップって刃物だっけ?まぁいいや。

「ねぇねぇ〜!!きみ、名前なんていうのーッ!!?」

「女なんかに誇りある我が名を教える必要などなし!!!」

「小春の名前はねーッ!!久住小春っていうの!!!小春も教えたんだから、
きみも教えてよーッ!!!」

「・・・・・・・良太!!!!」

「良太くん!!また明日来るからね!!!」


いいよ来んなよ!!…そんな声が聞こえたけど、小春は気にしないことにした。
良太くんか、面白そうな子だなぁ〜。
そんなことを考えながら、小春はお家まで走って帰ったんだ。
その途中、小春は興味深い人を見かけた。


「うわぁ…あのお姉さんの白いお洋服、お姫様みたい。抱えてるお花さんも
可愛いけど、あのお姉さんもすごく綺麗だなぁ…」


598 :◆I7CTouCqyo :2006/01/13(金) 06:01:52.98 0
一日ブランクをあけてしまった…
そしてすいません、また口だけやりましたorz
山岸由花子編はこの次エピということで!!
今回はあえて『銀色の永遠』というタイトルを取ったんですが、実はこの話には
元ネタがあって、それをインスパイアしてオナってます
だからわかる人にはタイトル見ただけで何を元にしたかバレてしまうという…
これは確実にジョジョにはならんだろーなぁorz

>>なんみんさん
ってなわけですいませむッ!俺もこじきネタ使っちゃいます!!

では、これから昨日〜今日までのニストの方々の作品を読んで寝ることにしますね!!
ではではノシ

599 :名無し募集中。。。:2006/01/13(金) 06:11:39.11 0
1氏こんな時間に乙!
どんな話になるんだろぅ…

600 :名無し募集中。。。:2006/01/13(金) 06:11:49.18 0
          ,へ                      \     |    /     ,ハ百
         \ \                   \   |  /      ム.只
         /へ/)                    ./ ̄\
    ∧_∧∩  )(            ‐ ‐ ‐−──( ゚ ∀ ゚ )──−‐‐ =夫=_
    .(*・∀・)7   (  !      ______ノ'""ゝ. \_/       フi三iヽ
   ゚ .冂つム゚_」   Y       (_   ____)    ':;  |  \      '─'
  ゜ ム_」」」」ゝ   人    ___) (__∠__   \|    \
   (,_,,ノ `ー´   (  ';   (__________)   ~':;,,.     \
   ,' . / .'     ヽ (_        ,,;::'~            ~':::;;,,,_
  / / '        \ヽ.  __,,,,-‐''"~     ∧_∧   ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
   '0      __,,..l⊂Z_).⊃!         ( ´∀` )    ̄ ̄ ̄ ̄) (二二二二二......  0
  0Π0- ‐‐'''""   |;;:.:. ヮ . .:::;|        ,べヽy〃へ  ( ̄ ̄ ̄             0Π0
  HΠH       ∩.∧_∧∩    ∧∧/  :| 'ツ' |  ヽ  ̄λ_λ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧∧ ̄ HΠH
 EEE      匸(´∀`;)フ   (,゚Д゚,). o |=宗=! o |  ( `ー´) ヮ    (゚ー゚*) EEE
  |l|lil|ili|        瓜ゞッ=Lく   ,くリ=ッ=[ゝ.__」「「「「L_.」  厂〉=ッ冂づ ヌ Oヮ⊂[]ヨ  |l|lil|ili|
,,.<卅卅ゝ.__.,.,.,___.__.,.,.,(__)ヾZ)'_.,.,_じ(ノルハ)Jつ」」」」」⊂ソ.,_.,_.(入ム]つつ.__,L!__. (_」つ.,<卅卅ゝ,,.,,

〜ラッキーレス〜
2006年新年あけましておめでとうございます!
さて、このレスを見た人は、コピペでも良いので26分以内に3つ以上のスレに貼り付けてください
そうすれば今年中に、体の悪いところは全て治るわ好きな人に告白されるわ出世するわで大変なことです!!

601 :なんみん:2006/01/13(金) 06:41:53.37 0
帰宅!!
>>915さん乙です!!
やっぱ紺野さんは大人ですね〜なんみんはなぜか彼女だけ「さん」付けなんですよw
演劇部の過去かあ…気になりまっす!!
>>前スレさん乙です!!
演劇部にとって憎むべき相手から徐々に転換しつつある菅沼のポジション…
ひょっとして逆に救世主となるのか!?!?期待です!!
>>1さん乙です!!
なんかおとぎ話チックで良いですね…和みますね〜!
なんみんは元ネタ分からないので純粋にwktkしています!!続きが楽しみ!!
一瞬「こじきネタ」って何だろ?って思いましたが…「浮浪紳士エネちゃん」の事ですね!!

602 :なんみん:2006/01/13(金) 07:12:23.95 0
例の場面の「ライトバージョン」書きました!!
まとめの掲示板にうpりましたので、前スレさん修正よろでっす!!

かなり黒要素は消えましたが、それでも場面が場面なので見る方はご注意を!!


603 :名無し募集中。。。:2006/01/13(金) 08:47:33.50 0
乙保!

604 :名無し募集中。。。:2006/01/13(金) 11:09:19.41 O
保全!

605 :名無し募集中。。。:2006/01/13(金) 12:07:42.77 0
>>1さん乙です!!
ウルトラマンですね

606 :名無し募集中。。。:2006/01/13(金) 12:45:26.12 0
hozen

607 :名無し募集中。。。:2006/01/13(金) 13:28:53.35 0
保全の怒り!!

608 :名無し募集中。。。:2006/01/13(金) 15:46:14.10 0
ho

609 :名無し募集中。。。:2006/01/13(金) 17:07:27.55 0
ニストの皆さん乙ッ!
いやいや2〜3日分一気に読むと気持ちがいいもんですね

なんみんさんライトバージョン乙ッ!
18禁から15禁って感じっすね

610 :名無し募集中。。。:2006/01/13(金) 17:55:56.34 0
ho

611 :名無し募集中。。。:2006/01/13(金) 19:18:13.63 0
保全だぽ

612 :07051060130336_ac:2006/01/13(金) 20:10:35.80 O
ビチグソ

613 :名無し募集中。。。:2006/01/13(金) 20:35:18.34 0
マライア乙

614 :名無し募集中。。。:2006/01/13(金) 21:40:10.56 0
保全疾走

615 :915:2006/01/13(金) 22:30:36.96 0
>>1さん
ウルトラマンシリーズ史上最大の問題作とも名作とも言われている作品っすね!
マジメな話しますと、僕は人権関係がうるさい仕事してまして、
おまけに言葉にも非常に神経を使わなければいけないので
文中の言葉にちょっとひっかかるというか、自分の仕事の時だったら
完全にアウトな語句も無きにしもあらずなんですが、
元ネタのテーマがテーマなんで逆になま暖かく期待しながら見守らせてもらいますw

ってことでオナいきます。

616 :915:2006/01/13(金) 22:31:49.15 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめるL〜

「天然?」
「『弓と矢』じゃないってこと」
「え?中学の時にスタンドが発現したって聞いてたけど・・・」
「天然の連中だって小さい時からスタンドを使えてたってわけじゃないさ。
 後藤の場合も中学の時に自分のスタンドを知って、使えるようになったんだ」
「そうなんですか・・・・」

「だから後藤は優先的に入部させられたんだ。小春と同じパターンってわけ。
 そうそう、二人ともさぁ、一次試験受けただろ?」
「はい」
「ワタシはいきなりだったけどナ・・・」
「本当はさ、一次試験って無意味なんだ」
「無意味?」
「『矢』で突き刺す事が大事だから、無意味って言ったらおかしいけどさ、
 ただ、試験って言うけど本当は誰も落ちないんだ。
 一次試験落ちたヤツの話って聞いたことあるか?」
「そういや無いですね。試験に落ちるって死ぬって意味ですよね。
 この学校って確かに行方不明や転校扱いが多いけど
 『弓と矢』で死んだって報告は聞いたこと無いですね」
「『弓と矢』ってさ、『意志』を持っているんだってさ」

「「意志?」」
二人、声かぶってるよ・・・

617 :915:2006/01/13(金) 22:32:27.82 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめるM〜

「そう、意志。一見、部員になりたいって言ってきた生徒を
 寺田のおっさんが『弓と矢』を試しているように見えるけど、
 本当は『弓と矢』自身がスタンド能力の才能を持つ人間を選んでいるんだって。
 だからこんこんや麻琴が『矢』で射抜かれたのも『弓と矢』の意志であり、『運命』なんだよ」
「だから『矢』に射抜かれた地点ですでに合格は決まっていたと・・・」
「そういうこと」
「何が言いたいんです?」
「スタンドの才能を持っている人間は数に限りがあるって事さ。
 3年前の闘いでかなりの部員が辞めていった。
 それくらい激しい闘いだったって事だ。
 でも、俺たち4人が入るまで補充はなかった。
 いくら寺田のおっさんや演劇部が部員を増やしたくても
 『矢』が選ぶ気を起こさないって事は、
 当時はもう才能を持っている人間が学内にそんなにいなかったんじゃないかな?」

「じゃあ、最近寺田の野郎が急に部員を集めてるのは・・・」
麻琴が急に身を乗り出してきた。
「3年の間に新しい学生がたくさん入ってきた。
 分母が増えたからスタンドの才能を持っている学生も当然増える。
 って言うのは俺の推測だけどな。
 この3年は才能ある人間が増えるのに必要な時間だったんだよ」

618 :915:2006/01/13(金) 22:33:31.49 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめるN〜

俺はコーヒーを口にしてから続けた。
「なんか話がそれちゃったな。
 とりあえず俺が知ってるのはそれくらいだよ。
 なんで小室とやり合ったのかなんて理由は知らない」
「誰に聞いたらわかるんです?」
「まずは安倍さん。でもあの人に聞いてもダメだ」
「なんで?」
「さっきも言っただろ?先輩連中しゃべりたがらないんだ。
 それに安倍さんに限らず今の高3は実質演劇部の設立メンバーでさ、
 寺田のおっさんとは当時から苦労を一緒にしてきたからな。
 特に麻琴、オマエが寺田のおっさんを信用してない事はバレバレだよ。
 ヘタなこと言ったら安倍さんにぶっとばされるぜ?」
「な〜に、そん時は・・・」
「オマエ、安倍さんの真の恐ろしさ知らないんだよ。
 だいたい、あの人今は受験の真っ最中だぜ。
 今週も東京まで試験受けに行ってるよ。
 本人も言ってるけど、安倍さんってかなり勉強は苦手だけど
 子供は好きだからな。さすがに今回ばかりは必死だぜ。
 まぁ、他の先輩連中も状況は一緒だろうな」

「じゃあ後藤さん?」
「それが出来れば世話無いけどね・・・・」
「それもダメかヨ?」
「アイツ、高校1年の時にちょっとした理由でいきなり部を辞めてさ。
 それ以来演劇部とは極力関わらない様にしてきたからな・・・」

ちょっとした理由、か・・・・。自分の言葉に一瞬自己嫌悪を感じる。

619 :915:2006/01/13(金) 22:34:25.21 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめるP〜

「でもこないだ助っ人になってくれたじゃないですか?」
「それが不思議なんだよ、俺もさ。
 しかも人手不足って話を聞いて、自分から声かけてくれたんだぜ」
「それなら今・・・・・」

「麻琴、こんこん」
「何だヨ、改まって?」
「3年前、一番傷ついたのは真希・・・後藤だったんだと思うんだよ」
つい、真希と言ってしまって、あわてて言い直した。

「後藤さんが?」
「肉体的って意味じゃなくて、精神的にな・・・・」
そういって俺はカバンから手帳を取り出した。

「人間、誰かを頼らなければ生きていけないんだけどな・・・・」
そう、真希は立て続けに3人の頼らなければならない人間を
別々の形で失ったんだ・・・・・・・

俺は腕を伸ばしてこんこんのパフェを持った。
こんこんがびっくりする。

620 :915:2006/01/13(金) 22:35:05.70 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめるP〜

「ちげーよ」
こんこんってやせてるくせにホント食い意地張ってるよなあ・・・
そう思いながら、俺はパフェをどかせて、その下に敷いてあった
喫茶店の紙のコースターを取ると、
その裏に手帳を見ながら名前と住所を書き写し始めた。

「後藤さんに何があったんです?」
「ちょっと待てヨ、こんこん!後藤さんの事より今は小室や栄米大の事を・・・」
「そうだな、今は後藤の事よりも3年前の話だ」
俺は書き終わったコースターを二人に差し出した。

「当時の部員の一人だ。
 彼女なら3年前の事をしゃべってくれるかもしれない」
「市井・・・・・・紗耶香・・・・・・」
こんこんがコースターに書かれた名前を読んだ。

「オマエらが何を知って、どう判断しようが俺は知ったこっちゃねえよ。
 俺は部長だし、演劇部を守るために闘うだけだしな」

621 :915:2006/01/13(金) 22:36:00.56 0
銀色の永遠 〜紺野あさ美は友人をたしなめるQ〜

俺は・・・、真希のトラウマの理由を知っている。
それがこの二人が知りたがっている「過去」とある程度は関係している事も。
でも・・・それは、他人に勝手にしゃべって良い話じゃない・・・・・。

なのに、俺は市井紗耶香と二人を会わそうとしている。
今更彼女を引っ張り出そうとして、俺はどういうつもりなんだ?

自分が言いたくないからって、他人にしゃべらせる気か?
俺って、最低だな・・・・・・・・・・・・・・・・・

「吉澤さん?」
「あ、あぁ。とにかく俺が知ってる事は本当にそれくらいだ。
 俺だって教えてほしいくらいなんだからな。
 期待してるぜ、お二人さんよ・・・・」

そう言って俺はコーヒー代を置いて、席を立った。




「なんかはぐらかされたような気がするけどヨオ〜
 とりあえず明日その市井ってヤツに会いにいくカ?」
「ねえ、麻琴・・・・」
「ン?」
「男の人って、どういう時に泣くんだろ?」
「ハァ?」
「吉澤さん、席を立つ時泣いてなかった?」
「ははっ、まさカ・・・」

622 :915:2006/01/13(金) 22:37:32.74 0
またやってもうた〜。
>>619はPじゃなくてOっすね。

明日は大阪のワンダフル参戦で、
遠征してくる友達につきあって泊まりなんで
続きは明後日以降になります。
なのでちょっと進ませておきました。
かなり物議を醸しそうなネタを投入しちゃいましたがごめんちゃいw

623 :名無し募集中。。。:2006/01/13(金) 23:28:14.39 0
俺もこじきって言葉はあんまり好きじゃない

624 :名無し募集中。。。:2006/01/13(金) 23:29:03.65 0
乙ッ!
なんかみんな話が重くなっている気が・・・

625 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/13(金) 23:52:21.46 0
>>584
井上真由子じゃネェッ!福田麻由子だァーーーーッッ!!
この子ねhttp://pukasec.sakura.ne.jp/ren/img-box/1137069963835.jpg
この間も永井杏を舞波舞波言うてお叱りを受けましたがネタフリだから。
>>598
1さん乙ですが・・・どうします?古事記を浮浪に修正します?
>>602
なんみんさん。ライトバージョンに修正しますた。
>>622
915さん乙!言葉に神経を使う仕事は大変ですね!
むかーしエロ四コマ漫画でそんなくだりが有ったのを思い出した。
つか大阪ですかwがんばってくださいねwwwww

626 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/13(金) 23:54:02.58 0
あ、あと今日俺オナれないのであとは皆さんよろ〜。

627 :610:2006/01/14(土) 00:14:14.78 0
>>なんみんさん
やべえ…勝手に高橋とエネちゃんの悲しい結末想像してちょっと泣きそうw
>>1さん
元ネタを知ってるだけに正直元ネタと同じ話にはして欲しくないなぁ…
なんて言ってみたりして
>>915さん
う〜ん複雑な話になりそうでワクワクしてきた!

みなさん乙!俺ももうちょっとしたら出せるかも

628 :100:2006/01/14(土) 00:38:15.07 0
>>581
前スレさんd & 乙 です!
あのサイトをどんどん盛り上げてください!!

あと、気が向いたらでいいので
スタンド解説全体と「これまでの〜」もやっていただければ
ROMラーとしてもうれしい限りッス!
勝手ばっかですいませんorz

それではみなさん頑張ってシコってくださ〜いww

629 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 01:09:16.89 0
保疾

630 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 02:04:15.66 0
ROMist
ロミスト

631 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 02:39:27.46 0
そういえば後藤のスタンド解説がないよね
せっかく後藤用の画像を用意してあるのにな・・・

632 :610:2006/01/14(土) 02:48:05.08 0
ちょっと出し!

633 :610:2006/01/14(土) 02:49:17.45 0
銀色の永遠 〜美容師は恋をする〜D

「貴様もスタンド使いかッ…?私の邪魔をしようってのか!?」
エロオヤジ野田は怒りの表情で西川さんを睨みつける。

「スタンド使い…?」
西川さんは不思議そうにつぶやいた。
この人スタンドって言葉を知らないのか?

「お前達も『矢』に刺されてスタンド能力を身に付けたんだろう?」

学生風の男?誰だ?寺田先生以外にも『矢』を持ってる奴がいるのかよ…!

「確かに俺は人とは違う『能力』を持ってるけど…『スタンド』って言うのか?
『矢』?『矢』ってなんだ?」
西川さんは何がなんだか分からないと言った表情だ。

「私は学生風の男に『矢』で射抜かれてこの能力を身に付けた!お前たちも
そうなんだろう?」

「美貴ちゃん…こいつの言ってる事分かる?」
西川さんが美貴に尋ねる。
「学生風の男ってのは知らないけど…確かにあたしも『矢』で射抜かれてスタンド
能力を身に付けました!」

「ふ〜ん…僕は何年前だったか、ふと気付いたら…スタンドだっけ?不思議な力が
使えるようになっていたんだけど…」

この人は『矢』でスタンド使いになった訳じゃないんだ…!
生まれついてのスタンド使い…!

634 :610:2006/01/14(土) 02:52:04.02 0

「まあいいや…それよりオッサン!あんたこういう事よくやってんのか?
女の子を襲って抵抗されたら『口封じ』なんて事を…」

「私にはそれなりの社会的地位って物があるんだ、口封じと言っても『殺し』なんて
荒っぽい事はしたこと無いよ。ただ今回ばかりは仕方ない!君たちが私の障害となるの
なら『始末』するしかないなァ!」
「まあこの事をすべて忘れるなら見逃してやってもいいがね…」

「…イヤだね!こんなチャンス滅多にあるもんじゃない」

「チャンス?言っている意味がよく分からんが…?私に立て付くという解釈でいい
のかな?」

チャンス?美貴にも分かんない…どういう意味だろ?

「ああ、早くかかって来いよ」
西川さんの目つきが変わった…!

「なら仕方ない!!!」

ドンッ!!!

オヤジが地面を蹴った!
速い!!一瞬にして西川さんの目の前まで接近している!
「死ねッ!!!」

635 :610:2006/01/14(土) 02:54:25.96 0

メッギャアアアアアアッ!!!!

オヤジのハンマーのような拳が西川さんの顔面を直撃した!
「西川さんッ!!!」
美貴は思わず叫ぶ。
何まともに食らってんだ西川さんッ!!あんたスタンド使いじゃないのかよッ!?

「ふっふっふ…!!その細い体じゃあ即死かな?」
オヤジが余裕の笑みを浮かべる。
嘘だろ!?ホントにやられちまったのか!?

「へへ…」

いやッ…!この人やられてないぞッ!!

「何ィ〜ッ!?」
オヤジの笑みが消える。
この人無事だ!オヤジの拳をギリギリの所で受け止めている!
しかも生身の片手でッ…!!

636 :610:2006/01/14(土) 02:55:50.40 0

ジュアアアアアアアッ・・・!!!

「ムゥッ!?」
何だ!?西川さんが受け止めているオヤジの拳、それを包んでいる『土』がどんどん
乾いたような色になっていく!

「『ヒート・キャパシティ』…!!」

ボッゴオォォォォオオオン!!!

そしてオヤジの腕の鎧はバラバラに砕け散った!!
何が起こったんだ!?

「今度はこっちの番だな…うおおおおおおッ!!!」

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!
「ぬああああああああッ!!!??」

西川さんの嵐のような拳や蹴りがオヤジに襲い掛かる!
すごいラッシュだ!美貴のブギトレ並だぞこの速さはッ!!
そしてその攻撃がヒットするたびに土の鎧は砕け、辺りに飛び散っていく。
どういうことだ!?ブギトレの攻撃は全てあの鎧に防がれちまったってのに!
土の鎧に衝撃を吸収されて全然効かなかったんだぞ!?

637 :610:2006/01/14(土) 02:57:37.04 0

「これはッ…!?あ、『熱い』ッ!!」
オヤジが呻く。
熱い…?

「くらえッ!!!」

ドッゴオオオオオオオオン!!!!

西川さんの蹴りがオヤジの顔面に炸裂し、頭部を覆っていた土の鎧が砕け散る!!
オヤジはガクリと膝を付いた。

「悪いねオッサン!昔『ロック』をやってたせいか戦いになるとつい熱くなっちまうんだ」

「貴様ッ…その能力…『熱』か!!体温を上昇させているのか!?」

「おッ!良く分かったな!そう…今の俺の体温は500℃位かな?
熱を一点に集中させれば1500℃くらいは出るけどね」

「な、何ッ!?」

オヤジと一緒に美貴も驚く。
体温が500℃!?西川さんの能力は自分の体温を上げる能力だったんだ…!!
そうか!その熱で土の『水分』を蒸発させたんだ!
だからオヤジの土の鎧は弾力を失って脆くなったのか!

638 :610:2006/01/14(土) 03:04:22.40 0
ここまで!
二人のスタンド名ですが西川君は単純に持ち歌から
野田社長はなんとなく石頭っぽいからつけましたw
あと西川君の能力はもうちょっと奥が深いです…うふふ

639 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 03:30:50.21 0
うm乙ッ!
だがもう遅いので明日読む!

640 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 04:37:32.62 O
保全出来る時間は0.5秒って処か
フゥッ、ヤレヤレダゼ

641 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 05:38:25.96 0
>>625
突っ込みdwww
西川君カッケー!騎士ストーリー良いですね
頑張って下さい!

642 :なんみん:2006/01/14(土) 05:40:33.76 0
みなさんウルトラマン詳しいっすねー!!ビデオとかで見るんですか?
表現描写に関しては色々デリケートな面もありますね…なんみんも痛感しました

>>915さん乙です!!
「天然」ってそういう意味だったんですね…てっきりボケの方かとww
妙にリアリティーがあるのですがコレって事実を元にしてるんですか?
今回普通に「ほ〜なるほどなあ〜」って感心しながら読んでしまいました!!
>>前スレさん修正dです!!
これでみなさんに少しは読み易くなったと感じてもらえれば嬉しいです
>>609さんdです!!
的確な表現ありがとうございまっす!!この修正はなんみんにとって必要な事だったんです
>>610さん乙です!!
貴教!貴教!僕のレボリューション!!
西川クンつおいじゃないですか!!体温上昇スゲー!!
こういう科学っぽい(変な表現w)スタンドって色々応用利きますよね…うふふにwktk

ではではなんみんナシよノシ

643 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 07:05:14.47 0
>>915さん
乙です!!
後藤は天然のスタンド使いかぁ〜
そして市井がクルー!!!懐かしいなぁ、厨房の頃は友達みんな市井好きでした
次回待ってます!!!
>>前スレさん
う〜、浮浪でもいいんですけど、ジョジョだと「乞食」か「ルンペン」なんすよね 汗
まぁでもそこんとこはやっぱオナニーとはいえちゃんとしたいんで、修正お願いしまっすorz
次のオナ待ってます!!
>>610さん
体温上昇のスタンド!!髪のセットもこれを利用してたんすね!!!
タカノリかっけ〜!!というか、それっぽくてイイ!!っすね!!!
>>627の件、いまオナりながら感想書いてるんですが、どうもノリで書き始めたとこが
あるんで元ネタとは違う方向に行ってしまいそうな勢い…
ただ、この話を元ネタにして一つの「課題」を達成する予定なんで、まったく同じ話には
ならないまでも、まったく違う話にもならないかも…今はまだ自分でもわからないっす 汗
って、けっこうウルトラマン知ってる人いるんすねw
>>なんみんさん
俺の場合はまだ弟が小さいんで、ちょくちょく帰ってきたウルトラマンやAを借りてくるんですよ
自分はタロウとレオしか知らなかったんで、たまに子供にゃわからんだろって話を見るとビックリしますw

長文失礼しましたッ!!
ちょっと今オナスピードが落ちてるんで、もうちょっとしてから発射します!!

644 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 07:57:13.64 0
ペットショップであったなポルナレフが乞食に間違われるヤツ
本家で普通に使われてるのにここでダメって事は無いでしょう

645 :915:2006/01/14(土) 08:43:45.17 0
おはよ〜ございます。
>>631
僕もごっちんのスタンド解説ついていてもらえるとありがたいですw

>>642
そんなリアリティありますか?
今回はかなり僕の苦手な「あっち」方面の話の要素を入れたので
かなり想像だらけですが、そう言っていただけるとうれしいです

あと言い出しっぺで申し訳ありませんが、
むしろ言葉狩りは嫌いな方ですし、乞食って言葉も
流れの中で必要なら使っても良いと思いますよ。
ただ、いやがる人もいれば、それこそウルトラセブンの13話みたいに
不必要なツッコミを受ける原因にもなりかねないから
注意だけはしておかなきゃって事です。
言葉をいくら換えても使い方に悪意とか差別意識とかあったら一緒ですしねw

ちなみに荒木神も自主規制用語にはかなり頭を悩ませてるみたいで。
http://atmarkjojo.org/archives/2005/2005-04-17-000794.html
って話もありますね。
しかしド低能→クサレ脳ミソもなあ・・・・・・・・・w

646 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 09:50:15.55 0
>>610氏乙っ!
その曲がきたかーっ!って感じです!!
彼の曲は何気にスタンド能力にしやすそうなのが多いっすよね

>あと西川君の能力はもうちょっと奥が深いです…うふふ

ま、まさかHO(ry とかWH(ry とかig(ry

647 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 10:55:20.72 0
保全疾走

648 :i220-108-131-226.s02.a013.ap.plala.or.jp:2006/01/14(土) 12:08:59.51 0
保全

649 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 12:36:53.20 0
ho-----------!


650 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 13:27:07.98 0
保全疾走

651 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 14:51:18.09 0
保全疾走

652 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 14:55:15.01 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!

653 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 15:26:14.52 0
保全ッ!つか線路多すぎ。

654 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 16:22:16.04 0
保全疾走

655 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 16:38:07.68 0
ま、表現スレの通過点かな…
困った時は本家ジョジョを基準にすれば良いさ

656 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 17:31:59.86 0
『岸辺露伴は動かない』では浮浪者だったよな?

657 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 17:59:07.30 0
>>631
>>915さん
そういえば、出してませんでしたね!!
射精したら出しますね!!

ド低脳も差別用語になってしまうのか…そのあとのナランチャのセリフも
妙に説教くさいし、あのシーンが好きな自分としてはなんだかなぁ…汗

とりあえず出しますね!!!


658 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:00:17.45 0

次の日。
学校が終わったあと、小春は友達とランドセルを背負ったまま町に出たんだ。
町って言っても、小春の済んでる村から歩いて大した距離ではないので、
大きなデパートとかはないけれど、それでも十分小春にとっては都会だった。
ホントは寄り道ってダメなんだけど、バレなきゃ大丈夫なんだよ。


「小春ちゃん、元気かい?」
「小春ちゃん、今日も可愛いねぇ」
「小春ちゃん、たまにはうちにもおつかいに来てくれよ」
「小春ちゃん」
「小春ちゃん」


町のみんなが声をかけてくれる。
肉屋のおじちゃん、八百屋のおじちゃん、駄菓子屋のおじちゃん、
パン屋のおばちゃん…みんな暖かい人たちで大好き。
お母さんがいうには、みんな古き良き時代の人間だから、小春の顔立ちが好きなんだって。
今日は駄菓子屋で駄菓子をいっぱい買ったんだ。
帰るとき、駄菓子屋のおじちゃんが『どんぐりガム』を一つサービスしてくれた。


659 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:01:34.32 0

友達みんなと、歩いて村に帰っている時だ。
小春は、昨日の河原のあたりまできて、昨日出会った男の子のことを思い出した。
今日も、穴を掘っているのかな?

「ねぇみんな知ってる?」
「なぁに?」
「この河原ってさぁ、誰もいないのにザクザク穴があいていくんだって」
「あ、その話わたしも知ってる!!あそこのオンボロ小屋に住んでるおじさんが
超能力でやってるんでしょ?」
「そうそう!しかも邪魔すると超能力で攻撃してくるんだって!!昨日も中学生の人が
痛い目に合わされたって話だよ」

友達が話しているのを聞いて、なんだか不思議に思った。
昨日出会った…そう、良太くんの話をしているんだろうけど、なぜかあの子のことを
友達は知らない様子だ。
小春からしてみれば、おじさんの方が誰?って感じ。
そして、問題の河原まで来たときなんだけど…


ザクッ…ザクッ…


「あッ!!」

友達の一人が声をあげた。河原を見て驚いたみたい。
そこには、向こうの方で良太くんが一生懸命地面をスコップで掘っていたんだ。
昨日同じ格好…今日、学校行ってないのかな?

660 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:03:29.94 0

「やっぱりあそこに住んでるおじさんが超能力者ってのは本当だったんだ!!」
「地面が独りでに掘り返されているよ!!」

この子たち、何を言ってるんだろう?
小春には友達が驚いている意味がわからない。

「ねぇねぇ、二人ともどうしてそんなにびっくりしてるの?」
「小春ちゃん怖くないの!?誰もいないのに穴が掘られていくんだよ!!?」
「誰もいない…って?」

何を言ってるのだろう…あそこに良太くんがいるよ?
スコップを持った良太くんが、目的は知らないけど穴を掘っているんだよ?

「もしかして、二人の位置からだと何かが死角になってて見えないのかな?」
「「えッ?」」
「ちょっと待ってね、今呼んであげるから!!」
「小春ちゃん…何を言ってるの?」


「昨日友達になったんだ〜!!おーい!!!良太く〜ん!!!!小春だよーッ!!!!
昨日友達になった小春だよーッッ!!!!!」


シーン…


良太くんは何も返事してくれない。
昨日も思ったけど、あの子ってどこか大人ぶってるよね。
小春よりも年下(たぶん)っぽく見えるのに、やっぱ面白い子だなぁ。

661 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:05:05.96 0

「あー、小春のことシカトしてる〜。なんかあの子、昨日もあんな感じでね、それで…」
「小春ちゃん、どうしてそういうことするの?」
「え?」
「わたしのお母さんは言ってたよ。あそこに住み着いてる浮浪者のおじさんには
関わるなって。なのにどうしてあの小屋に聞こえるような大きな声だすの?」
「あの小屋…?違うよ!小春はあそこにいる良太くんを呼んだだけだよ!!」

小春は穴を掘っている良太くんを指差して言った。
けど、友達の小春を見る目がなんだか変だ。
なんだかソワソワしてきた。

「りょうたくん?誰それ。小春ちゃん何言ってんの?」
「だからあそこで穴掘ってる男の子がいるじゃん!!」
「は…?小春ちゃん、いったい何なの?」
「…小春ちゃんは昔も七人の小人がどうとかウソついたからな。それもしつこく。
どうしてそんなワケのわかんないウソつきたくなるのか知らないけど」
「そ、それはウソじゃないよ!!でも…」

ビスケッツのみんなは小春にしか見えないみたいなんだ。
そんなんで、どうやって二人を説得すればいいんだろう…
でも、お母さんやお姉ちゃんにも見えていないんだ。
小春の『ミラクル・ビスケッツ』は、小春以外の人には見ることができないんだ!!

662 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:05:45.57 0

「でも、なんなの!?小春ちゃん答えてよ!!!」
「もういいよ。嘘つきの小春ちゃんなんかほっといて行こ!!」

友達は、小春を置いて走って行ってしまった。
どうして…どうして、小春以外の人には見えないんだろぅ…

「うぅ〜…」

でも、ちょっと気になったことがあったんだ。
いま河原に下りようとして数歩進んだんだけどね、友達のいた位置からでもしっかりと
良太くんは見えたんだ。
どうしてあの二人、良太くんに気付かなかったんだろう。
独りで地面が掘り返されたりするわけないのになぁ…
なんだか淋しくなってきた小春は、良太くんとお話がしたくなった。

663 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:06:48.67 0

「おぅい、良太くん。小春だよーッ!!」
「うるさいなー、こんな近くで大声出すなよ。なんでまた来たんだよ」
「遊ぼうよ〜」
「ヘラヘラしちゃって…仕事中なんだ、帰ってよ」
「やら!!!」
「な、なんだオメーッ!?」


小春の駄々に、良太くんは呆れているみたいだ。
でも、小春だってそこまで子供じゃない。少なくとも、良太くんよりは
年上のハズなんだ。
小春はランドセルを地面に置くと、中からさっき買った駄菓子のつまった袋を
取り出す。合計で二百円分くらいかなぁ?

「なんだよコレ」
「駄菓子!!!」
「見ればわかるけど」
「これ一個あげるから、どうして穴掘ってるのか教えて?」

こういうのを、取引きっていうんだって。
この前テレビで見て勉強したんだよ。
小春が差し出した小さなスナック菓子の袋を見て、良太くんは目を丸くした。

664 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:07:40.99 0

「ほ、本当にこれ…僕にくれるの?」
「うん、でもそのかわりになんで穴を…」


「やったああああああああああ!!!じっちゃあああああああああああん!!!!!」


良太くんは歓喜の声をあげると、持っていたスコップを投げ出して小春の手から
スナック菓子の袋を引っ手繰り、向こうにある廃屋の方へと走っていった。
ちょっ!!話が違うじゃん!!!

「待ってよ!!なんで穴掘ってるのか教えてからにしてよーッ!!!!」

小春はランドセルを背負うと、大急ぎで良太くんを追う。
良太くんが放り投げたスコップがどこにも落ちてないような気がするけど、
大して気にしなかった。

665 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:09:46.38 0

廃屋の中に入っていった良太くんを追って、小春も廃屋の中に足を踏み入れる。
うわぁ、すごく埃くさいなぁ。
中には電気なんてもちろんなくて、昼間だっていうのに真っ暗だ。
そういえば、良太くんはどこで暮らしているんだろう。
足元に、焼けて墨になった木の破片がいくつも落ちているけど…
まさか…ここじゃあないよね?

「じっちゃん!!食べ物が手に入ったよ!!!これ食べて元気だしてよ!!!」

良太くんの嬉々とした声が建物に響いて聞こえてきた。
あ、あそこにいるぞ…

「良太くん?」

顔を覗かせて見たその先には、スナック菓子の袋を開けようとしている良太くんと、
横になって小汚い布を身体にかけている一人のおじいさんがいた。

「あッ!!小春、なんで勝手に入ってきたんだ!!!出て行けよバカ!!!!」

良太くんが側に落ちていた棒をつかんで小春を威嚇した。
お、恩知らずだなぁ〜ッ!その駄菓子あげたの小春なのに!!
ちょっと腹が立った小春は、黙って良太くんを睨む。

「出てけよ小春!!!」


666 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:11:00.97 0

「やめなさい!!!」

一喝したのは、横になっていたおじいちゃんだった。
声がガラガラで、すごく元気がなさそう。
でも、その声には威厳というか、長年生きた人生の先輩みたいなオーラを感じた。
良太くんはビクッとして、棒を手から離す。
こ、小春もちょっとびっくりしちゃったよ〜ッ!!

「じっちゃん、どうして止めるんだよ!!」

良太くんの質問には答えず、おじいちゃんは小春をジッと見つめて言った。

「お、お嬢ちゃん…お嬢ちゃんには…その…この子が見えるのかね?」
「え…?」

この子…?
この子って、良太くんのことを言ってるのかな?
小春はおじいちゃんと良太くんを交互に見て、コクリと頷いた。
質問の意味はわからなかったけど、何かを頭ではなく…そう、心で感じ取ったんだ。

「そうか…良太、ちょっと奥へ行ってなさい」
「え?どうしてだよ」
「おじちゃんは、お嬢ちゃんと話をしなければならないんだ」

667 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:11:54.44 0

は、話?小春と!?
な…なんか怒られるのかな…
勝手にこの中に入ってきちゃったこととか…ど、どうしよう!!
良太くんはおじいさんの横になっているところから、さらに奥へと、
無言で進んでいった。

「こっちへ来てください…」
「は、はい」

横になったままのおじいちゃんに手招きされて、小春はゆっくりと側に歩み寄った。

「あ、あの…」
「小春ちゃん…と言ったね。きみは表の穴がなんのために掘られているのか…
気になっているんだろう?」
「えッ?どうしてそれを…?」
「私と良太はそうなんだよ…良太はね、死んだ母親の骨を捜しているんだ」


668 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:14:06.99 0

おじさんの話によると、あの一帯に空襲で犠牲になってしまった母親の遺骨が
埋まっているらしいんだ。
母親って言っても、良太くんのではなくておじさんの母親なんだって。
小春にはすごく難しい話だったんだけど、なんでもおじさんは空襲のあった
その日に、お母さんにひどいことを言って家を飛び出したんだそうなんだ。
その直後に鳴り響いた空襲警報…おじさんは家を飛び出していたけど、運良く
近くの家の防空壕にいれてもらうことができたんだって。
けど、おじさんのお母さんは…いなくなったおじさんを捜して逃げ遅れ、炎の雨に
包まれてしまったそうだ。おじさんは母親が死んだことを、友達のお母さんから
聞かされたらしいよ。
現在、おじさんは何とかっていう喉の病気を患っていて、もう先が長くないと
自分でわかっているそうなんだ。
病院に行けばいいじゃないか…そう思うかもしれないけれど、世の中、そこまで
優しくないんだよって、おじさんは言ってた。
それで、せめて死ぬなら故郷の、母親が眠っている場所で死にたいと思ったおじさんは、
遠くの国から歩いてはるばるここに辿り着いたみたいなんだけど…


669 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:15:01.98 0

「うん十年という月日で、こんなにも町が変わってしまうなんて…私は思って
いなかった…」

そう、おじさんの住んでいた土地は、なにもない河原になっていてしまったんだ。
残っているのは、窓もないこのボロボロの廃屋のみ。
でも、ここら一帯がおじさんの家があった場所で間違いはないらしい。
きっとここに、おじさんのお母さんが眠っている…そう思って、おじさんは河原を
掘り返そうとしたんだけど、喉の病気が災いして、次第に身体は動かなくなって
しまったんだ。
そんなある日。おじさんの前に突然姿を現したのが…良太くんなんだって。

「良太に理由を話すと、彼はなにも言わずにスコップで河原を掘り始めたんだ。
そんなことはしなくていいから、家に帰りなさいと何度も言った。だが、良太は
私と住むと言い出して…そして私は気がついたんだ」

小春は黙って話を聞いていた。

「あの子は…きっと私自身に違いない」

670 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:16:52.85 0

「ぎゃああああああああああああああああああああああああああッ!!!!」


外から聞こえる突然の絶叫。
男の子の声だ…いったいなんだろう。
なんだか怖くなってきたよ。


「淳司!!しっかりしろ!!淳司ーッ!!!」
「は、早く病院に連れていかねーとッ!!!」
「あ、あ…くそ!!ふざけんなよあの化け物じじぃ!!!!」


外から昨日の中学生の罵声が聞こえる。
一体なにがあったんだろうな…

「良太は…若い頃の私にそっくりなんだ。何か腹立たしいと思うことがあると
すぐに手を出してね。友達を大怪我させてしまったこともあった」

それが、良太くんを自分自身だと思える所以なのかな…?

「じっちゃん!!昨日の奴ら追っ払ってきたよ!!!いい加減しつこいからガツンと
やってやったんだ!!あれ、なんだ小春。まだいたのかよ」
「良太!」
「…ちぇッ」
「まったく…本当に私そっくりだよ。気になった女の子に嫌味ばっかり言いたくなる
その性格は」


671 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:18:16.57 0

ザクッ…ザクッ…


「おい、小春」
「良太くん、なに?」
「なに?じゃあねぇーよ。なんできみがスコップ持って穴掘ってんだよ」

小春は廃屋の中にあった錆びついたスコップを借りて、河原を掘り返していた。
おじさんの話を聞いたら、なんだか放っておけなくなっちゃったんだ。

「ここら一帯に、おじさんのお母さんの骨が埋まっているんでしょ?」
「そうだけど」
「だったら、二人でやった方が早いよ」

そう言うと良太くんが小春を見つめてきた。
すごく何か言いたそうに見える。

「どうしたの?」
「あ、あり、ありありありあありあり…アリーヴェデルチじゃなくって」
「ありーべでるち?」
「うっ、うっせーな!!ほっといてくれ!!!」

な、なんで怒鳴られなきゃいけないんだよ〜!!
良太くんは、小春に背を向けて地面を掘り始めた。


672 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:19:40.65 0

ザクッ…ザクッ…


それにしても、ずいぶん掘ったなぁ。
あまりこういうことは考えたくないけれど、もしおじさんに『その時』が来たら、
良太くんはどうするつもりなんだろう。

「ねぇねぇ」
「なんだよ」
「おじさんが…」

そう言いかけて、小春はやっぱり訊くのをやめた。
さっきの廃屋で見た二人のやりとりを思い出したら、そんな現実的なことは
訊けなくなったんだ。
本当の親子みたいだったな…二人の間に、奇妙な愛情が見えたよ。

「おじさんがなんだよ、小春」
「へ?あ、いや、やっぱなんでもない!!」
「変なヤツだなぁ…じっちゃんってさ、すごいんだよ。じっちゃんが僕ぐらいの時、
近所の、しかも年上のガキ大将に絡まれたけど、返り討ちにしてやったんだって!!
じっちゃんのお父さんが柔道の先生でさー!!」

おじさんの話をすると、良太くんは楽しそうに話をしてくれた。
よっぽどおじさんのことが好きなんだろうなぁ。

673 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:21:52.97 0

「小春は将来、何になりたいの?」
「え、いきなりだね」
「いいから教えろよ」
「う〜んバレーの選手も捨てがたいけど…やっぱり小春は『大スター』になりたいな!!」

そう言いながら、小春ははにかんだ。
人に夢を話すことって、けっこう勇気いるもんなんだなぁ〜。

「大…スター?」
「そうだよッ!!シャイ娘。みたいな!!!」
「しゃいむす?」
「あれ、もしかして知らない?最近人気出てきてるんだよ、歌手のグループでさぁ」
「まぁ、つまり歌手ってことか」
「そんな感じ…かな?」

やっぱり、男の子はまだあまり歌手とか芸能人に興味ないのかな?
女の子があまりファミコンやらないのと同じようなものなのかなぁ…?

「良太くんは何になりたいの?」
「僕?僕はね、えへへ…」
「なぁに?」
「…宇宙飛行士!!」

良太くんは笑顔でそう言った。
なんだか、初めてこの子の素の表情を見たような気がする。

674 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:22:59.16 0

「宇宙飛行士!?へぇ、かっこいいねー!!!」
「だろ?でも、僕はただの宇宙飛行士にはならないんだ。誰よりもすごい宇宙飛行士に
なるのさ!!そんじょそこらの宇宙飛行士とはワケが違うんだよ!!僕はすごい宇宙
飛行士になって、星になったお母さんに会いに行くんだ!!」

星になったお母さん…?
それって…

「良太くん、お母さんいないの?」
「…いるよ!!今はいないけど、お母さんは星になっただけなんだ!!宇宙飛行士には
なりたいけど、お母さんの骨を捜すことができれば…それだけでも星になったお母さんに
会えるような気がするのさ」

そうか…良太くんはお母さんに会うために宇宙飛行士になるつもりなんだな。
叶うといいなぁ…小春はすごい素敵な夢だと思う!!

「小春は歌手…じゃなくて、えぇっと…大スターだっけ?」
「うん」
「そうそれ、小春も大スターになるのなら、誰よりもすごい大スターになれよ!!
そんじょそこらの大スターとは違う、誰も敵わないような大スターにさ!!!」


675 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:24:16.51 0

誰も敵わないような大スター…
ミラクルな大スター…
そうだ…小春は…大スターになるんだ!!
誰も敵わないような…そんじょそこらの大スターとはワケが違う…
『ミラクルな大スター』になるぞッ!!!!

「うん!!小春頑張る!!!良太くんも、すごい宇宙飛行士に絶対なるんだよ!!!」
「ああ、もちろんさ!!!」
「約束だよ!!!!」

小春は地面を掘り返す腕を止めて、小指を突きたてた右手を良太くんに差し出す。
指切りをするんだ!!
お互いが絶対夢を叶えるために、誓いの指切りをするんだ!!!
その意図が通じたのか、良太くんが小春の小指に指を絡めてきた。
良太くんの夢が絶対敵いますように!!!


「「ゆーびきーりげーんまんウソつーいたら針千本のーます〜指きっ…」」


676 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:26:02.43 0

ワー…ワー…


指を切る直前で、なんだか向こうが騒がしいことに気付き、小春と良太くんは
お互い指を切る直前で止まった。
なんだか大勢の人が騒いでるような…
振り返って見てみると、その大群に小春はとっても驚いた。

「ま、町のみんな…どうしたんだろう?」

昨日の不良の中学生二人や、肉屋のおじちゃん、八百屋のおじちゃん、駄菓子屋の
おじちゃん、パン屋のおばちゃん、そしてお巡りさん…大勢の大人が、こちらに向かってくる。
その活気は異様で、みんな手に何かを持っていた。
あれは…竹やり?

「くそ〜…みんなじっちゃんを悪者扱いしやがって…ッ!!!!」
「あッ!!良太くん!!!」
「じっちゃんを逃がすんだ…じっちゃんを助けなきゃ!!」

まだ…指切りは終わってないよ!!
悔しそうな顔を浮かべながら、良太くんは廃屋の方へと駆けていく。
もしかして…町のみんなは廃屋に向かってるの!?
あんな危ないものを持って!!?

677 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:27:01.45 0

「だ、駄菓子屋のおじちゃん…みんな!!!」
「小春ちゃん!!こんなところにいちゃいけない!!!すぐ帰りなさい!!!」
「みんな…みんなどこへ…何をするつもりなの!?」

「先ほど、あそこに潜伏している老人が中学生の少年を傷つけたのだ!
少年は意識不明の重体だ!!」

駄菓子屋のおじちゃんの代わりに、交番のお巡りさんが答える。
で、でも何かおかしいぞ…
だって…あのおじさんは動けないんだよ!?
…ッ!!そういえば…


『じっちゃん!!昨日の奴ら追っ払ってきたよ!!!いい加減しつこいからガツンと
やってやったんだ!!』


良太くんが…まさか!!!


678 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:28:44.23 0

「金山良太!!そこにいるのはわかっているんだ!!!大人しく出てきなさい!!!」

お巡りさんが、メガホンを使って叫ぶ。
だけど言い終わるより早く、おじさんは廃屋の中から出てきたんだ。
木の棒を杖代わりにして、立つのもやっとなのかな…かわいそう。
そういえば、中に入っていった良太くんの姿が見えない。
…ん?良太?
さっきあのお巡りさん、おじさんのことなんて呼んでたっけ?

「お前はなんの罪もない村の中学生の少年を傷つけた!!身柄を拘束させてもらう!!」

「ちょっと待って!!!!」

小春が叫ぶと、町のみんなが振り向いた。
どうしてこの子が…というような、そんな何ともいえない視線を一斉に受けて、
小春はおじさんの前に立つ。

「小春ちゃん…?」
「おじさんを虐めるのはやめてよ!!おじさんは何もしてないよ!!!さっきだって、
小春とお話してたんだから!!おじさんはお母さんを捜してるだけなんだ!!!」

大声で叫びながら、小春は思う。
とても…とても町のみんなが…大人が怖いよ!!
あんなに優しかった駄菓子屋のおじちゃんまで、すごい目つきで竹やりを握っている。
なんで?さっき小春に十円ガムおまけしてくれたような優しいおじちゃんは
一体どこにいっちゃったの!!?

679 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:30:22.71 0

「何を言ってるんだ!?そのじーさんは超能力を使うんだぞ!!」
「小春ちゃん、そこをどきなさい!!!」
「そのじーさんを何とかしなければ、町も村もどうなってしまうかわからないんだぞ!?」
「そこをどくんだ!!小春ちゃん!!!」
「町の、村のため…!!正義のためだ!!!」


町のみんなが一斉に詰め寄ってくる!!
何もしてない、何もできないおじさんを、力でねじ伏せるつもりなの!?

「お嬢ちゃん…おじさんのことは放っておいて、早く帰りなさい…」
「い、いやだ!!おじさんは…お母さんに会わなきゃダメ!!!」


「小春ちゃん!!どけッ!!!」
バッシィィィィン!!!


…え?
いま小春引っ叩かれたの?
町の…町のおじちゃんに…八百屋のおじちゃんに!?

ドシャアッ

湿った砂利の上に小春は倒れこむ。
そんな小春を起こしてくれる人はいなくて、まるで気付いていないようだ。
その証拠に、何人もの大人が小春の身体を踏んづけて、蹴飛ばしていった。
蟻んこのように…

680 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:32:02.23 0

「い、痛い…」

人の流れる波が収まると、そこからさらに惨劇が始まる。
町のみんなが、おじさんに群がって殴ったり蹴ったりしているんだ。
おじさんは病気なんだ…あんなことされたら…死んじゃう!!
みんな、みんなおかしいよ!!
どうしてそんなひどいことができるの!?
狂ってる…正義もなにもない…ただの暴徒じゃないのか!!

「み、みんなやめて…おじさん…」


「うわあああああああああ!!!淳司の痛みを思い知れ!!!!」

大人の叫びが聞こえた。
その瞬間、あれだけ騒いでいた大人たちが熱でも冷めたかのように静かになり、
後ずさりを始める。
次第におじさんの周りの密度に隙間が出来始めた。
その大人と大人の隙間から見えた光景は…

胸に竹やりを一本立てて、仰向けになっているおじさんだった。

「私は…僕は…お母さん…」


681 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:35:34.36 0

小春は…私は考える。
世の中に、こんなひどい事があるなんて知らなかった。
どうして…どうしてこんなことになったんだろうか?
町の大人たちは、どこで何を踏み誤ったのだろうか?

…人間は、美しい花を育てる『手』を持ちながら、その『手』に刃を握ったとき、
どんな残虐極まりない行動をとることができるのか。

広く物事を見れない大人は、精神的に追い詰められると、何もかも忘れて
排除を行うんだ。
よく…よくわかった。
大人というものがどういうものなのか、私は頭でなく心で理解した!!


「うわあああああ!!!」


突如、町の大人の一人が絶叫する。
彼は…やはり逃げてはいなかったのだ。


『じっちゃん…じっちゃん!!おまえらぁ…どうしてじっちゃんを殺したぁーッ!!』


682 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:37:37.58 0

良太くんは、手に持ったスコップで町の大人たちを容赦なく殴りつけていく。

ドグシャ!!バキ!!ゴシャアアアアア!!!!

「ひ、ひぃ…ッ!!」
「助けてくれぇー!!!!」
「やっぱり…やっぱりあのじーさんは超能力を使う化け物なんだ…!!」
「俺たちに殺されて…怒っているんだ!!!」


グシャアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!

「うげええええええええええええええええええええッ!!!!!!!!!!!」


駄菓子屋のおじいさんの苦しそうな声があたりに響いた。
超能力、超能力と騒いでいるが…大人たちには良太くんが見えていないのか?
…まぁ、いいか。
あれは当然の報いではないだろうか?
良太くんのあの暴れっぷり…まるでおじさんの怒りが乗り移ったみたいだ…

地面に手をついたまま、私は遠目からその光景を見つめる。
たくさんの大人が、地面に倒れている。
意識のあるものは、唸り声をあげて痛みに苦しんでいた。
…地獄絵図だな。

『みんな…みんなぶっ殺してやる!!!』

良太くんの敵討ちは尚も続く…


683 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:40:20.55 0

ザッ…ザッ…


誰かが私にゆっくり近付いてくる。
誰だ?町の大人ではないようだが…
その女性は、お姫様のような白い衣に身を包み、大きな花束を抱えていた。
美しい人…でもどこか儚げで、すぐに壊れてしまいそうな…そんな印象を受けた。
その女性が、私の前で口を開く。

「小春ちゃん、このままではあなたの大好きな町のみんなが皆殺しにされてしまうの」

私は彼女を見上げた。
抱えた花束が邪魔で、顔はよく見えない。

「小春ちゃん、わからないの?みんながいなくなってしまうの」

私は…

「あなたがやらないと…やる人がいないの」

…私は無言で立ち上がると、スコップを振り回して大暴れしている良太くんに
向かって行った。
いま、私に残されてる道は…私がしなければならないことは…


684 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 18:55:38.18 0

スタンド名:ゴシップ・セクシーGUY
本体:後藤真希

破壊力:C (神砂嵐のみA)
スピード: A
射程距離:E(2m)
持続力:D
精密動作性:B
成長性:未知数


能力…風を自由に操るスタンド。
    その力は、風を集めて強風を作り出すゴシップ・ハリケーン(風の噂)、
    風を一箇所に固めて地雷のように設置するゴシップ・シード(噂の種)、
    そして、ある書物からヒントを得て体得した<風の流法『神砂嵐』>がある。
    だが、風を操るということはそれだけではないのだ。

685 :◆I7CTouCqyo :2006/01/14(土) 19:02:08.29 0
遅ればせながら後藤のスタンド解説っす!!

ってかこの小春トラマンの話ちょっとミスったなぁ…ノリで書き出したのはいいものの
ジョジョっぽくならないだけじゃなくて、なんか妙に調子がでませんorz
ツッコミどこ大杉かも 汗
まぁでももうすぐ終わらせるんで許してくらはい!!実験作ということで(おぃw

ではでは!!ノシ


686 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 20:09:40.24 0
乙ッ!
何だ?どうなるんだ?

687 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 20:17:11.70 0
乙!

688 :610:2006/01/14(土) 20:39:41.68 0
うわッ!>>633に致命的なミス発見!前スレさん修正お願いします!
本文7行目「学生風の〜いるのかよ…!」を消して13行目に貼り付けてください!

「私は学生風の男に『矢』で射抜かれてこの能力を身に付けた!お前たちも
そうなんだろう?」

学生風の男?誰だ?寺田先生以外にも『矢』を持ってる奴がいるのかよ…!

「美貴ちゃん…こいつの言ってる事分かる?」

↑こんな感じでお願いします!スマソ!


689 :915:2006/01/14(土) 20:48:04.56 O
今ワンダフル終わりました
なんか小説のせいで三好岡田を見る目が…orz

690 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 21:28:34.60 0
分かるw
脳を切り替えるんだ

691 :at-std19.nirai.ne.jp:2006/01/14(土) 22:43:33.73 0
良太くんって誰?

692 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 22:47:48.67 0
ジョジョと骨と言えば6部のあれ

693 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/14(土) 23:33:56.33 0
銀色の永遠  〜千年紀末に降る雪はP〜

12月23日 AM11:18
ぶどうヶ丘高校 校内

蟻の這い回る音が階段に鳴り続ける。

「へぇ〜そんなに蟻が居たとはネェ・・だけど私に・・この灼熱の怒りが有る限り無駄だ・・・・」
三好はニヤニヤと笑いながら伊達を見下ろす。

「解ったクチを聞いてんじゃねーゾッ!ガキッ!」
伊達は上段に居る三好を睨みつける。
蟻は伊達の手に纏わり付くようにそして何かを模ろうとしていた。

「『覚悟』の問題だ・・・ガキッ!『倒される覚悟』をしておけッ!」
そう言うと伊達はスッと腰を落とし低い姿勢で標準を合わす。
「『覚悟』だぁ?はぁ?」
三好の眉間の血管が膨張して奔り、瞬時に陽炎が周囲を覆う。
「倒されるのは、イヤ殺される覚悟をするのはテメェダァァァァァッッツ!!!」
血管針が伊達に向かって飛び掛るッ!

694 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/14(土) 23:36:16.17 0
「・・ガキが・・・・蒼いな・・」
伊達は階段を駆け上がる。
   ズュドッ!
「ぐぉッ!」
血管針は伊達の身体に突き刺さる。
「ヒャハッ!B・I・N・G・Oォォォォオ!!!!!!!!」
三好の歓喜は長く続かなかった。
血管針は伊達の身体を貫通し高熱のヘドロは背後の階段を焼け爛れさせた。
「な・・・お前・・・バカかッッ!!!!」
畏怖する三好を余所に血管針で貫かれたまま伊達は階段を駆け上がる。
「だから『覚悟』の問題って言ったろ・・・あぁッッッ???」
伊達の気迫に三好が怯んだ。
「ガキ・・ビビッてんじゃねェゾ!ARRRRRRRRRRRIYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYッ!!!!」
一瞬を逃さず、突き出した伊達の手から漆黒の『蟻の槍』が生成される。
高速で出現した黒の一撃はシーズン・オブ・ディープデッドの鳩尾を穿ついた.



695 :前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/01/14(土) 23:46:09.05 0
今日はここで舞波!
ニストの皆さん乙でした!
明日明後日と東京に行ってきますので
まとめとかオナは出来ません。のでスレの保全をお願いします。

696 :名無し募集中。。。:2006/01/14(土) 23:52:03.23 0
しみハム巡回中!
    ≡≡≡(,;;ゝ-‐' ;;;) ヒハホ〜イ       
   ≡≡≡〜,:' =´・_・;= 
         "'"'゙''""'゙

697 :名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 00:24:30.75 O
乙ッ!

698 :名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 01:44:49.65 0
保全疾走

699 :名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 02:40:36.23 0
保全疾走

700 :名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 05:05:20.43 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!

701 :名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 05:06:25.51 O
三度の飯より保全が好き

702 :なんみん:2006/01/15(日) 06:11:20.25 O
>>1さん乙です!
いっぱい出ましたねー!
和やかな感じから随分と切ない感じに…小春ガンガッテー
元の話も結構完成された話のようですが知らないなんみんは純粋に楽しんでいきます!
>>前スレさん乙です!
伊達カコイイじゃないですか!男の意地か?あとアビーの応用もイイ!
子供の成長をみるようで楽しいですね

なんみんの『藤本編』ですが1さんの今の話とやや重なる部分があります
ネタがカブるって意味ではなくリンクとも違う…
なんだか不思議な気持ちがしまっす!
ではではなんみんまたナシよノシ

703 :名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 06:34:21.68 0
5部以降はなんか何が描いてあるのか分からない場面が多い

704 :名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 07:38:58.10 0
保全疾走

705 :名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 08:32:08.36 0
 _, ._ 
(・e・ )

706 :名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 09:25:21.60 0
保全疾走

707 :名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 10:29:33.77 0
保全疾走

708 :名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 10:29:40.43 0
テラワロス

709 :名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 12:19:32.76 0
保全疾走

710 :名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 13:15:16.59 0
最初に保全したものを尊敬する。

711 :名無し募集中。。。:2006/01/15(日) 14:38:49.19 0
保全疾走

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